文字の配置には、以下の指定があり、データの前後の空白を除いたデータに対して行われます。
データ前の空白データは、「前空白データを削除しない」の指定により、以下のようになります。
オフ(前空白を削除する)の場合 … データ前の空白データは削除し、文字の配置を行います。
オン(前空白を削除しない)の場合 … データ前の空白データは削除しないで、文字の配置を行います。
ただし、「前空白データを削除しない」がオンの数字項目で符号が後ろにある編集パターンであり、'+'データの場合、後ろ空白(符号表示域)は削除の対象になりません。
数字項目は右揃え、日本語項目、英数字項目、混在項目は左揃えで、指定した文字ピッチで文字を配置します。
項目の中央に、指定した文字ピッチで文字を配置します。
指定した項目にすべての文字が収まらない場合に、文字サイズ、文字ピッチを縮小して文字を配置します。
圧縮後の文字の横幅が、文字サイズ3.0ポの横幅より小さくなる場合および300.0ポの横幅より大きくなる場合は、項目内に圧縮されないで出力される場合があります。
注意
フォントにデバイスフォントが指定されている場合、指定したサイズに縮小することができません。このためデバイスフォントは『MS 明朝』に置き換えられ出力されます。
注意
利用者プログラムの文字コードがUnicodeで、日本語項目に「文字配置」属性を指定しているが期待したとおりに出力されない場合
日本語項目にデータ設定後、項目長に満たない部分(データ後ろ)に全角空白を設定して出力している場合、出力データ生成時の内部コード変換処理で全角空白が半角文字とみなされ、データ後ろの空白が削除されず、データ後ろの空白も含めて文字配置が行われている可能性があります。
この場合は、プリンタ情報ファイルに以下のキーワードを記述してください。
UNICODEW 3000
上記の指定により、日本語項目内の全角空白は必ず全角文字としてみなされ、データ後ろの空白を削除したデータで「文字配置」の指定にしたがって、配置が行われます。UNICODEWキーワードの詳細については、プリンタ情報ファイルの UNICODEW(UNICODE全角文字指定) を参照してください。