現在の監視機能の状態を確認する場合に使用します。
エージェントが導入されているサーバの場合
エージェントが導入されているサーバ上で、監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -view <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrl.exe -view <ENTER> |
状態確認を行うと、以下のように表示されます。
[Oracle_SID:SID] |
監視対象のORACLE_SIDが表示されます。
以下のいずれかが表示されます。
LogMonitor : アラートログ監視
TraceMonitor : トレースファイル監視
ProcessMonitor : プロセス監視[UNIX]
StatMonitor : Oracle状態監視
以下に示すいずれかの状態が表示されます。
Status | 状態 |
---|---|
active | 監視を行っている状態を指します。 |
inactive | 監視を一時停止している状態を指します。 |
active -> inactive | 監視を行っている状態から一時停止への状態遷移中を指します。 |
inactive -> active | 監視を一時停止している状態から監視再開への状態遷移中を指します。 |
ready | 以下のいずれかの状態を指します。
|
例
状態表示の例
以下に表示例を示します。
[Oracle_SID:oraxx_ins] LogMonitor : active TraceMonitor : inactive StatMonitor : active |
oraxx_ins
active:監視中
inactive:監視一時停止中
active:監視中
状態確認方法についての詳細は、“B.2.5 mpordmnctrl(デーモン/監視プロセスの操作コマンド)”を参照してください。
エージェントが導入されていないサーバの場合
運用管理サーバ上で、インストールレス型エージェント監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrlals -view -h ホスト名 <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrlals.exe -view -h ホスト名 <ENTER> |
状態確認を行うと、以下のように表示されます。
[host:host(cluster)] |
監視対象のホスト名が表示されます。
クラスタ運用の場合、ホスト名のあとにエージェントクラスタ設定で指定されたクラスタ名が表示されます。
監視対象のORACLE_SIDが表示されます。
以下のいずれかが表示されます。
AlsLogMonitor : アラートログ監視
AlsStatMonitor : Oracle状態監視
以下に示すいずれかの状態が表示されます。
Status | 状態 |
---|---|
active | 監視を行っている状態を指します。 |
inactive | 監視を一時停止している状態を指します。 |
active -> inactive | 監視を行っている状態から一時停止への状態遷移中を指します。 |
inactive -> active | 監視を一時停止している状態から監視再開への状態遷移中を指します。 |
ready | 以下のいずれかの状態を指します。
|
例
状態表示の例
以下に表示例を示します。
[host:host1] [Oracle_SID:oraxx_ins] AlsLogMonitor : active AlsStatMonitor : inactive |
host1
active:監視中
inactive:監視一時停止中
状態確認方法についての詳細は、“B.2.6 mpordmnctrlals(インストールレス型エージェント監視の操作コマンド)”を参照してください。