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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

8.3.3 JMSの環境設定

JMSを利用するための環境変数を設定します。設定箇所には以下の2種類があります。設定条件に合致するものについて、設定を行ってください。

環境変数設定ファイル

環境変数設定ファイルに、非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するJMSの環境設定を行います。
非同期アプリケーション連携実行基盤のコマンドおよびInterstage管理コンソールが動作する環境の設定として、必ず設定する必要があります。
環境変数設定ファイルとは、非同期アプリケーション連携実行基盤の環境設定に関する定義が格納されたファイルです。
設定する値の詳細については、“◆JMS環境の設定値”を参照してください。
環境変数設定ファイルの記述方法については、“8.3.4 環境変数設定ファイルの記述”を参照してください。

コマンド実行シェル

以下の操作を実行する場合、コマンド実行シェルの環境変数にJMSの環境設定が必要です。

キュー作成の詳細については、“9.8.3 キューの作成”を参照してください。
業務処理開始アプリケーション起動時の環境変数設定の詳細については、“9.12 業務処理開始アプリケーションの環境作成”を参照してください。
カスタムセットアップについては、“付録A カスタムセットアップによる環境作成”を参照してください。

JMS環境の設定

JDK/JRE6を使用する場合

以下の項目を設定してください。

環境変数

設定値

PATH

/opt/FJSVj2ee/bin

/opt/FJSVjms/bin

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FSUNod/lib

/opt/FJSVjms/lib

CLASSPATH

/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar

/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar

/opt/FSUNots/lib/fjtsclient.jar

注意

LD_LIBRARY_PATH に、以下のパスを指定しないでください。指定した場合にはJMSは動作しません。

/opt/FSUNod/lib/nt

コマンド実行シェルに環境変数を設定する場合の設定例を以下に示します。設定値は、JDK/JRE6を利用する場合の例です

環境変数

設定値

PATH

/opt/FJSVj2ee/bin

/opt/FJSVjms/bin

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FJSVod/lib

/opt/FJSVjms/lib

CLASSPATH

/opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar

/opt/FJSVes/lib/esnotifyjava4.jar

/opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar

/opt/FJSVjms/lib/fjmsprovider.jar

/opt/FJSVots/lib/fjtsclient.jar

注意

LD_LIBRARY_PATH に、以下のパスを指定しないでください。指定した場合にはJMSは動作しません。

/opt/FJSVod/lib/nt

コマンド実行シェルに環境変数を設定する場合の設定例を以下に示します。設定値は、JDK/JRE6を利用する場合の例です