ここでは、本製品で提供するサンプルプログラム-Sample07-について説明します。
Sample07では、環境変数の操作機能を使って、COBOLプログラム実行中に環境変数の値を変更するプログラムの例を示します。環境変数の操作機能の使い方は、“NetCOBOL ユーザーズガイド”の“環境変数の操作機能”を参照してください。
概要
商品コード、商品名および単価が格納されているマスタファイル(Sample02で作成した索引ファイル)中のデータを、商品コードの値によって2つのマスタファイルに分割します。分割方法および新規に作成する2つのマスタファイルのファイル名を以下に示します。
商品コードの値 | ファイル名 |
---|---|
先頭が"0" | マスタファイル名.a |
先頭が"0"以外 | マスタファイル名.b |
提供プログラム
Sample7.cob(COBOLソースプログラム)
Makefile(メイクファイル)
COBOL85.CBR(実行用の初期化ファイル)
注意
Syohinm.cbl(登録集原文)は、Sample02の提供ファイルを使用します。
使用しているCOBOLの機能
環境変数の操作機能
索引ファイル
ACCEPT文
CLOSE文
DISPLAY文
EXIT文
GO TO文
IF文
OPEN文
READ文
STRING文
WRITE文
プログラムを実行する前に
Sample02で作成されるマスタファイルを使用します。
“6.3 行順ファイルと索引ファイルの操作(Sample02)”を実行しておきます。