FJQSS(資料採取ツール)の操作手順を説明します。
対象サーバにログインします。
スタートメニューから[Interstage Interaction Manager] > [FJQSS起動]を選択します。
Windows Server 2012ではスタートメニューが存在しませんので、以下を実行します。
スタート画面を表示します。
スタート画面の何もないところを右クリックします。
画面右下の「すべてのアプリ」をクリックし、アプリ画面を表示します。
アプリ画面から[Interstage Interaction Manager]メニュー内の[FJQSS起動]をクリックします。
以下のコマンドプロンプト画面がポップアップし、採取内容が表示されます。
開始する場合はYキーを、中止する場合はNキーを押下してください。(省略値=N):
詳しい採取内容は、以下のファイルを参照してください。
<製品のインストールフォルダ>\fjqss\fjqss_tool?\CollectionInfo.txt (?は1~9までの数字)
注意
FJQSS(資料採取ツール)は、管理者権限で実行する必要があります。
Windows Server 2008、Windows Server 2012では、標準ユーザーから操作をした場合、ユーザーアカウント制御(UAC)による管理者(Administrator)のパスワード入力画面が表示されます。管理者のパスワードを入力することにより、FJQSS(資料採取ツール)を実行することができます。詳細は、「D.1.5 注意事項」の「ユーザーアカウント制御(UAC)について」を参照してください。
表示される採取内容を確認し、「y」を入力してEnterキーを押します。
資料採取が始まり、インジケーターが表示されます。
開始する場合はYキーを、中止する場合はNキーを押下してください。(省略値=N):y 調査資料採取中:#################### 40%[00:00:04]
資料採取に必要な時間とディスク容量は、対象システムの状態によって異なります。
所要時間の目安は、6分程度です。(CPU:Intel Xeonプロセッサ X5680 3.33GHzの場合)
ディスク容量の目安は、100Mバイト程度です。(製品のデフォルトの設定から変更がない場合)
出力先フォルダの内容を確認します。
資料採取が終了すると以下の画面になります。表示されたフォルダに調査資料が作成されていることを確認します。
開始する場合はYキーを、中止する場合はNキーを押下してください。(省略値=N):y 調査資料採取中:################################################ 100%[00:00:08] FJQSS (資料採取ツール)の実行が終了しました。 調査資料は以下に出力しました。 C:\DOCUME~1\User\LOCALS~1\Temp\ezcollect20130404154357 [Enter]キーを押下すると終了します。
出力先フォルダ(ezcollectYYYYMMDDHHMMSS: YYYYMMDDHHMMSSは採取を開始した年月日時分秒)には、以下が作成されます。出力先フォルダの位置は「D.1.3 採取した調査資料の確認」を参照してください。
resultYYYYMMDDHHMMSS_?_1.cab ("?"は1から始まる通番)
採取した調査資料です。
result.txt
実行結果です。資料採取に成功したか否かを知るためのテキストファイルです。
採取した調査資料名と採取の結果(OK/NG)が出力されます。
ez.log
FJQSS(資料採取ツール)の動作ログです。
Enterキーを押します。
コマンドプロンプト画面が閉じます。
FJQSS(資料採取ツール)の実行中止について
FJQSS(資料採取ツール)は資料採取の終了まで待つことが望ましいですが、止むを得ない場合は資料採取の実行を中止することができます。資料採取中に[CTRL+C]を押すと、以下の画面となり実行を中止します。
開始する場合はYキーを、中止する場合はNキーを押下してください。(省略値=N):y 調査資料採取中:#################### 40%[00:00:04] FJQSS (資料採取ツール)の実行を中止しました。 調査資料は以下に出力しました。 C:\DOCUME~1\User\LOCALS~1\Temp\ezcollect20130404154357 [Enter]キーを押下すると終了します。
実行を中止すると、資料採取中に作成した出力先フォルダが残ることがあります。再度FJQSS(資料採取ツール)を実行した場合、出力先フォルダは新規に作成されるため、FJQSS(資料採取ツール)の動作には影響ありません。また、残った出力先フォルダを、削除してもFJQSS(資料採取ツール)の動作には影響ありません。
注意
資料採取中にコマンドプロンプト画面は閉じないでください。閉じた場合、作業フォルダに一時フォルダが残ることがあります。作業フォルダに以下の一時フォルダが残っている場合は削除してください。
ezcollectYYYYMMDDHHMMSS
s
作業フォルダの詳細については、「D.1.4 出力先フォルダの変更」を参照してください。