ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

3.6.1 デバイスの追加

任意の管理対象サーバ(Storageサーバ)にデバイスを追加した場合、以下の方法でAdvancedCopy Managerのバックアップ運用に組み込みます。

この作業は、Webコンソールおよびコマンドで実施できます。

コマンドでの作業手順は、以下のとおりです。

  1. 12.3.6 stgxfwcmsetdev(デバイス情報取得/反映コマンド)」で、新たに追加したデバイスの情報を取得し、管理情報に反映します。

  2. 12.2.1.3 swstdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)」で、追加したデバイスの運用種別を設定します。

  3. 追加したデバイスを業務ボリュームとして定義した場合は、「12.2.1.5 swstbkpolset(バックアップポリシー設定コマンド)」で、バックアップポリシーを設定します。

注意

  • デバイス追加時に、ディスクやメモリなどのシステム資源が不足する可能性があります。デバイスを追加する前に、システム資源を再見積りしてください。詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerの動作環境」にある「運用に必要な資源」を参照してください。

  • デバイス追加時に、リポジトリ更新時に必要な領域が不足する場合があります。そのため、デバイス情報を取り込む前に、リポジトリ更新時に必要な領域が不足していないか確認してください。不足している場合は、必要な領域を確保したあとに、デバイス情報を取り込んでください。手順は、「11.2.3 リポジトリへのアクセス失敗時の対処方法」の手順2を参照してください。

  • デバイス追加時に、運用管理サーバ(Storage管理サーバ)のリポジトリ(リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ)の容量が不足する可能性があります。デバイスを追加する前に、リポジトリ容量を再見積りしてください。見積り方法は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「データベース領域の見積り」を参照してください。
    再見積りの結果、65MBに満たない場合、容量の拡張は不要です。65MBを超える場合は、容量を拡張したあとにデバイスを追加してください。拡張方法は、「11.2.1 リポジトリの容量不足時の対処方法」を参照してください。