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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.29 lvsetpthコマンド

保管フォルダの物理パスと論理パスの対応関係を定義するコマンドです。スーパーユーザだけが実行することができます。

物理パスと論理パスの対応関係の定義により、帳票の登録で振り分け先として物理パスが指定された場合に、対応付けられている論理パスの保管フォルダに振り分けられます。


注意

  • 本コマンドによる作業は、運用を開始する前に実施しておく必要があります。

  • 対応定義がされていない物理パスを指定して帳票の登録を行った場合は、登録エラーとなります。

  • 本コマンドを利用して対応関係を定義した場合は、List Worksサービスの再起動で反映されます。

  • 本コマンドは、対応関係を定義するコマンドであり、実際の物理ディレクトリ、List Works上の保管フォルダは作成されません。


形式

lvsetpth -ppath
         -ldir 

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。


説明

-p

対応関係を定義する保管フォルダの物理パスを、pathに半角185文字以内(全角92文字以内)で指定します。必須項目です。

 指定できない文字については、“解説書”を参照してください。

指定した物理パスがすでに論理パスとの対応関係に定義されている場合は、定義は追加されません。

指定した物理パスが指すディレクトリの有無はチェックしません。

-l

対応関係を定義する保管フォルダの論理パス(形式1)を、dirに半角185文字以内(全角92文字以内)で指定します。必須項目です。指定する論理パスは、「/」で始まるように記述してください。

 保管フォルダの論理パス(形式1)の指定方法については、“保管フォルダの論理パスについて”を参照してください。
指定できない文字については、“解説書”を参照してください。

指定した論理パスがすでに物理パスとの対応関係に定義されている場合は、定義は追加されません。

指定した論理パスの保管フォルダが存在しない状態で、その保管フォルダに帳票を登録すると、エラーになります。

指定した論理パスが指す保管フォルダの有無はチェックしません。


復帰値

0

正常

1

警告

3

オプションエラー

255

その他のエラー


使用例

保管フォルダの物理パス「/lw_data/eigyoubu/1eigyou」と論理パス「/営業部/第一営業部」の対応関係を定義します。

# lvsetpth -p/lw_data/eigyoubu/1eigyou -l/営業部/第一営業部