PCMIサービスの管理情報を格納するディレクトリとして、以下の「PCMIインスタンスディレクトリ」が作成されます。
[Java EE 6共通ディレクトリ]\pcmi\isje6
[Java EE 6共通ディレクトリ]/pcmi/isje6
上記のディレクトリには、以下のファイルが格納されます。
PCMIサービスの定義ファイル
PCMIサービスの処理をトレースするログ
Java VMプロセスが出力するログ
カレントディレクトリ
Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンスのJava VMプロセスのカレントディレクトリは、以下の構成で作成されます。
カレントディレクトリの退避先
カレントディレクトリの退避先は、以下の構成で作成されます。
Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンスの起動時、カレントディレクトリがローテーションし、以前のディレクトリは「old.x (x:0からの連番)」のディレクトリ名で保持されます。カレントディレクトリのローテーションは、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンス単位に実施されるため、同一のIJServerクラスタに存在するサーバーインスタンスであっても、プロセスの自動再起動や縮退運用の影響により、ローテーションのタイミングが異なることがあります。
バックアップする世代数の上限は、PCMIプロファイルの「退避するカレントディレクトリの世代数」(省略値:1)で設定します。
参照
PCMIプロファイルの設定方法については、「6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法」を参照してください。
PCMIサービスの定義項目については、「7.1 PCMIサービスの定義項目」を参照してください。
PCMIインスタンスディレクトリのファイル構成の詳細については、「B.3 PCMIサービスのファイル構成」を参照してください。