既存の印刷フォルダの削除方法、および印刷フォルダを削除する場合に考慮すべき事項について説明します。
印刷フォルダを削除する方法は、以下のとおりです。
リストナビ
F5CWPRDL.EXEコマンド
lvsetprtコマンド
lvdelpflコマンド
List Worksの動作環境の違いにより、利用できる削除方法は以下のように異なります。
削除方法 | Windows版 | Solaris版 | Linux版 | |
---|---|---|---|---|
リストナビ | ○ | × | × | |
コマンド | F5CWPRDL.EXEコマンド | ○ | × | × |
lvsetprtコマンド | × | ○ | × | |
lvdelpflコマンド | × | × | ○ |
○:利用可能
×:利用不可
以下、各削除方法について説明します。
リストナビによる印刷フォルダの削除 <Windows版のみ>
リストナビで印刷フォルダを削除することができます。
フォルダの削除が行えるユーザのアクセス権については、“解説書”を参照してください。
リストナビからリスト管理サーバに接続します。
リストナビのフォルダの一覧、または帳票の一覧から、削除したいフォルダをクリックします。
標準ツールバーの【削除】をクリックします。(【管理】メニュー-【削除】)
→【フォルダの削除の確認】ダイアログボックスが表示されます。
【はい】ボタンをクリックします。フォルダが削除されます。
F5CWPRDL.EXEコマンドによる印刷フォルダの削除 <Windows版のみ>
印刷フォルダを削除する場合、F5CWPRDL.EXEコマンドが利用できます。削除する印刷フォルダの数が多い場合などに、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
F5CWPRDL.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
F5CWPRDL.EXEコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
削除する印刷フォルダ配下に、処理中の帳票が存在する場合は、印刷フォルダは削除されません。その場合は、印刷が終了してから再度実行してください。また、削除する印刷フォルダ配下に、異常の帳票が存在する場合も、印刷フォルダは削除されません。その場合は、保留にしてから再度実行してください。
lvsetprtコマンドによる印刷フォルダの削除 <Solaris版のみ>
Solaris版において、リスト管理サーバの印刷フォルダを削除する場合は、lvsetprtコマンドを実行します。lvsetprtコマンドの実行にはスーパーユーザの権限が必要です。
既存の印刷フォルダを削除する手順を以下に示します。
出力先プリンタの設定を削除します。
lvsetprtコマンドを実行します。
lvsetprtコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
lvdelpflコマンドによる印刷フォルダの削除 <Linux版のみ>
Linux版において、リスト管理サーバの印刷フォルダを削除する場合は、lvdelpflコマンドを実行します。lvdelpflコマンドの実行にはスーパーユーザの権限が必要です。
既存の印刷フォルダを削除する手順を以下に示します。
出力先プリンタの設定を削除します。
lvdelpflコマンドを実行します。
lvdelpflコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。
印刷フォルダを削除する場合は、次の事項について事前に考慮が必要です。
振り分け定義の更新について
削除する印刷フォルダを、帳票の振り分け先として定義している場合は、振り分け先定義の変更が必要です。
受信フォルダの振り分け定義を利用している場合
“6.3.3 受信フォルダのプロパティを設定する”を参照してください。
帳票出力時に、アプリケーションで印刷フォルダ名を指定している場合
“第4章 帳票の登録および帳票情報の設計”を参照してください。