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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

4.2.1 一時停止

動作中の監視機能を一時的に停止する場合に使用します。

注意

一時停止を行う際の注意事項

実際に監視機能の一時停止が有効となるタイミングは、コマンドを実行した直後ではなく、各監視機能が次の監視を開始した時に有効となります。
したがって、コマンド実行中にすでに監視作業が動作している監視処理については、そのまま続行されます。


エージェントが導入されているサーバの監視の場合

一時停止したい監視機能に応じて、エージェントが導入されているサーバ上で監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。

一時停止方法についての詳細は、“B.2.5 mpordmnctrl(デーモン/監視プロセスの操作コマンド)”を参照してください。

注意

  • 監視対象サーバがクラスタ構成(相互待機)で運用している場合、当コマンドを使用して一時停止を行わないでください。

  • コマンド実行時に指定する ORACLE_SIDには、「Oracle環境情報」に指定したORACLE_SIDを指定してください。省略した場合、コマンドを実行したサーバ上で動作するすべてのORACLE_SIDが対象となります。

  • コマンド実行前後に同一サーバに対して以下の操作を行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけて実行してください。

    • ポリシーの配付

    • 監視デーモンまたはサービスの一時停止/再開/再起動の実行

    • 拡張監視機能の条件適用コマンドの実行

エージェントが導入されていないサーバの場合

一時停止したい監視機能に応じて、運用管理サーバ上でインストールレス型監視デーモン/サービスに対して以下のコマンドを実行してください。

一時停止方法についての詳細は、“B.2.6 mpordmnctrlals(インストールレス型エージェント監視の操作コマンド)”を参照してください。

注意

  • コマンド実行時に指定するORACLE_SIDには、「Oracle環境情報」に指定したORACLE_SIDを指定してください。省略した場合は、-hオプションで指定したサーバ上で動作するすべてのORACLE_SIDが対象となります。

  • コマンド実行前後にエージェントを導入していない全サーバに対して以下の操作を行う場合、各操作の間隔を1分以上あけて実行してください。

    • ポリシーの配付

    • インストールレス型監視デーモンまたはサービスの一時停止/再開/再起動の実行

    • インストールレス型拡張監視機能の条件適用コマンドの実行