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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.14 OCR-Bフォントの印刷

  OCR-Bフォントで印刷するには、画面帳票定義体の英数字項目の出力属性にOCR-Bフォントを指定するか、帳票定義体のOCR-B項目を使用します。なお、使用されるOCR-Bフォントは、本製品に添付されたOCR-Bフォント「OCR-B FJ 10cpi(TrueType)」です。

  本製品に添付されたOCR-Bフォント以外のOCR-Bフォントを使用する場合は、以降で説明する「注意」を参照してください。

  OCR-Bフォントで出力できる文字は、次のとおりです。

文字種

出力文字

数字

0123456789

英大文字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ

特殊文字

*+-=/.,:;"()<>#&\%

  OCR-Bフォントで印刷するには、本製品に添付されたOCR-Bフォントをシステムに設定する必要があります。

  なお、本製品添付のOCR-Bフォントをシステムに設定していない場合、「OCR-Bフォント for Windows」(別製品)に含まれる「OCR-B FJ」がインストールされていれば、「OCR-B FJ」フォントを使用して出力を行います。

本製品添付のOCR-Bフォントは以下の手順でシステムに設定します。
  1. コントロールパネルの「フォント」を選びます。

  2. 「ファイル」の「新しいフォントのインストール」を選びます。

  3. MeFtのインストールフォルダに格納されているOCR-Bフォント(FJOCRB10.TTF)"OCR-B FJ 10cpi(True Type)"を指定します。

  4. 「フォントの一覧」のリストボックス内の、「OCR-B FJ 10cpi(TrueType)」を選択し、「OK」のボタンをクリックします。このとき、フォントをシステムのフォルダにコピーします。

  OCR-Bフォント属性を指定した英数字項目は、パイカ指定、エリート指定にかかわらず、文字ピッチが10CPI、文字サイズが12ポで出力されます。

  OCR-Bフォントは用紙、リーダ、出力プリンタの解像度、および装置の状態で精度が変わるため、実際の運用を行う前に読み取りを確認してから使用してください。

注意

  「OCR-Bフォント for Windows」のOCR-Bフォントを使用した場合、本製品添付のOCR-Bフォントで出力した場合より、0.1mm程度下に印刷されます。

  本製品添付および「OCR-Bフォント for Windows」以外のOCR-Bフォントを使用する場合は、PowerFORMで作成した帳票定義体の英数字項目に対してOCR-Bフォントを指定してください。指定する文字サイズ、文字ピッチについては、使用するフォントの説明書を参照してください。OCR-Bフォントを指定する際は、読み取りを確認してから使用してください。
  なお、FORMで作成した画面帳票定義体では、本製品添付および「OCR-Bフォント for Windows」以外のOCR-Bフォントを使用できません。画面帳票定義体は、行桁基準の定義体であることから出力属性がOCR-Bフォント以外の項目だとフォントが加工され、読み取りできません。