『通信制御サービス V7.1』/『通信制御サービス (64bit) V7.1』のセットアップ情報(コンフィグレーション)を本製品が動作するコンピュータへ移行する手順について説明します。
注意
移行する前に、以下のことを確認してください。
同一の通信サービスがインストールされているか
『通信制御サービス V7.1』のコンフィグレーションに、次のセットアップ情報が含まれる場合は、移行前の環境でこれらの情報をあらかじめ削除してください。
通信サーバ接続:TN接続(TN3270/TN5250/LPD)
競合を防止するため、コンピュータ上で複数のユーザーが同時にセットアップ操作を行うことはできません。セットアップ情報の保存/復元で競合が検出された場合は、エラーメッセージが表示されます。
参考
製品の通信サービスを確認するには、コマンドプロンプトで以下の通信制御サービス管理コマンド(CSADMIN)を実行します。
> CSADMIN INFO [ENTER]
詳細については、「4.1 通信制御サービス管理コマンド」、および『通信制御サービス V7.1』/『通信制御サービス (64bit) V7.1』のマニュアルをご覧ください。
移行元コンピュータでの操作
移行元となるコンピュータにログオンします。
「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「通信制御サービス」→「セットアップユーティリティ」をクリックします。
許可を求められた場合は、操作の続行を許可するか、管理者アカウントのパスワードを入力します。
セットアップユーティリティが起動され、メイン画面が表示されます。このとき「コンフィグレーションの選択」は、キャンセルしてください。
「コンフィグレーション」メニューから「保存/復元」を選択します。「保存」を行い、セットアップ情報(コンフィグレーション)をファイルへ退避します。
詳細については、『通信制御サービス V7.1』/『通信制御サービス (64bit) V7.1』のセットアップユーティリティのヘルプ、マニュアルなどをご覧ください。
移行先コンピュータでの操作
移行先となるコンピュータにログオンします。
「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「通信制御サービス」→「セットアップユーティリティ」をクリックします。
許可を求められた場合は、操作の続行を許可するか、管理者アカウントのパスワードを入力します。
セットアップユーティリティが起動され、メイン画面が表示されます。このとき「コンフィグレーションの選択」は、キャンセルしてください。
「コンフィグレーション」メニューから「保存/復元」を選択します。手順4.で退避させておいたファイルを指定して、セットアップ情報(コンフィグレーション)を「復元」します。
詳細については、「4.4 セットアップ情報の保存/復元」、およびセットアップユーティリティのヘルプをご覧ください。
「コンフィグレーション」メニューから「選択...」を選択します。セットアップ情報を確認(個別セットアップのプロパティを[OK]で終了)し、移行後の動作環境と異なる設定がある場合は、設定をやり直してください。
詳細については、「3.2.1 セットアップ操作手順」、セットアップユーティリティのヘルプ、およびコンフィグレーションのヘルプをご覧ください。
参考
FNALAN接続、NMCLAN接続を利用する場合は、「3.3.3 LANアダプターとノードアドレスの変更」をご覧になり、設定を見直してください。