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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

C.5.6 システムの運用形態の変更

システムの運用形態は、以下の手順で変更します。

注意

  • 運用形態を「TYPE1」/「TYPE2」から「TYPE3」に変更し、別サーバのネーミングサービス/インタフェースリポジトリを使用する場合は、自サーバのネーミングサービス/インタフェースリポジトリが削除されます。必要に応じてバックアップを行ってください。なお、運用形態、ネーミングサービス/インタフェースリポジトリの配置については、「ネーミングサス/インタフェースリポジトリ」を参照してください。

  • 初期導入を除く契機でisinitコマンドを実行すると、以下のサービスの登録資源が削除される可能性があります。事前に、Interstageのすべての資源をバックアップすることを推奨します。バックアップの詳細については、「第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。以下以外の資源については、-fオプションを指定した場合を除き、引き継がれます。

    • セットアップの対象から外したサービス

    • Interstage動作環境定義の定義項目を変更したサービス
      ただし、以下のいずれかの定義項目を変更した場合は、そのサービスにおいて登録された情報が削除されます。

      • ネーミングサービス

      • インタフェースリポジトリ

      • イベントサービス

      • ロードバランスオプション


  1. isstopコマンドに全強制停止モード(-fオプション)を指定して実行し、Interstageを停止します。

    isstop -f
  2. 初期化対象のサービスに対し、必要に応じて、Interstage動作環境定義をカスタマイズします。

  3. isinitコマンドに変更する運用形態を指定して実行し、Interstageを初期化します。これにより、Interstageが実行可能となります。初期化されたInterstage環境は、次回の初期化までシステムに保持されます。

    isinit TYPE1 | TYPE2 | TYPE3 | type1 | type2 | type3  [EJB|ejb]

    TYPEn(運用形態)として指定可能なサービスパターンを以下に示します。

    運用形態

    OD

    NS

    IR

    TD

    OTS

    TYPE1/type1

    ×

    TYPE2/type2

    TYPE3/type3

    ×

    ○:初期化対象
    △:リモートのサーバを参照する
    ×:初期化できない
    OD:CORBAサービス
    NS:ネーミングサービス
    IR:インタフェースリポジトリ
    TD:コンポーネントトランザクションサービス
    OTS:データベース連携サービス

    注意

    EJBサービスを使用する場合は、運用形態の他にEJBオプションを指定してください。

  4. isstartコマンドでInterstageを起動します。

    isstart