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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

F.2.2 バックアップ手順

バックアップは、バックアップの自動化を行うサンプルスクリプトを利用し実施するか、手動で実施します。本項では、手動でバックアップを実施する手順を説明します。

サンプルスクリプトを利用する場合の詳細は、「F.3 バックアップの自動化」を参照してください。

  1. 運用側装置のNASボリュームをバックアップします。

    ポイント

    NASボリュームのバックアップ実施後、物理コピー終了を待ち合わせる必要があります。物理コピー終了は、acopc queryコマンドを実行し、コピーフェーズがTracking状態になることで確認します。

  2. 運用側装置から待機側/バックアップ側装置のREC先ボリュームへRECによるコピーを実施します。

    ポイント

    RECによるコピー実施後、等価性維持状態になっていることを確認する必要があります。詳細は、「3.2.2.3 RECによるバックアップ」を参照してください。

  3. 待機側/バックアップ側装置上で、REC先ボリュームからバックアップボリュームへQuickOPCによるコピーを実施します。

    ポイント

    QuickOPCによるコピー実施後、物理コピー終了を待ち合わせる必要があります。物理コピー終了は、acopc queryコマンドを実行し、コピーフェーズがTracking状態になることで確認します。