入力時のカーソルの位置の指定と入力後にカーソル位置を獲得することができます。カーソル位置を指定するには次の3つの方法があります。
画面定義体作成時にレコード定義で4桁の数字項目を無効項目として、2個作成します。これらの2つの項目がそれぞれカーソル位置行項目、カーソル位置桁項目となります。
利用者プログラムは、カーソル位置行項目に行を、カーソル位置桁項目に桁をそれぞれ指定します。値は論理画面上の左上座標を原点(1,1)とした行桁位置です。なお、行または桁に0、NULLおよび論理画面を超える位置を指定していた場合は、指定値は無効になります。
カーソル位置項目を作成すると、画面の入力時に必ずこの項目で指定した行桁位置にカーソルを設定します。利用者プログラムで、カーソル位置項目の指定を無効にしたい場合、項目へのカーソル設定の「カーソル位置項目の指定の抑止」を使用してください。
本機能はCOBOLでは利用できません。
カーソル行/桁位置の設定を使用して、カーソルの行および桁位置を指定します。
項目へのカーソル設定を使用してカーソルを設定する項目を指定します。
これらのカーソル位置の設定が重なった場合、カーソルの設定する優先順位は以下の順で決定します。
カーソル位置項目による指定
カーソル行桁位置設定関数の指定
項目へのカーソル設定
入力対象項目または、入力対象項目群の先頭項目