[Oracle監視機能設定]画面を表示し、各監視に対して必要な項目を設定します。
Oracle監視機能設定は[Oracle監視機能設定]画面から設定します。
Oracle状態監視の条件は[Oracle監視機能設定]画面から監視対象となるOracle SIDごとに設定することができます。
Oracle状態監視の条件設定は以下の手順で行ってください。
(手順では、監視項目を設定するOracle SIDが「ora1110」の場合を例としています。)
[Oracle監視機能設定]画面で、監視対象となるOracle SIDの[Oracle状態監視]ボタンを選択します
[Oracle状態監視設定-スケジュール一覧]画面が表示されます
スケジュールの設定を行います
定義したい番号に対する[スケジュール]ボタンをクリックします。
スケジュールの設定については、“6.3.1.1 スケジュールを設定する”を参照して設定してください。
監視項目の設定を行います
スケジュールを設定した定義番号に対する[監視項目]ボタンをクリックします。
監視項目の設定については、“6.3.1.2 監視項目を設定する”を参照して設定してください。
ポリシーの配付
監視条件を設定後、「ポリシーの配付」を実施してください。
Systemwalkerコンソールの[ポリシーの配付]画面で「すぐに適用する」を選択して[OK]ボタンを選択します。
[ポリシーの配付]画面は、Systemwalker Centric Managerのバージョンに応じて、以下の手順で表示します。
V13.4.0以降
Systemwalkerコンソール[編集]の[ポリシー]メニューの[監視]-[ポリシーの配付]を選択します。
V13.3.0
Systemwalkerコンソール[監視]の[ポリシー]メニューの[監視]-[ポリシーの配付]を選択します。
V13.2.0以前
Systemwalkerコンソール[監視]の[ポリシー]メニューの[ポリシーの配付]を選択します。
[Oracle状態監視設定]で設定した監視条件は、ポリシー配付後、Systemwalker for OracleのOracle状態監視デーモンが起動した時点で反映されます。
Oracle状態監視は、監視時間の開始時刻から監視間隔に指定された時間ごとに終了時刻まで毎日実行されます。
スケジュールの最大定義数は7つです。
監視項目には、しきい値を持つ項目と持たない項目があります。監視項目については、“6.3.3 各監視項目の設定について”を参照してください。
注意
監視時刻が重複する場合の注意事項
Oracle状態監視条件が設定されたOracleが複数ある場合、監視を行う時刻が重なる場合があります。
同時刻に実行する場合、Oracle状態監視条件が設定されたOracle SIDに対する管理番号([Oracle監視機能設定]画面の「管理番号」)の小さい順に実行されます。
Oracleの稼働状態を監視するための時間帯や監視間隔の設定方法について説明します。
[Oracle状態監視設定]画面で[スケジュール]ボタンをクリックし、[Oracle状態監視設定-スケジュール設定]画面を表示します。
スケジュールの設定を行った後、[格納]ボタンをクリックして情報を格納してください。
スケジュール設定で入力する項目について以下に説明します。
項目 | 値 |
監視時間 | 監視を開始する時刻と終了する時刻を指定してください。分の値を省略した場合は、0分として処理を行います。
|
監視間隔 | 監視間隔を指定してください。監視時間の開始時刻から監視間隔ごとに監視を実行します。 |
スケジュールの有効 | 「有効」を選択したスケジュールのみが監視対象となります。 |
コメント(*) | 英数字、日本語、およびその混在文字列が入力可能です。 |
(*)次に示すものは使用不可です。「<、>、&、”、#」
すでにスケジュールが設定されている場合は以下のように表示されます。
スケジュールを変更する場合は、設定内容を変更した後、[格納]ボタンをクリックして情報を格納してください。
注意
[初期化]ボタンについて
[初期化]ボタンは初期画面では表示されません。
[初期化]ボタンを実行すると、設定済みの監視項目も初期化されますので注意してください
Oracleの稼働状態を監視するための監視項目の設定方法について説明します。
注意
監視項目を設定する場合の注意事項
各監視項目に対して設定された監視条件は上に設定されたものが優先されます。
したがって、しきい値が重複設定されている場合は優先順位の高いものが有効となります。
監視機能では監視対象となるOracleに対してアクセスを行っているため、各監視項目のしきい値の判定にはSystemwalker for Oracleがアクセスしている値も含んでいます。
以下の手順で行います。
[Oracle状態監視設定 - 監視項目定義一覧]画面を表示します
[Oracle状態監視設定]画面で[監視項目]ボタンをクリックし、[Oracle状態監視設定- 監視項目定義一覧]画面を表示します。
初期画面では、監視項目は設定されていません。
[追加]ボタンをクリックします。
監視項目を選択します
[Oracle状態監視設定 - 監視項目設定]画面が表示されます。
「システム表領域の空き領域」を監視する場合を例として、以下に説明します。
[領域の監視]をクリックします。
[領域の監視]で選択できる項目の一覧が表示されます。
[システム表領域の空き領域]をクリックします。
監視条件を設定します
選択した監視項目「システム表領域の空き領域」に対する監視条件を設定する画面が表示されます。
以下の監視条件を設定してください。
設定完了後は[格納]ボタンをクリックして内容を格納してください。
監視条件を「有効」とするか「無効」とするかを選択します。
しきい値のある項目の場合は、以下の条件も設定してください。
しきい値単位が複数ある場合、監視項目に対するしきい値単位を選択します。
監視項目がCOMMIT数、SQL実行数、ディスクREAD数またはディスクWRITE数の場合は、単位時間についても設定してください。
これらの項目では、スケジュール設定で設定した「監視間隔」内の値から指定された単位時間当たりの値を割り出し、その値がしきい値に該当するかどうかを判定しています。
単位時間として設定できるのは 1 ~ 120 分の間です。
この単位時間は監視機能の起動時間により誤差が生じる場合があります。
監視項目に対するしきい値(範囲)を設定します。
設定した「しきい値」に対する重要度を選択します。
「無効」、「最重要」、「重要」または「警告」のいずれかを選択してください。
[推奨値の設定]ボタンをクリックすることにより、Systemwalker for Oracleがデフォルト値として推奨しているしきい値が設定されます。
ただし、すでに値が設定されている場合は上書きされますので、注意してください。
以下の監視項目の場合、空き領域の監視時に使用する全体領域を「現在のサイズ」とするか「最大サイズ (自動拡張指定時)」とするかを選択します。
・ システム表領域の空き領域
・ ユーザ表領域の空き領域
・ 一時表領域の空き領域
・ ローカル管理の一時表領域の空き領域
・ UNDO表領域の空き領域
・ SYSAUX表領域の空き領域
注意
全体領域として「現在のサイズ」または「最大サイズ(自動拡張指定時)」を選択した場合における監視方法については、“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“Oracle状態監視の監視項目の詳細”を参照してください。
監視項目についての説明を表示します。
設定内容を確認します
[Oracle状態監視設定 - 監視項目定義一覧]画面で[再表示]ボタンをクリックします。
表示された設定内容を確認します。
注意
[監視項目定義一覧]画面の[初期化]ボタンについて
[初期化]ボタンは初期画面では表示されません。
[初期化]ボタンを実行すると、設定済みのすべての監視項目が初期化されます。
設定内容を変更する場合
設定内容を変更する場合は、監視項目名をクリックします。
監視条件設定画面が表示されます。
設定内容を変更し、[格納]ボタンをクリックして内容を格納します。
注意
[監視条件設定]画面の[初期化]ボタンについて
[初期化]ボタンは初期画面では表示されません。
[初期化]ボタンを実行すると、設定済みのすべての監視項目が初期化されます。