カスタムセットアップ利用時のアプリケーションサーバ環境の作成は、Interstage管理コンソールおよびInterstage Application Serverの各種コマンドを使用して行います。コマンドは、アプリケーションサーバの環境を作成するアプリケーションサーバ上で実行します。
Interstage管理コンソールでの各種操作の詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。Interstage Application Serverの各コマンドの詳細は、本製品に同梱する“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
カスタムセットアップ利用時のアプリケーションサーバにおける環境作成の流れを以下に示します。
利用する環境ごとに実行する環境作成作業の項目を以下に示します。
環境作成記事 | 環境作成作業内容 | メッセージの揮発機能を使用したイベントチャネルに格納する場合 | メッセージの不揮発機能を使用したイベントチャネルに格納する場合 | メッセージとDBの整合性保証機能を使用する場合 | |
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Symfowareへのデータソースの設定 | △ | △ | △ | ||
Interstageの初期化 | △ | △ | △ | ||
環境作成前処理 | ○ | ○ | ○ | ||
ネーミングサービスの設定 | ○ | ○ | ○ | ||
Interstageの起動 | ○ | ○ | ○ | ||
データベースリソースの定義作成 | ○ | ○ | ○ | ||
QueueConnectionFactoryの設定 | ○ | ○ | ○ | ||
ユニット(保存先)の作成 | × | ○ | × | ||
イベントチャネルの作成 | 揮発運用 | ○ | × | × | |
不揮発運用 | × | ○ | × | ||
メッセージとDBの整合性保証運用 | × | × | ○ | ||
Destination定義の設定 | ○ | ○ | ○ | ||
業務処理実行アプリケーションの環境作成 | IJServerの作成 | ○ | ○ | ○ | |
アプリケーションの配備 | ○ | ○ | ○ | ||
アプリケーションの設定 | ○ | ○ | ○ | ||
アプリケーション連携フローの設定 | アプリケーションの設定 | ○ | ○ | ○ |
○: 必須、△: 任意、×: 不要
注1) 業務用データベースにSymfowareを使用し、かつアプリケーションサーバでSymfowareのネーミングサービスを起動する場合、本作業を行います。
注2) Interstageの構成を変更する場合や、Interstageインストール時のセットアップを行っていない場合(pkgaddによりInterstageをインストールした場合)、本作業を行います。