印刷フォルダのプロパティの設定/変更および参照の方法について説明します。
なお、印刷フォルダのプロパティは、Windows版のみ設定できます。
印刷フォルダの属性や、リモート印刷時のページ設定を、印刷フォルダのプロパティとして設定します。
印刷フォルダのプロパティを設定/変更する方法は、以下のとおりです。
リストナビ
F5CWPRNT.EXEコマンド
以下、各プロパティ情報の設定/変更方法について説明します。
リストナビによる印刷フォルダのプロパティ設定
印刷フォルダのプロパティ情報を変更することができます。また、登録時に受信フォルダから振り分けて印刷されるリモート印刷のページ設定を、設定/変更できます。
フォルダの設定変更が行えるユーザのアクセス権については、“解説書”を参照してください。
操作手順
状態 リストナビからリスト管理サーバに接続しています。
リストナビのフォルダの一覧から、【印刷】アイコンをクリックし、対象の印刷フォルダをクリックします。
標準ツールバーの【プロパティ】をクリックします。(【ファイル】メニュー-【プロパティ】)
→【(印刷フォルダ名)のプロパティ】ダイアログボックスが表示されます。
【属性】タブの「動作」と「保存期限」、「印刷優先度」、「給紙方法」を設定します。
ページ設定を行う場合は、【ページ設定】ボタンをクリックし、【ページ設定】ダイアログボックスで情報を設定後、【OK】ボタンをクリックします。
【フォント】タブの「帳票の種別」を選択し、「文字の大きさ」、「文字の太さ」、「文字の品質」を設定します。
【OK】ボタンをクリックします。
ポイント
注意
印刷フォルダのページレイアウトの設定は、受信フォルダから印刷フォルダへ振り分けられた場合に有効になります。保管フォルダの帳票を選択して印刷する場合は、ここで指定したページレイアウトは有効になりません。
ページレイアウトに従って印刷する場合は、印刷データとオーバレイが印刷されます。
ポイント
ページ設定に関する留意事項
オープン帳票のオーバレイの印刷結果が期待通りにならない場合があります (例:オーバレイが黒く塗りつぶされて印刷される) 。この場合、詳細設定で回避できる可能性があります。
設定方法については、【ページ設定】ダイアログボックスの【詳細設定】タブの説明を参照してください。
印刷フォルダのページレイアウトの設定を有効にするには、「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」のチェックをはずします。なお、「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」にチェックした場合は、印刷データに設定されている印刷属性が有効になります。
印刷データ内に設定されている「用紙サイズ」「用紙方向」の確認は、印刷を行うときに、プリンタのプロパティを表示することによって可能です。
印刷フォルダのプロパティで設定するページレイアウトには、印刷項目を指定することはできません。このため、【印刷項目】タブは表示されません。
F5CWPRNT.EXEコマンドによる印刷フォルダのプロパティ設定
印刷フォルダのプロパティ情報を変更する場合、F5CWPRNT.EXEコマンドが利用できます。変更する印刷フォルダの数が多い場合などに、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
F5CWPRNT.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
既存の印刷フォルダのプロパティ情報を変更する手順を以下に示します。
「印刷フォルダ情報ファイル」を作成します。その際は、[PrintFolder]セクションのCreatePrintFolderには「0」(印刷フォルダのプロパティ情報を変更する)を設定します。
1.で変更した「印刷フォルダ情報ファイル」をF5CWPRNT.EXEコマンドで登録します。
「印刷フォルダ情報ファイル」の記載方法、およびF5CWPRNT.EXEコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。