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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

3.1.28 lvsetpflコマンド

印刷フォルダを作成するコマンドです。スーパーユーザだけが実行できます。

形式

lvsetpfl -ttitle
         -eemulation
         -Nprinter-information

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「' '」で囲みます。「' '」は長さに含みません。

説明

-t

印刷フォルダ名を、titleに英字で始まる14文字以内の半角英数字で指定します。必須項目です。

印刷フォルダ名は、すでにプリンタとして定義している必要があります。プリンタとして定義されていない場合は、エラーとなります。印刷フォルダ名に指定する文字列の大文字、小文字は区別されません。

-e

エミュレーションを、emulationに以下の文字列で指定します。必須項目です。

またlvcrtrepコマンドで、プリンタ装置情報を作成している必要があります。作成されていない場合は、エラーとなります。

FNP :VSP シリーズのプリンタにオープン帳票をFNP エミュレーションとして印刷する場合に指定します。
-N

プリンタの装置情報を格納した「プリンタ装置情報」を、printer-informaiton に64文字以内の半角英数字で名前を指定します。必須項目です。

注意

  • 同一名の印刷フォルダがすでに存在する場合は、エラーとなります。

  • オペレーティングシステムのプリンタとして定義されていない印刷フォルダ名を指定した場合は、エラーとなります。

  • List Worksが使用している印刷システムCUPSにおいて、大文字と小文字は区別されません。


復帰値

0

正常

0以外

異常


使用例

プリンタ装置情報(VSP4620A)を指定して、FNP エミュレーションして印刷するための印刷フォルダvspprt を作成します。

# lvsetpfl -tvspprt -eFNP -NVSP4620A