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通信制御サービス V7.2L20 使用手引書
FUJITSU Software

3.4.3 通信制御サービス V6.0からの移行

『通信制御サービス V6.0』(Windows NT版を除く)のセットアップ情報(コンフィグレーション)を本製品が動作するコンピュータへ移行する手順について説明します。


注意

  • 移行する前に、以下のことを確認してください。

    • 同一の通信サービスがインストールされているか
      『通信制御サービス V6.0』のコンフィグレーションに、次のセットアップ情報以外の情報が含まれる場合は、移行前の環境で未サポートの情報をあらかじめ削除してください。

      • ホストPU情報:FNALAN接続、FNAonTCP/IP接続

      • DFC情報

      • FNA回線インターフェイス:FNALANインターフェイス、FNAonTCP/IPインターフェイス

      • 通信サーバ接続:NMCLAN接続、TCP/IP接続、TN接続(TN6680)

  • 競合を防止するため、コンピュータ上で複数のユーザーが同時にセットアップ操作を行うことはできません。セットアップ情報の保存/復元で競合が検出された場合は、エラーメッセージが表示されます。

参考

製品の通信サービスを確認するには、コマンドプロンプトで以下の通信制御サービス管理コマンド(CSADMIN)を実行します。

 > CSADMIN INFO [ENTER]

詳細については、「4.1 通信制御サービス管理コマンド」、および『通信制御サービス V6.0』のマニュアルをご覧ください。


移行元コンピュータでの操作

  1. 移行元となるコンピュータに管理者権限を持つユーザー(Administratorなど)でログオンします。

  2. 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「通信制御サービス」→「セットアップユーティリティ」をクリックします。

  3. セットアップユーティリティが起動され、メイン画面が表示されます。このとき「コンフィグレーションの選択」は、キャンセルしてください。

  4. 「コンフィグレーション」メニューから「保存/復元」を選択します。「保存」を行い、セットアップ情報(コンフィグレーション)をファイルへ退避します。
    詳細については、『通信制御サービス V6.0』のセットアップユーティリティのヘルプ、マニュアルなどをご覧ください。


移行先コンピュータでの操作

  1. 移行先となるコンピュータにログオンします。

  2. 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「通信制御サービス」→「セットアップユーティリティ」をクリックします。
    許可を求められた場合は、操作の続行を許可するか、管理者アカウントのパスワードを入力します。

  3. セットアップユーティリティが起動され、メイン画面が表示されます。このとき「コンフィグレーションの選択」は、キャンセルしてください。

  4. 「コンフィグレーション」メニューから「保存/復元」を選択します。手順4.で退避させておいたファイルを指定して、セットアップ情報(コンフィグレーション)を「復元」します。
    詳細については、「4.4 セットアップ情報の保存/復元」、およびセットアップユーティリティのヘルプをご覧ください。

  5. 「コンフィグレーション」メニューから「選択...」を選択します。セットアップ情報を確認(個別セットアップのプロパティを[OK]で終了)し、移行後の動作環境と異なる設定がある場合は、設定をやり直してください。

詳細については、「3.2.1 セットアップ操作手順」、セットアップユーティリティのヘルプ、およびコンフィグレーションのヘルプをご覧ください。

参考

FNALAN接続、NMCLAN接続を利用する場合は、「3.3.3 LANアダプターとノードアドレスの変更」をご覧になり、設定を見直してください。