保管フォルダのプロパティの設定および参照の方法について説明します。
保管フォルダのプロパティを設定/変更する方法は、以下のとおりです。
リストナビ
F5CWKEEP.EXEコマンド<Windows版のみ>
lvsetfolコマンド<Solaris版/Linux版のみ>
保管フォルダの種類によって利用できる設定方法は以下のように異なります。
変更方法 | リスト管理サーバの保管フォルダ | マイ コンピュータの保管フォルダ | ||
---|---|---|---|---|
Windows版 | Solaris版/Linux版 | |||
リストナビ | ○ | ○ | ○ | |
コマンド | F5CWKEEP.EXEコマンド | ○ | × | × |
lvsetfolコマンド | × | ○ | × |
○:利用可能
×:利用不可
以下、プロパティの設定/変更方法について説明します。
リストナビによる保管フォルダのプロパティ設定
リストナビで、保管フォルダのプロパティを設定/変更することができます。
操作手順
状態 操作の対象がリスト管理サーバの保管フォルダの場合は、リストナビからList Worksの管理者権限をもつユーザでリスト管理サーバにログインしています。
リストナビのフォルダの一覧から、プロパティを設定したい保管フォルダをクリックします。
標準ツールバーの【プロパティ】をクリックします。(【ファイル】メニュー-【プロパティ】)
→【(保管フォルダ名)のプロパティ】ダイアログボックスが表示されます。
プロパティの項目を設定します。
なお、設定できる項目は、リスト管理サーバの保管フォルダとマイコンピュータの保管フォルダで異なります。
【OK】ボタンをクリックします。
lvsetfolコマンドの詳細については、“lvsetfolコマンドによる保管フォルダのプロパティ設定<Solaris版/Linux版のみ>”および“コマンドリファレンス”を参照してください。
F5CWKEEP.EXEコマンドによる保管フォルダのプロパティ設定<Windows版のみ>
Windows版において、リスト管理サーバの保管フォルダの設定変更をする場合、F5CWKEEP.EXEコマンドが利用できます。変更する保管フォルダの数が多い場合などは、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
保管フォルダごとに、格納する帳票の有効期限や、セパレータ削除の有無、抜き出し検索を有効にするかなど、細かい設定の変更が行えます。
F5CWKEEP.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
操作手順を以下に示します。
「保管フォルダ情報ファイル」を変更します。その際に、[FolderInformation]セクションのCreateFolderには「0」(保管フォルダのプロパティ情報を変更する)を設定します。
1.で変更した「保管フォルダ情報ファイル」を、F5CWKEEP.EXEコマンドにより登録します。
「保管フォルダ情報ファイル」の記述方法、およびF5CWKEEP.EXEコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。
lvsetfolコマンドによる保管フォルダのプロパティ設定<Solaris版/Linux版のみ>
Solaris版/Linux版において、リスト管理サーバの保管フォルダの設定変更をする場合、lvsetfolコマンドが利用できます。
コマンドのオプションに、変更する保管フォルダの保管フォルダ名、作成者名、「保管フォルダ情報ファイル名」、および-rオプションを指定します。「保管フォルダ情報ファイル」には、保管フォルダに設定する定義を記述します。
ただし、コマンドの実行にはスーパーユーザの権限が必要です。
操作手順を以下に示します。
「保管フォルダ情報ファイル」を作成し、変更する保管フォルダの定義を記述します。
ディレクトリ名、保管フォルダ名、作成者名、および1.で作成した「保管フォルダ情報ファイル」を、lvsetfolコマンドにより登録します。
lvsetfolコマンドの詳細、および「保管フォルダ情報ファイル」の定義の記述方法については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
操作手順
状態 リストナビが起動されています。また、操作の対象がリスト管理サーバの保管フォルダの場合は、リスト管理サーバに接続しています。
フォルダを選択し、標準ツールバーの【プロパティ】をクリックします。(【ファイル】メニュー-【プロパティ】)
→マイ コンピュータの保管フォルダの場合は、
【(保管フォルダ名)のプロパティ】ダイアログボックス(マイ コンピュータ)が表示されます。
→リスト管理サーバの保管フォルダの場合は、
【(保管フォルダ名)のプロパティ】ダイアログボックス(リスト管理サーバ)が表示されます。
参照したら、【OK】ボタンをクリックします。
lvlstfolコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。