操作手順
バックアップは、以下の手順で行います。各コマンドの詳細や、クラスタシステムの操作については、それぞれ「リファレンスマニュアル(コマンド編)」およびクラスタシステムのマニュアルを参照してください。
以下では、最初にバックアップを採取するノードをノード1、次に採取するノードをノード2と呼びます。
クラスタシステムを停止します。
この結果、両ノードのInterstageが停止します。
以下の資源のいずれかを、共用ディスクに配置している場合は、ノード1から、共用ディスクのファイルシステムをアクセスできるようにします。
Interstage JMS資源
Interstage HTTP Server資源
Interstage HTTP Server 2.2資源
Interstage シングル・サインオン資源(リポジトリサーバ)
Interstage ディレクトリサービス資源
業務構成管理のリポジトリ資源
IJServerクラスタ資源
ポイント
共用ディスクにアクセスできるようにするためには、
当該ノードでGDSボリュームを起動し、ファイルシステムをマウントします。
当該ノードで、共用ディスクをオンラインにします。
ノード1で資源をバックアップします。採取する資源は、isprintbackuprscコマンドの実行結果で特定します。
サーバの役割に応じて、以下を参照してください。
2.でアクセス可能にした共用ディスクおよび共用ディスク上のファイルシステムを、ノード1からアクセスできないようにします。
ポイント
共用ディスクにアクセスできないようにするためには、
当該ノードでファイルシステムをアンマウントし、GDSボリュームを停止します。
当該ノードで、共用ディスクをオフラインにします。
以下の資源のいずれかを、共用ディスクに配置している場合は、ノード2から、共用ディスクのファイルシステムをアクセスできるようにします。
Interstage JMS資源
Interstage HTTP Server資源
Interstage HTTP Server 2.2資源
ノード2で以下を除く資源をバックアップします。
Interstage シングル・サインオン資源(リポジトリサーバ)
Interstage ディレクトリサービス資源
業務構成管理のリポジトリ資源
IJServerクラスタ資源
Interstage証明書環境資源(注)
注)Interstage証明書環境に、個々のノード用の証明書が登録されている場合には、ノード2でも資源をバックアップしてください。
バックアップの方法は、サーバの役割に応じて、以下を参照してください。
5.でアクセス可能にした共用ディスクおよび共用ディスク上のファイルシステムを、ノード2からアクセスできないようにします。
クラスタシステムを起動します。