KC,キー名,[形式種別],ページ,左上X座標,左上Y座標,右下X座標,右下Y座標,
(1) 定義項目
項目名 | バイト数(種別) | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
2(文字) | ○ | KCレコードを示すレコード識別子です。 | |
20以内(文字) | ○ | 以下のどちらかを指定します。
| |
2以内(数字) | キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。 抜き出し文字列の形式種別を指定します。(省略時は「99」) 「0」~「8」:抜き出し文字列を変換する 「99」:抜き出し文字列を変換しない 形式種別については、“形式種別”を参照してください。 | ||
7以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在するページを、仕分け後の各帳票のページで指定します。 「1」~「9999999」 | |
5以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在する範囲の左上X座標を指定します。 「0」~「65535」 指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。 | |
5以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在する範囲の左上Y座標を指定します。 「0」~「65535」 指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。 | |
5以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在する範囲の右下X座標を指定します。 「0」~「65535」 指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。 | |
5以内(数字) | ○ | 抜き出し文字列が存在する範囲の右下Y座標を指定します。 「0」~「65535」 指定する座標値については、“左上X/Y座標、右下X/Y座標”を参照してください。 |
キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。
注意
LV-DATEは、LV-DATE-TYPEキーと組み合わせて、LV-TIMEはLV-TIME-TYPEと組み合わせて指定する必要があります。
詳細は、“運用手引書”を参照してください。 |
形式種別 | 抜き出し形式 | 変換例:西暦2000年10月29日を変換 |
---|---|---|
0 | YYMMDD | 001029(西暦) |
1 | YYMMDD | 121029(和暦) |
2 | YY**DDD** | 00年303日(西暦) |
3 | YY**DDD** | 12年303日(和暦) |
4 | YYYY**MM**DD** | 2000年10月29日(西暦) |
5 | YY**MM**DD** | 00年10月29日(西暦) |
6 | YY**MM**DD** | 12年10月29日(和暦) |
7 | YY*MM*DD | 00/10/29(西暦) |
8 | YY*MM*DD | 12/10/29(和暦) |
(YY=年、YYYY=年4桁、MM=月、DD=日、DDD=1月1日からの通算日数、*=区切り文字)
KCレコードで指定する座標値は、用紙の左上を原点として、X軸右方向が正、Y軸下方向が正です。指定した座標値が複数行にわたっている場合は、1番上の行が有効になります。
単位系は、1/1440インチ単位となります。座標値については、帳票ダンプ出力機能で出力された値を指定してください。印刷データ上に存在しない座標値を指定した場合は、キー名に文字列が設定されずに処理が続行されます。
ダンプ出力機能については、“2.5 帳票内文字列の位置確認(ダンプ出力機能) ”を参照してください。 |
(2) 注意事項
キー名の帳票情報に使用できる文字は、帳票情報の種類に応じて制限があります。
使用できない文字の詳細については、“運用手引書”を参照してください。 |
印刷データの文字コードがUnicodeの場合、正しく抜き出せる全角文字は、JIS 非漢字、JIS 第一水準漢字、JIS第二水準漢字、利用者定義文字です。それ以外の全角文字は欠落して設定されます。このような文字が含まれている場合は、該当する文字を除いて抜き出し位置を指定するか、または該当する文字を利用者定義文字として定義してください。このような文字は帳票ダンプ出力結果においても欠落するために、帳票ダンプ出力結果で確認することができます。