異常発生時には、以下の情報を採取し、確認してください。
採取/確認する情報 | 概要 |
---|---|
メッセージ | 以下を採取してください。 |
操作記録 | 異常発生時に行ったコマンド操作などの内容です。 |
逐次差分反映の状態 (lxrtmdspsvコマンドの内容) | 異常発生時の逐次差分反映の状態です。 |
DBサービス定義 | 必要に応じて格納先データベースの表の定義や抽出側システムの定義などと比較します。 |
DB動作環境定義 | DBサービスグループとDB動作環境定義の対応については、"4.3.2 DB動作環境定義の作成"を参照してください。 |
環境変数 | 詳細については、"4.3.1 環境変数の設定"を参照してください。 |
エラーログ情報 | エラー原因の特定がより簡単になるため、エラーログ情報を出力するように設定しておくことを推奨します。 |
格納先データベースの表の定義 | 格納時のエラーなどが発生した場合に確認します。 |
抽出側システムの定義 | DBサービスの内容との不一致を示すエラーなどが発生した場合に確認します。 |
TRMのメッセージキューの状態 (trmqdprtqコマンドの内容) | 逐次差分反映処理が進んでいない(msg-countの値が変化していない)と推測される場合、TRMのメッセージキューの状態を確認します。 |
TRMのメッセージキューの先頭メッセージ (trmqdgetmsgコマンドの内容) | データの不整合などにより逐次差分反映がエラーとなった場合、対象の格納グループが読み込む先頭メッセージの内容を確認します。 |
JournalTransferの状態 | メッセージキューにメッセージが格納されていない場合は、抽出側システムを含めて、JournalTransferの各ノードの状態を確認します。 |