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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

13.9 サーバアプリケーションの配備

サーバアプリケーションを配備する方法について説明します。

サーバへアプリケーションを配備するには、必要な定義ファイルをサーバのシステム構築シートの[アプリケーション連携実行基盤種別の選択]シートで[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として指定したディレクトリに格納しておく必要があります。また、サーバアプリケーションの定義ファイルをシステム構築シートの[ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力]シートで[定義ファイル格納ディレクトリパス]として指定したディレクトリに格納しておく必要があります。

資産の準備が整った後、サーバにログインし、システム構築シートの[アプリケーション連携実行基盤種別の選択]シートで[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として指定したディレクトリに移動します。

アプリケーションの配備/再配備

[アプリケーション連携実行基盤種別の選択]シートで[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として“/home/user1/MyPrj”を指定していた場合の例を示します。

cd /home/user1/MyPrj

アプリケーションの配備は、以下の手順で行います。

以下にディレクトリ構成の例を示します。

システム構築シートで出力されたアプリケーション配備定義ファイルを入力に、以下のようにアプリケーションの配備コマンド(apfwdeploy)を実行します。

/opt/FJSVibs/bin/apfwdeploy -f WU01_dst1.deploy

また、アプリケーション修正時は、以下のように再配備オプションを付加して、以下のようにコマンドを実行します。

/opt/FJSVibs/bin/apfwdeploy -o -n WU01 -a dst1

運用サーバ上のアプリケーションライブラリ、アプリケーション定義ファイル、業務共通制御ライブラリ、および業務共通制御定義ファイルが配備の対象となります。

サーバアプリケーションを配備する際に必要な資源は以下の通りです。


業務共通制御を配備する際に必要な資源は以下の通りです。

アプリケーションインタフェース定義ファイル、アプリケーション呼出し定義ファイル、業務共通制御アプリケーションインタフェース定義ファイル、および制御アプリケーション定義ファイルは、開発環境で作成します。詳細は“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
また、アプリケーション連携実行基盤定義ファイルについての詳細は、“D.4.2 アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの作成”を参照してください。

アプリケーションの配備/再配備

[アプリケーション連携実行基盤種別の選択]シートで[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として“c:\work\MyPrj”を指定していた場合の例を示します。

cd c:\work\MyPrj

アプリケーションの配備は、以下の手順で行います。ディレクトリ構成の例は、サーバがSolarisおよびLinuxの場合の例を参考に置き換えて読んでください。

システム構築シートで出力されたアプリケーション配備定義ファイルを入力に、以下のようにアプリケーションの配備コマンド(apfwdeploy)を実行します。

apfwdeploy -f WU01_dst1.deploy

また、アプリケーション修正時は、以下のように再配備オプションを付加して、以下のようにコマンドを実行します。

apfwdeploy -o -n WU01 -a dst1

運用サーバ上のアプリケーションライブラリ、アプリケーション定義ファイル、業務共通制御ライブラリ、および業務共通制御定義ファイルが配備の対象となります。

サーバアプリケーションを配備する際に必要な資源は以下の通りです。


業務共通制御を配備する際に必要な資源は以下の通りです。

アプリケーションインタフェース定義ファイル、アプリケーション呼出し定義ファイル、業務共通制御アプリケーションインタフェース定義ファイル、および制御アプリケーション定義ファイルは、開発環境で作成します。詳細は“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
また、アプリケーション連携実行基盤定義ファイルについての詳細は、“D.4.2 アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの作成”を参照してください。