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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能コマンドリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、List Worksの帳票保管活用機能の導入/運用/保守を行うときに使用する各種コマンドについて、説明しています。

 マニュアルの体系、関連マニュアル、マニュアルの読み方については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。

本書の構成

第1章 Windows版のコマンド

List Works のWindows版で使用できるコマンドについて説明しています。

第2章 Solaris版のコマンド

List Works のSolaris版で使用できるコマンドについて説明しています。

第3章 Linux版のコマンド

List Works のLinux版で使用できるコマンドについて説明しています。

第4章 Windows版、Solaris版およびLinux版共通のコマンド

List Works のWindows版、Solaris版およびLinux版で使用できるコマンドについて説明しています。

本書の表記について

本マニュアルでは、説明するうえで、次に示す名称を使用しています。

マニュアル名称
  • マニュアル中で、自身を参照する場合は「本書」と記述します。

  • 本製品の帳票保管活用機能のマニュアル名称を記述する場合、マニュアル名の先頭を省略し、“マニュアル体系と読み方”、“解説書”、“設計・運用ガイド”などと記述します。

略称、記号

“マニュアル体系と読み方”でまとめて説明しています。

各コマンドの説明について

各コマンドの形式の表記について、以下のような記号を使用しています。

記号

意味

[ ]

省略可能を表しています。

{ | }

パラメタ/オプションの、どれか1つを指定することを表しています。

斜体

コマンドの指定値(引数)を表しています。

各コマンドの形式・使用例では見やすくするために、Windows版ではパラメタごと、Solaris版/Linux版ではオプションごとに改行して記述している箇所があります。

実際にコマンドを入力するときは、パラメタ/オプション間は改行せずに、半角の空白文字で区切ってください。

以下にWindows版を例に使用例を示します。Solaris版/Linux版も同様です。

使用例
F5CWAPDC.EXE -IC:\LW\DATA\営業部
             -OC:\PDF
             -D2008/06/20

実際にコマンドを入力するときは、以下のように入力してください。

F5CWAPDC.EXE  -IC:\LW\DATA\営業部 -OC:\PDF -D2008/06/20

本書では、保管フォルダ/帳票の格納場所を、Windows版では「フォルダ」、Solaris版/Linux版では「ディレクトリ」と表記を分けています。List Worksの他のマニュアルではWindows版の表記で記しているため、他のマニュアルと併用してご利用の場合はご留意ください。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

商標および画面写真について

著作権表示

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保管フォルダの論理パスについて

LISTVIEW、ListWORKS、List Works V6.0/6.0において「物理パス」であった帳票の格納場所の表記は、「論理パス」に変わりました。

保管フォルダは、List Worksの論理上の階層で管理されています。保管フォルダ、および保管フォルダに保管されている帳票の場所を表す階層構造は、ディスク上の階層構造を示す「物理パス」に対して「論理パス」という用語で説明しています。

「保管フォルダの帳票の論理パス」は、帳票が格納されている保管フォルダの場所を表す論理パスと、帳票のファイル名を区切り記号でつなげて記述します。


記述形式

保管フォルダの論理パスには、2つの形式があります。特に説明のない限り、どちらの形式を使用してもかまいません。

保管フォルダの論理パスの形式を、リストナビの保管フォルダの一覧に表示される、以下の構成を例にして説明します。()内は可変であることを示します。


形式1
\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      Windows版の場合
/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)      Solaris版/Linux版の場合

第1階層から、保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。

例)Windows版の場合        : \営業部\売上一覧
   Solaris版/Linux版の場合: /営業部/売上一覧

形式2
(ドライブ名):\(第1階層のフォルダ名)\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      Windows版の場合
/(第1階層のディレクトリ名)/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)                Solaris版/Linux版の場合

第1階層の物理パスに続けて、第2階層以下の保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。Web連携機能APIやサンプルJSPでは、この形式で指定します。リストナビの保管フォルダのプロパティにおける[詳細]タブの「フォルダの場所」は、この形式で表示されます。

例)Windows版の場合        : D:\eigyo\売上一覧
   Solaris版/Linux版の場合: /home/eigyo/売上一覧

注意

Solaris版/Linux版では、優先的に形式2で指定したと見なして論理パスを処理するため、形式1で指定した場合、意図した結果にならず、エラーとなる場合があります。このため、保管フォルダの作成時は、第1階層の論理パス(形式1)が、別の保管フォルダの論理パス(形式2)と同じにならないようにしてください。


クライアント機能オートメーションでは、特に指定のない限り、以下の形式で指定します。サーバ上の保管フォルダ、またはマイ コンピュータ上の保管フォルダで形式が異なります。なお、メソッドによっては、「形式2」で指定する必要があります。

各メソッドで指定するパラメタの詳細については、“APIリファレンス”を参照してください。
(サーバ名)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)               サーバの保管フォルダの場合
(マイ コンピュータ)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      マイ コンピュータの保管フォルダの場合
  (注)
例)サーバの保管フォルダの場合: Server\保管\営業部
   マイ コンピュータの保管フォルダの場合: マイ コンピュータ\保管\営業部
                                              (注)

注:「マイ コンピュータ」は半角文字