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Interstage List Works V10.3.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

4.5.4 記述形式

KC,キー名,[形式種別],ページ,左上X座標,左上Y座標,右下X座標,右下Y座標,

(1) 定義項目

項目名

バイト数(種別)

必須

説明

KC

2(文字)

KCレコードを示すレコード識別子です。

キー名

20以内(文字)

以下のどちらかを指定します。

形式種別

2以内(数字)

キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。

抜き出し文字列の形式種別を指定します。(省略時は「99」)

  「0」~「8」:抜き出し文字列を変換する
  「99」:抜き出し文字列を変換しない
形式種別については、“形式種別”を参照してください。

ページ

7以内(数字)

抜き出し文字列が存在するページを、仕分け後の各帳票のページで指定します。

  「1」~「9999999」

左上X座標

5以内(数字)

抜き出し文字列が存在する範囲の左上X座標を指定します。

  「0」~「65535」
指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。

左上Y座標

5以内(数字)

抜き出し文字列が存在する範囲の左上Y座標を指定します。

  「0」~「65535」
指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。

右下X座標

5以内(数字)

抜き出し文字列が存在する範囲の右下X座標を指定します。

  「0」~「65535」
指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。

右下Y座標

5以内(数字)

抜き出し文字列が存在する範囲の右下Y座標を指定します。

  「0」~「65535」
指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。

形式種別

キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。

注意

LV-DATEは、LV-DATE-TYPEキーと組み合わせて、LV-TIMEはLV-TIME-TYPEと組み合わせて指定する必要があります。

詳細は、“運用手引書”を参照してください。

形式種別

抜き出し形式

変換例:西暦2000年10月29日を変換

0

YYMMDD

001029(西暦)

1

YYMMDD

121029(和暦)

2

YY**DDD**

00年303日(西暦)

3

YY**DDD**

12年303日(和暦)

4

YYYY**MM**DD**

2000年10月29日(西暦)

5

YY**MM**DD**

00年10月29日(西暦)

6

YY**MM**DD**

12年10月29日(和暦)

7

YY*MM*DD

00/10/29(西暦)

8

YY*MM*DD

12/10/29(和暦)

(YY=年、YYYY=年4桁、MM=月、DD=日、DDD=1月1日からの通算日数、*=区切り文字)


左上X/Y座標、右下X/Y座標

KCレコードで指定する座標値は、用紙の左上を原点として、X軸右方向が正、Y軸下方向が正です。指定した座標値が複数行にわたっている場合は、1番上の行が有効になります。

単位系は、1/1440インチ単位となります。座標値については、帳票ダンプ出力機能で出力された値を指定してください。印刷データ上に存在しない座標値を指定した場合は、キー名に文字列が設定されずに処理が続行されます。

ダンプ出力機能については、“2.5 帳票内文字列の位置確認(ダンプ出力機能) ”を参照してください。

(2) 注意事項

抜き出し文字列に関する注意事項

キー名の帳票情報に使用できる文字は、帳票情報の種類に応じて制限があります。

使用できない文字の詳細については、“運用手引書”を参照してください。

印刷データの文字コードがUnicodeの場合、正しく抜き出せる全角文字は、JIS 非漢字、JIS 第一水準漢字、JIS第二水準漢字、利用者定義文字です。それ以外の全角文字は欠落して設定されます。このような文字が含まれている場合は、該当する文字を除いて抜き出し位置を指定するか、または該当する文字を利用者定義文字として定義してください。このような文字は帳票ダンプ出力結果においても欠落するために、帳票ダンプ出力結果で確認することができます。