一時停止中の監視機能を再開する場合に使用します。
注意
再開を行う際の注意事項
実際に監視機能の再開が有効となるタイミングは、コマンドを実行した直後ではなく、各監視機能が次の監視を開始した時になります。
エージェントが導入されているサーバの場合
再開したい監視機能に応じて、エージェントが導入されているサーバ上で監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。
すべての監視機能を再開する場合
「all」を省略した場合もすべての監視機能を対象とします。
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -active [all] [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrl.exe -active [all] [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
アラートログ監視機能を再開する場合
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -active alert [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrl.exe -active alert [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
トレースファイル監視機能を再開する場合
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -active trace [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrl.exe -active trace [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
プロセス監視機能を再開する場合[UNIX]
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -active process [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
Oracle状態監視機能を再開する場合
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrl -active status [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrl.exe -active status [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
再開方法についての詳細は、“B.2.5 mpordmnctrl(デーモン/監視プロセスの操作コマンド)”を参照してください。
注意
監視対象サーバがクラスタ構成(相互待機)で運用している場合、当コマンドを使用して再開を行わないでください。
コマンド実行時に指定する ORACLE_SIDには、「Oracle環境情報」に指定したORACLE_SIDを指定してください。省略した場合、コマンドを実行したサーバ上で動作するすべてのORACLE_SIDが対象となります。
コマンド実行前後に同一サーバに対して以下の操作を行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけて実行してください。
ポリシーの配付
監視デーモンまたはサービスの一時停止/再開/再起動の実行
拡張監視機能の条件適用コマンドの実行
エージェントが導入されていないサーバの場合
再開したい監視機能に応じて、運用管理サーバ上でインストールレス型監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。
すべての監視機能を再開する場合
【UNIX版】
「all」を省略した場合もすべての監視機能を対象とします。
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrlals -active [all] -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrlals.exe -active [all] -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
アラートログ監視機能を再開する場合
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrlals -active alert -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrlals.exe -active alert -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
Oracle状態監視機能を再開する場合
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mpordmnctrlals -active status -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
【Windows版】
mpordmnctrlals.exe -active status -h ホスト名 [-sid ORACLE_SID] <ENTER> |
再開方法についての詳細は、“B.2.6 mpordmnctrlals(インストールレス型エージェント監視の操作コマンド)”を参照してください。
注意
コマンド実行時に指定する ORACLE_SIDには、「Oracle環境情報」に指定したORACLE_SIDを指定してください。省略した場合は、-hオプションで指定したサーバ上で動作するすべてのORACLE_SIDが対象となります。
コマンド実行前後にエージェントを導入していない全サーバに対して以下の操作を行う場合、各操作の間隔を1分以上あけて実行してください。
ポリシーの配付
インストールレス型監視デーモンまたはサービスの一時停止/再開/再起動の実行
インストールレス型拡張監視機能の条件適用コマンドの実行