ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

22.2.2 Solaris版の場合

保管データベースの容量監視によって、表領域の空き容量が不足していることが判明した場合、または保管データベースの構成を変更する場合は、Oracleの各種ツール(Oracle Enterprise Managerなど)を使用して、表領域の拡張や保管データベースの再構築を行います。

保管データベースを再構築する手順の一例を、以下に示します。

手順1:保管データベースの再見積もり

保管データベースの容量監視時の情報などを参考に、想定規模を再度設定して容量の見積もりを行います。見積もりによって求めた値は、保管データベースの再構築時にUSERS表領域のサイズとして使用します。

 保管データベースの見積もりについては、“セットアップガイド”を参照してください。

手順2List Worksサービスの停止

保管データベースの容量拡張/再構築を行う場合は、必ずList Worksサービスを停止してください。

 List Worksサービスの停止方法については、“8.2.2 List Worksサービスの停止”を参照してください。

注意

保管フォルダを退避するために、List Worksサービスを停止するまえに、第一階層の保管フォルダのプロパティに表示されるフォルダの場所を控えておいてください。


手順3:データのエクスポート

Oracleの各種ツール(Oracle Enterprise Managerなど)を使用して、データのエクスポートを行います。

 Oracleの各種ツールの詳細については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

手順4:既存の保管データベースの削除

OracleのDatabase Configuration Assistantを使用して、保管データベースを削除します。

手順を以下に示します。

  1. Oracle Database Configuration Assistantを起動します。

    起動方法を以下に示します。

    > cd $ORACLE_HOME/bin
    > ./dbca

    →【ようこそ】ダイアログボックスが表示されます。

  2. 【次へ】ボタンをクリックします。

    →【操作】ダイアログボックスが表示されます。

  3. 【データベースの削除】を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。

    →【データベース】ダイアログボックスが表示されます。

  4. データベース一覧から削除する保管データベースを選択し、【完了】ボタンをクリックします。

    →削除を確認するメッセージボックスが表示されます。

  5. 【はい】ボタンをクリックします。

    →保管データベースが削除されます。


手順5:保管データベースの再構築

保管データベースの構築手順に従って、OracleのDatabase Configuration Assistantから保管データベースの構築を行います。


手順6:データのインポート

Oracleの各種ツール(Oracle Enterprise Managerなど)を使用して、データのインポートを行います。

 Oracleの各種ツールの詳細については、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。

手順7List Worksサービスの開始

List Worksサービスを開始します。

 List Worksサービスの開始方法については、“8.2.1 List Worksサービスの開始”を参照してください。