データベース連携サービスが動作するホストであるか、データベース連携サービスのリソース管理プログラムだけが動作するホストであるかを指定します。
sys: OTSシステムおよびリソース管理プログラムが動作するホスト(省略値)
この場合、OTSシステム動作環境のセットアップとリソース管理プログラム動作環境のセットアップおよびシステムログファイルの作成が行われます。
rmp: リソース管理プログラムだけが動作するホスト
この場合、リソース管理プログラムの動作環境のセットアップだけが行われます。
「rmp」を指定してセットアップした環境では、OTSシステムを起動できません。
リソース管理プログラムを正しく動作させるためには、OTSシステムが動作するホストのネーミングサービスを参照する必要があります。
セットアップ方法を以下に示します。
「rmp」と同時に、OTSシステムが動作しているホストの「OTS Host」、「OTS Port」、「OTS Locale」を指定してセットアップします。この場合、ネーミングサービスはOTSシステムではなく、「rmp」を指定したホストのネーミングサービスを利用します。「rmp」を指定したホストとOTSシステムが動作するホストのネーミングサービスをそれぞれ独立させて運用することが可能となります。OTSシステムが動作するホストのネーミングサービスと共有する場合は、isinit type3を使用し、otssetupコマンドを使用してセットアップしてください(セットアップ情報ファイルのMODEに「RMP」を指定します)。
注意
「sys」および「rmp」は、小文字で指定してください。
「sys」を指定したホスト同士のネーミングサービスを共有することはできません。必ず1つのネーミングサービスには、1個の「sys」を指定したホストとなるようにしてください。「rmp」を指定した場合は、複数のホストでネーミングサービスを共有することが可能です。
「rmp」を指定した場合、isstartコマンドを実行してもデータベース連携サービスは起動されません。isstatコマンド実行時、「ObjectTransactionService」は、必ず「stop」の状態になります。