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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

B.2.5 mpordmnctrl(デーモン/監視プロセスの操作コマンド)

機能説明

各監視機能に対して、以下の操作を行います。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

【UNIX版】

# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl { -active | -inactive | -view } [ all | alert | status | trace | process ] [ -sid ORACLE_SID ] <ENTER>

【Windows版】

mpordmnctrl.exe { -active | -inactive | -view } [ all | alert | status | trace ] [ -sid ORACLE_SID ] <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

-active

監視機能の再開を行います。

-inactive

監視機能の一時停止を行います。

-view

監視機能の状態確認(表示)を行います。

[第2パラメタ]

all

すべての監視機能を操作対象とします。

alert

アラートログの監視機能を操作対象とします。

status

Oracle状態の監視機能を操作対象とします。

trace

トレースファイルの監視機能を操作対象とします。

process

プロセスの監視機能を操作対象とします。[UNIX]

[第3パラメタ]

-sid ORACLE_SID

指定されたORACLE_SIDの監視を行っている監視機能を操作対象とします。

実行に必要な権限/実行環境

【UNIX版】

【Windows版】

注意

  • 第1パラメタ設定時の注意事項

    • 「-view」が指定された場合は、それ以降のパラメタは無視されます。

  • 第2パラメタ設定時の注意事項

    • all/alert/status/trace/processは組み合わせて指定することはできません。

    • 省略した場合は、すべての監視機能を対象とします。

  • 第3パラメタ設定時の注意事項

    • ORACLE_SIDは、all/alert/status/process/traceと組み合わせて指定することが可能です。

    • 省略した場合は、すべてのORACLE_SIDを対象とします。

  • 監視機能の状態確認(表示)では、表示対象とするOracle(ORACLE_SID)を指定することはできません。

  • 監視機能の状態確認(表示)では、起動していない監視機能は表示されません。

  • 以下の操作を連続して行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけてください。

    • ポリシーの配付

    • 監視デーモンまたはサービスの一時停止/再開/再起動の実行

    • 拡張監視機能の条件適用コマンドの実行