物理環境にインストールする場合
物理環境にマスタPCを使用した導入方法は以下のとおりです。導入方法の概要は、“1.2.5 クライアント(CT)導入方法を決定する”を参照してください。
マスタPCとするPCのLANケーブルを抜きます。
以降、手順3.完了までLANケーブルを接続しないでください。
クライアント(CT)をインストールします。
インストール方法については、単体インストールの“2.6.1.1 ウィザード形式でインストールする”または、“2.6.1.2 サイレントインストールを実施する”を参照してください。
イメージ作成ソフトウェアを使用して、マスタイメージを作成します。
クライアント(CT)のイメージをインストールする各PCに配付します。
クライアント(CT)が配付されたPCを起動し、管理サーバへ登録されることを確認します。
(以降は、マスタとした端末をSystemwalker Desktop Keeperの管理サーバで管理する場合、実施してください。)
マスタPCのLANケーブルを接続し、Windowsを再起動します。
マスタPCが管理サーバへ登録されることを確認します。
注意
マスタPC作成時の注意点について
クライアント(CT)のイメージを作成し、クライアント(CT)を導入する場合は、必ず、管理サーバとネットワーク接続を行わずクライアント(CT)をインストールし、イメージを作成してください。(管理サーバと1度でも通信が行われた状態でイメージを作成し、他のPCに展開した場合は、同一PCとしてサーバに誤登録されるので注意してください。)
また、イメージ作成元端末と展開先端末の構成は、同様な構成にしてください。イメージ作成時にUSB経由のドライブ(CDドライブなど)を取り付けた場合は、展開先端末のイベントログにエラーメッセージが表示されます。
仮想環境にインストールする場合
仮想環境にクライアント(CT)を導入する方法は以下のとおりです。導入方法の概要は、“1.2.5 クライアント(CT)導入方法を決定する”を参照してください。
仮想環境のマスタとするイメージにクライアント(CT)をインストールします。
インストール方法については、単体インストールの“2.6.1.1 ウィザード形式でインストールする”または、“2.6.1.2 サイレントインストールを実施する”を参照してください。
インストール後は、必ず再起動を行ってください。
仮想環境のマスタとするイメージに管理者権限でログオンします。
管理コンソールを起動し、マスタイメージにインストールしたクライアント(CT)が登録されていることを確認します。
仮想環境のマスタイメージ上でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。
fsw11ej7.exe [password] /image provisioning
仮想環境の機能でマスタイメージを保存します。