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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.5.6 カーソル行/桁位置の設定

【提供インタフェース】

参考

COBOLアプリケーションでカーソル行/桁位置を設定するには、カーソル位置項目による設定で対応してください。

【機能説明】

  オペレータが入力を開始する行/桁位置を指定します。

[形式]

PSINT PSFUNCTION ps_set_caret_lc (
    PSFILE psfile,
    PSPLCPOINT pLcPoint);

[パラメタ]

psfile

:

オープン処理で獲得した表示ファイル識別子を指定します。

pLcPoint

:

カーソルの行/桁位置を設定した行/桁座標構造体へのポインタを指定します。

[使用例]

画面への入力を要求するときにカーソルを定義体の左上を基準にして10桁、10行目に表示させます。

PSFILE psfile;
SAMPLE samp;
PSLCPOINT LcPoint;
~
ps_set_formatsize(psfile, "SAMPLE",s_SAMPLE);
LcPoint.column = 10;
LcPoint.line = 10;
~ レコードデータ領域 samp へのデータ設定 ~
ps_write(psfile, PS_WRITE_NORMAL, "SCREEN", &samp, 0);
ps_set_caret_lc(psfile, &LcPoint);
ps_read(psfile, PS_READ_NOERASE, "SCREEN", 0);
~
[診断]

  正常終了時には0が返されます。エラー発生時には1または2が返されます。psfileの指定に誤りがある場合には2が、それ以外のエラーの場合には1が返されます。1が返された場合には通知コードの獲得通知コードを獲得してエラー原因を識別できます。

  処理中にオペレータがタスクリストからの終了を選択すると-1が返されます。その場合、利用者プログラムは必ず実行を終了してください。

注意事項