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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

7.1 PCMIサービスの定義項目

PCMIプロファイルの定義項目

タグ名

定義項目

Profile

ProcessAutoRestart

Restart

プロセスの自動再起動

RetryCount

プロセス自動再起動回数

RetryCountResetTime

プロセス自動再起動回数のリセット時間

MaximumStartupTime

プロセス起動待ち時間

MaximumStopTime

プロセス停止待ち時間

ApplicationProcessingTime

MaximumProcessingTime

アプリケーションの最大処理時間

TerminateProcessForTimeout

アプリケーション最大処理時間超過時の制御

Monitor

MonitoringTime

生存通知監視時間

TerminateProcessForTimeout

生存通知監視時間超過時の制御

Log

Rotation

Type

ローテーションのタイプ

Size

Java VMログサイズ

Time

Java VMログ収集時間

BackupSize

世代数

CurrentDirectory

NumberOfGenerations

退避するカレントディレクトリの世代数

FJVM

RestartProcessAtOutOfMemory

Javaヒープ/Permanent世代領域不足時の制御

EnvironmentVariables

Variable

環境変数


PCMIサービス動作定義ファイルの定義項目

タグ名

定義項目

maximumDaemonStartupTime

起動タイムアウト時間

maximumDaemonStopTime

停止タイムアウト時間

maximumProcessReStartupTime

Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動タイムアウト時間


プロセスの自動再起動

タグ

Restart

説明

監視対象のプロセスが異常終了した場合に自動再起動する(true)/しない(false)を指定します。

範囲
  • true

  • false

省略値

true


プロセス自動再起動回数

タグ

RetryCount

説明

プロセス自動再起動回数の上限を指定します。「0」を指定した場合は、無制限です。
プロセスの自動再起動に「true」が選択されている場合に有効です。

範囲

0~255(回)

省略値

0


プロセス自動再起動回数のリセット時間

タグ

RetryCountResetTime

説明

プロセス自動再起動回数をリセットするまでの時間(直近の異常終了からの時間)を指定します。

範囲

0~65535(秒)

省略値

600


プロセス起動待ち時間

タグ

MaximumStartupTime

説明

監視対象のプロセスの起動が完了するまでの待ち時間を指定します。起動が完了するまで処理を中断しない場合は、「0」を指定します。

範囲

0~65535(秒)

省略値

600


プロセス停止待ち時間

タグ

MaximumStopTime

説明

監視対象のプロセスの停止が完了するまでの待ち時間を指定します。停止が完了するまで処理を中断しない場合は、「0」を指定します。

範囲

0~65535(秒)

省略値

180


アプリケーションの最大処理時間

タグ

MaximumProcessingTime

説明

アプリケーションの最大処理時間を指定します。

範囲

0~86400(秒)

省略値

480


アプリケーション最大処理時間超過時の制御

タグ

TerminateProcessForTimeout

説明

アプリケーションの最大処理時間を超えても処理が完了しない場合の制御を、以下より選択します。

  • message:警告メッセージを出力します。

  • stop:プロセスを強制停止します。

範囲
  • message

  • stop

省略値

message


生存通知監視時間

タグ

MonitoringTime

説明

監視対象のプロセスからPCMIへの生存通知の監視時間を指定します。

範囲

0~65535(秒)

省略値

30


生存通知監視時間超過時の制御

タグ

TerminateProcessForTimeout

説明

生存通知監視時間を超えても監視対象のプロセスから生存通知がない場合の制御を、以下より選択します。

  • message:警告メッセージを出力します。

  • stop:プロセスを強制停止します。

範囲
  • message

  • stop

省略値

message


ローテーションのタイプ

タグ

Type

説明

ローテーションを行う方法を、以下より選択します。

  • logsize:ログサイズ

  • time:ログ収集時間

範囲
  • logsize

  • time

省略値

logsize


Java VMログサイズ

タグ

Size

説明

Java VMログの最大サイズを指定します。Java VMログファイルは、指定したサイズに達するとローテーションされます。

範囲

1~512(Mバイト)

省略値

1


Java VMログ収集時間

タグ

Time

説明

ローテーションを実行する時間を指定します。Java VMログファイルは、毎日指定した時刻にローテーションされます。

範囲

0~23(時)

省略値

0


世代数

タグ

BackupSize

説明

Java VMログファイルをバックアップする世代数を指定します。

範囲

1~100

省略値

1


退避するカレントディレクトリの世代数

タグ

NumberOfGenerations

説明

カレントディレクトリをバックアップする世代数を指定します。「0」を指定した場合、カレントディレクトリを世代管理しません。

なお、「0」の指定時に以前のバックアップ資源が存在した場合、そのバックアップ資源は削除されません。必要に応じて、削除してください。

範囲

0~5

省略値

1


Javaヒープ/Permanent世代領域不足時の制御

タグ

RestartProcessAtOutOfMemory

説明

監視対象プロセスのJavaVMで、JavaヒープまたはPermanent世代領域が不足した場合の動作を、以下より選択します。

  • restart:プロセスを再起動します。

  • oome:アプリケーションに「java.lang.OutOfMemoryError」を返却します。

範囲
  • restart

  • oome

省略値

restart


環境変数

タグ

Variable

説明

監視対象のプロセス起動時に使用する環境変数を、「環境変数=値」の形式で指定します。複数の環境変数を指定する場合は、環境変数1つに対して1つのタグを、複数行に分けて指定します。

指定した環境変数は、以下の起動プロセスの環境変数に上書きで設定されます。

起動プロセス

環境変数

Interstage Java EE 6 DASサービス
(start-domainサブコマンドで起動)

start-domainサブコマンドを実行したシェルの環境変数

サーバーインスタンス
(start-clusterサブコマンドで起動)

start-domainサブコマンドを実行したシェルの環境変数

サーバーインスタンス
(start-local-instanceサブコマンドで起動)

start-local-instanceサブコマンドを実行したシェルの環境変数

すでに環境変数PATH、環境変数LD_LIBRARY_PATH、および環境変数CLASSPATHの設定がある場合は、それぞれの設定値の最後に追加されます。

なお、Interstage Java EE 6 DASサービス、サーバーインスタンスのJava VM上のjava.library.pathやクラスパスには有効となりません。

範囲

任意の文字列

省略値

なし


起動タイムアウト時間

タグ

maximumDaemonStartupTime

説明

PCMIサービス起動処理がタイムアウトするまでの時間(秒)です。指定時間を経過しても起動処理が完了しない場合は、起動失敗として処理します。

範囲

60~INTMAX-1

省略値

1200


停止タイムアウト時間

タグ

maximumDaemonStopTime

説明

PCMIサービス停止処理がタイムアウトするまでの時間(秒)です。指定時間を経過しても停止処理が完了しない場合は、PCMIサービスのプロセスを強制停止します。

範囲

30~INTMAX-1

省略値

180


Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動タイムアウト時間

タグ

maximumProcessReStartupTime

説明

Interstage Java EE 6 DASサービスまたはサーバーインスタンスの再起動処理がタイムアウトするまでの時間(秒)で使用します。「指定時間 + PCMIプロファイルのプロセス起動待ち時間」を経過しても起動処理が完了しない場合は、起動失敗として処理します。

範囲

30~INTMAX-1

省略値

60


関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

2.2 PCMIサービス

チューニング方法

6.2.1 PCMIプロファイルの変更方法

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  9.1.16.4 create-jvm-optionsサブコマンド
  9.1.16.5 delete-jvm-optionsサブコマンド