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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

第1章 運用までの流れ

本章では、Interstage Mobile Application Server(以降、IMAPSと記載します)を利用したアプリケーションの運用までの流れを説明します。

導入ガイドに従って、インストールおよびセットアップが完了した環境を前提としています。

ポイント

製品が提供する各機能についての詳細は、それぞれ以下を参照してください。

以下の流れで必要な作業を行います。

運用の準備

運用にあたっての事前準備です。

使用するユーザー認証のリポジトリやプッシュ通知種別に応じた設定、ログの設定などを、運用開始前に実施します。

項目

目的/内容

要否

参照先

ユーザー認証機能の設定

認証のリポジトリとしてIMAPS DB以外(外部DB)やLDAPを使用する。

7.1 ユーザー認証機能

認証に使用するCookie、アカウントロック、タイムアウトなどに関する設定をカスタマイズする。

サーバのログ設定

IMAPSサーバの各機能が出力するログのサイズやローテーションの設定をカスタマイズする。

7.2 サーバのログ設定

ログ収集の設定

ログ収集機能(サーバにクライアントのログを格納する機能)が使用するディスクサイズなどをカスタマイズする。

7.3 ログ収集の設定

プッシュ通知の準備

プッシュ通知機能を使用する。

IMAPSプッシュ、GCM、APNsに応じた設定を行う。

7.4 プッシュ通知機能

○:該当する場合必須、△:必要に応じて実施

Linuxポイント

第7章 運用の準備の各項目は、管理者権限、または、以下の操作を除きIMAPS運用ユーザーで実施可能です。

  • 証明書の登録(ユーザー認証機能の設定、および、プッシュ通知の準備)
  • JDBC環境の設定(ユーザー認証機能の設定)

詳細は「A.10.1 imsetsecurity」を参照してください。

アプリケーションの運用

運用するアプリケーションごとに実施する作業です。

下記により、スマートデバイスにアプリケーションをインストールし、業務運用可能となります。

該当するアプリケーションを使用する場合には、必ず実施します。

項目

内容/目的

参照先

アプリケーションの開発

スマートデバイス(クライアント)向けのアプリケーションを開発する。

「アプリケーション開発ガイド」

サーバアプリケーションを開発する。

サーバアプリケーションを運用する

IMAPS業務サーバでサーバアプリケーションを運用する。

第8章 IMAPSサーバアプリの運用開始

プッシュ通知対象の登録

プッシュ通知を利用するアプリケーションを使用する。

第9章 プッシュ通知対象の情報管理

プッシュ通知を利用していた既存のアプリケーションを、IMAPSでのプッシュ通知対象とする。

IMAPSエージェントの配布

IMAPSエージェントアプリケーションを利用するために、IMAPSエージェントを配布する。

第10章 IMAPSエージェントの配布

アプリケーションの配布

ネイティブアプリケーションを配布する。

「アプリケーション開発ガイド」の「ネイティブアプリケーション」-「配布」、「ハイブリッドアプリケーション」-「配布」

ハイブリッドアプリケーションを配布する。

IMAPSエージェントアプリケーションを配布する。

11.2 IMAPSエージェントアプリケーション

Linuxポイント

アプリケーションの運用のIMAPSサーバ上での各操作は、管理者権限、または、IMAPS運用ユーザーで実施可能です。

詳細は「A.10.1 imsetsecurity」を参照してください。