[フロー定義とキューの関連入力]シートで[次へ]ボタンをクリックすると、[データベースサーバの構成情報入力]シートが表示されます。ここでは、データベースの種類に依存しない共通の部分について説明します。

[データベースサーバの構成情報入力]シート(共通部分)には、以下の項目があります。
項目  | 説明  | |
|---|---|---|
データベースタイプ  | データベースタイプを選択します。以下の種類があります。 
  | |
業務データベースの詳細情報入力のスキップ有無  | 業務データベースの詳細情報を入力するかどうかを選択します。 
 また、業務データベースの設定をスキップした場合でも、業務データベースを使用する場合は、メッセージトラッキングDB用のデータベースリソース名の指定は、省略できません。  | |
[OK]ボタン  | [データベースタイプ]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると、データベースの種別が確定され、データベースサーバの構成情報が入力可能になります。 ポイント [OK]ボタンをクリックすると、[データベースタイプ]の選択と[OK]ボタンのクリックはできなくなります。  | |
[リセット]ボタン  | [データベースタイプ]および[業務データベースの詳細情報入力のスキップ有無]を選択し直す場合に実行します。  | |
[戻る]ボタン  | クリックすると、以下の[確認メッセージ]が表示されます。 
 [OK]ボタンをクリックすると、[フロー定義とキューの関連入力]シートが表示されます。この場合、設定した情報はクリアされます。  | |
[次へ]ボタン  | クリックすると、[フロー定義とキューの関連入力]シートが表示されます。  | |
[データベースサーバの構成情報出力]ボタン  | クリックすると、シートの入力内容から、以下が出力されます。 
 出力内容の詳細は、“9.4.5.2 データベースサーバの構成情報入力の出力内容”を参照してください。  | |
業務データベース・メッセージ格納DB用のデータベースリソース情報  | 業務データベースおよびメッセージ格納DB用のデータベースリソース情報を指定します。データベースタイプのタイプにより異なるため、詳細は、以下を参照してください。  | |
業務データベース名  | データベースサーバ上に作成した業務データベース名を入力します。36文字以内で指定します。先頭文字は英字を指定してください。なおDB連携を使用する場合は、業務データベース内にメッセージ格納DB環境が作成されている必要があります。 [データベースタイプ]がSymfowareの場合 [データベースタイプ]がOracleの場合 
 
 
 
  | |
DB連携固有情報  | 
  | 本項目は、[フロー定義とキューの関連入力]シートの、[フローで使用するメッセージの属性]で[DB連携]を選択した場合に、表示されます。  | 
メッセージ格納DBのIPアドレス  | メッセージ格納DBのIPアドレスを指定します。  | |
データベースサーバのIPアドレス種別  | データベースサーバのIPアドレス種別を選択します。 
  | |
フロー定義DB用のデータベースリソース情報  | データベースリソース名  | 簡易セットアップで作成したフロー定義DBのデータベースリソース名を指定します。 ポイント 本情報は、フロー定義登録コマンドおよびアプリケーション連携実行基盤設定情報に使用されます。  | 
管理者ユーザID  | 簡易セットアップで作成したフロー定義DBの管理者ユーザIDを指定します。 [データベースタイプ]がSymfowareの場合 [データベースタイプ]がOracleの場合  | |
メッセージトラッキングDB用のデータベースリソース情報  | データベースリソース名  | 簡易セットアップで作成したフロー定義DBのデータベースリソース名を指定します。 ポイント 本情報は、アプリケーション連携実行基盤設定情報に使用されます。  | 
■業務データベースがSymfoware Serverの場合
データベースタイプに[Symfoware]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると、Symfoware Serverのデータベースサーバの構成情報が入力可能になります。

[データベースサーバの構成情報入力]シート(Symfoware)には、以下の項目があります。
◆業務データベース・メッセージ格納DB用のデータベースリソース情報
項目  | 説明  | 
|---|---|
データベースタイプ  | “Symfoware”と表示されます。  | 
データベースリソース名  | データベースリソース名を、1~255バイト以内の文字列で指定します。 注意 データベースリソース名には以下の制限があります。 
  | 
接続ホスト名  | SymfowareのJDBCドライバが提供するJNDIサービスプロバイダのネーミングサービスが存在するホスト名を、1~255バイト以内の文字列で指定します。 注意 “:”は指定できません。  | 
接続ポート番号  | Symfoware JDBCドライバのネーミングサービスのポート番号を指定します。ポート番号は、1024~65535までの数字で指定します。  | 
データベースサーバのポート番号  | データベースサーバのポート番号を、1024~65535までの数字で指定します。  | 
利用者識別子(ユーザID)  | データベースにアクセスする場合のユーザIDを、1~36バイト以内の文字列で指定します。  | 
パスワード  | システム構築シートではパスワードは入力できません。  | 
SQLサーバ名  | 以下のように指定します。 
 注意 C言語またはCOBOLでデータベースにアクセスする場合は、本パラメタで指定したSQLサーバ名を、クライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタに登録する必要があります。  | 
データソース名  | JNDIサービスプロバイダのネーミングサービスに登録したデータソース名を、1~255バイト以内の文字列で指定します。 注意 開発言語がCOBOLの場合、データベースリソース定義コマンドは、必ずJDBCデータソースの定義を行います。このため、COBOLだけを利用する場合においても、JDBCデータソースに関連するパラメタに値を指定してデータベースリソース定義を行う必要があります。指定値の詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwmkrsc”を参照してください。  | 
■業務データベースがOracleの場合
データベースタイプに[Oracle]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると、Oracleのデータベースサーバの構成情報が入力可能になります。

[データベースサーバの構成情報入力]シート(Oracle)には、以下の項目があります。
◆業務データベース情報・メッセージ格納DB用のデータベースリソース情報
項目  | 説明  | 
|---|---|
データベースタイプ  | “Oracle”と表示されます。  | 
データベースリソース名  | データベースリソース名を、1~255バイト以内の文字列で指定します。 注意 データベースリソース名には以下の制限があります。 
  | 
接続ホスト名  | Oracleデータベースが存在するホスト名を、1~255バイト以内の文字列で指定します。 注意 “:”は指定できません。  | 
接続ポート番号  | Oracleデータベースと通信するリスナのポート番号を指定します。ポート番号は、1024~65535までの数字で指定します。  | 
データベースシステム名(SID名)  | 接続するデータベースのSIDを、1~255バイト以内の文字列で指定します。  | 
利用者識別子(ユーザID)  | データベースにアクセスする場合のユーザIDを、1~255バイト以内の文字列で指定します。  | 
パスワード  | システム構築シートではパスワードは入力できません。  | 
ネットサービス名  | ネットサービス名を1~255バイト以内の文字列で指定します。ネットサービス名の詳細については“9.10.2 リスナーの設定とネットサービス名の登録(Oracleの場合)”を参照してください。 注意 ネットサービス名には以下の制限があります。 
  | 
ドライバタイプ  | ドライバタイプを指定します。以下の種類があります。 
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ネットワークプロトコル  | ドライバタイプがthinの場合 ドライバタイプがociの場合  |