業務サーバおよび部門管理サーバ上に導入されているSystemwalker for Oracleが以下の場合のバージョンアップ手順について説明します。
すでに導入されているSystemwalker for Oracle | |
Standard Edition | V10.0L10 |
以下の手順で行います。
Systemwalker for Oracleのサービスを停止します
以下のサービスを停止してください。
Systemwalker for Oracle Communication
Systemwalker for Oracle Monitor
ポリシーのバックアップを行います
以下のコマンドを実行してください。
MpOrBRENV.exe <ENTER> |
実行した場合、ポリシーのバックアップリストアの初期メニューが表示されます。
操作手順については“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“ポリシーのバックアップ”を参照してください。
拡張監視機能の定義ファイルをバックアップします
(すでにインストールされているSystemwalker for OracleのバージョンレベルがV11.0L10であり、拡張監視機能を使用している場合のみ)
“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“定義ファイルのバックアップ”を参照し、定義ファイルのバックアップを行ってください。
環境設定の解除を行います
以下のコマンドを実行してSystemwalker Centric Managerに対して行った設定を解除します。
mpormstup.exe -d <ENTER> |
Systemwalker for Oracleのメニューの削除を行います
Systemwalker コンソール上のノードに登録したメニューを削除するために、運用管理クライアント(運用管理サーバがWindowsである場合、運用管理サーバ上でも可)で以下のコマンドを実行してください。
<運用管理サーバのSystemwalker for OracleのバージョンがV13.3.0以降、Systemwalker Centric ManagerのバージョンがV13.3.0以降、コマンドを運用管理クライアントで実行する場合>
コマンドは、AdministratorsグループまたはDmAdminグループに属するユーザで実行する必要があります。
MpOrSetmenu.exe -d -n webhost 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER> |
WEBサーバ名(接続先運用管理サーバ名)を指定します。
<上記以外の場合>
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
MpOrSetmenu.exe -d 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER> |
注意
メニューの削除を行う際の注意事項
運用管理サーバにSystemwalker Centric Manager V13.2.0以降がインストールされている場合、認証プロンプトが表示されることがあります。認証プロンプトには、運用管理サーバのAdministrators権限またはDmAdmin権限を持ったユーザ名およびパスワードを入力してください。
インストールを行います
“第4章 インストール”を参照し、Systemwalker for Oracle V15.0.0のインストールを行ってください。
環境設定を行います
“5.5 業務サーバおよび部門管理サーバでの環境設定【Windows版】”を参照し、環境設定を行ってください。
メニューの登録を行います
“5.7 Systemwalkerコンソールにメニューを登録する”を参照し、Systemwalkerコンソール上のノードへメニューを登録します。
ポリシーをリストアします
バックアップしたポリシーをリストアします。
以下のコマンドを実行してください。
MpOrBRENV.exe <ENTER> |
実行した場合、ポリシーのバックアップリストアの初期メニューが表示されます。
操作手順については“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“ポリシーのリストア”を参照してください。
拡張監視機能の定義ファイルをリストアします
(「3.拡張監視機能の定義ファイルをバックアップします」を行った場合のみ)
バックアップした定義ファイルをリストアします。リストア先については“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“定義ファイルのリストア”を参照してください。
Systemwalker for Oracleのサービスを確認します
以下のサービスが起動されているか確認してください。停止している場合は起動してください。停止している場合は起動してください。サービスの確認および起動は、Windowsの[サービス]画面で行います。
Systemwalker for Oracle Communicator
Oracle環境情報の更新を行います
[Oracle環境情報設定]画面で内容を確認し、[更新]を行ってください。
Oracle環境情報の設定については“6.2 Oracle環境情報の設定”を参照してください。
Oracle状態監視の条件の更新を行います
[Oracle状態監視設定]画面から[スケジュール設定]画面を表示し、内容を確認した後、[格納]ボタンを選択してください。
Oracle状態監視の条件設定については“6.3 Oracle状態監視の条件設定”を参照してください。
ポリシーの配付を実行します
Systemwalkerコンソールからポリシー配付を実行してください。
Systemwalker for Oracleのサービスを確認します
以下のサービスが起動されているか確認してください。停止している場合は起動してください。サービスの確認および起動は、Windowsの[サービス]画面で行います。
Systemwalker for Oracle Monitor