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Systemwalker Live Help V13.6.1 ユーザーズガイド
Systemwalker

15.4.1 Live Help CMコンピュータの追加/設定変更/削除

[Live Help CM]コンピュータは、Live Helpネットワーク内のすべてのエキスパートやクライアントで共有できるため、通常、1つのLive Helpネットワーク上に1台あれば十分です。しかし、1台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる最大同時サポートセッション数である63を超えるサポートセッションを管理したい場合には、[Live Help CM]コンピュータを増設する必要があります。

また、[Live Help CM]コンピュータのIPアドレスを変更したり、コンピュータを変更したりした場合、[Live Help CM]コンピュータの構成情報の変更や、削除が必要になる場合があります。

その場合は、[Live Help CM管理]プログラムを使用して、[Live Help CM]コンピュータの構成を変更します。

各操作に進む前に、以下の手順で[Live Help CM管理]プログラムを起動してください。

  1. [Live Help CM]プログラムを起動する

    [Live Help CM] コンピュータで[Live Help CM] サービスを起動します。

  2. [Live Help CM管理]プログラムを起動する

    [Live Help CM管理]プログラムを起動します。


注意

[Live Help CM]コンピュータは、1台で最大同時に63セッションを処理できます。セッション数は、[Live Help CM]コンピュータ経由でセッションを開催しているLive Help Client端末の総数です(例:2台のLive Help Client端末がセッションを開いている場合、セッション数は2になります)。Live Help Expert端末から[Live Help CM]コンピュータ経由で開催されているセッションに参加する場合、[Live Help CM]のセッション数は増えません。

各ステップの詳細な手順については、以下を参照して下さい。

15.4.1.1 Live Help CMコンピュータを追加する

[Live Help CM]コンピュータを増設する場合、各[Live Help CM]コンピュータ用に1つずつ[Live Help CM管理]プログラムをインストールすることも、複数の[Live Help CM]コンピュータを1つの[Live Help CM管理]プログラムで管理することもできます。

各[Live Help CM]コンピュータ用に1つずつ[Live Help CM管理]プログラムをインストールする運用の場合、“基本の構成で接続する”-“[Live Help CM]コンピュータに接続する”の手順で増設した[Live Help CM]コンピュータを認識させて下さい。

1つの[Live Help CM管理]プログラムで複数の[Live Help CM]コンピュータを管理する場合には、以下の手順で[Live Help CM管理]プログラムに[Live Help CM]コンピュータを追加した後、“基本の構成で接続する”-“[Live Help CM]コンピュータに接続する”の手順で増設した[Live Help CM]コンピュータを認識させて下さい。

  1. [CM]-[CMの追加] コマンドを選択する

  2. [Live Help CMパラメータ] ダイアログボックスが表示されたら、以下の情報を指定する

    • 名前:
      [Live Help CM]コンピュータを識別するための名前を入力します。例としては、「サポートマネージャー1」、「3階のCM」、「東京地区」などがあります。

    • ホスト名/IPアドレス:
      [Live Help CM]コンピュータのホスト名またはIPアドレスを入力します。

      注意

      [Live Help CM]コンピュータを識別するためにホスト名を使う場合、[Live Help Client]プログラム、[Live Help Expert]プログラム、および[Live Help CM管理]プログラムをインストールしたコンピュータで、そのホスト名が名前解決されている必要があります。詳細は“基本の構成で接続する”-“[Live Help CM]コンピュータに接続する”を参照して下さい。

      参考

      IPアドレスやホスト名が不明な場合、[Live Help CM]コンピュータ上でスタートメニューから[Live Help]-[IPアドレス情報]を選択し、[IPアドレス情報]プログラムを起動してください。 [Live Help CM]コンピュータのアドレスが画面に表示され、さらに[Live Help CM]プログラムのインストールフォルダの"CMTCP.ADR"ファイルにも書き込まれます。[インポート]ボタンをクリックしてこのファイルからアドレス情報をインポートすると、アドレスの指定間違いを防ぐことができます。

  3. [OK] ボタンをクリックする

    ホスト名/IPアドレスが正しく指定されていれば、追加した[Live Help CM] コンピュータとの接続が確立され、サポートセンターを構成することができるようになります。


15.4.1.2 Live Help CMコンピュータの構成情報を変更する

[Live Help CM]コンピュータの構成情報を変更するには、以下の操作を行ってください。

  1. [Live Help CM]コンピュータリストボックスで、ドロップダウンリストから該当するエントリを選択する

  2. [CM]-[CMの設定]コマンドを選択する

  3. [Live Help CMパラメータ]ダイアログボックスが表示されたら、必要に応じて情報を変更する

    各設定項目の詳細については、“Live Help CMコンピュータを追加する”を参照して下さい。

  4. [OK]ボタンをクリックする

    ホスト名/IPアドレスが正しく指定されていれば、新しい設定で[Live Help CM] コンピュータに接続されます。

注意

ホスト名もしくはIPアドレスを変更した場合、該当する[Live Help CM]コンピュータ内に構成されたサポートセンター用のCCLファイルも更新する必要があります。各サポートセンター用に新しいCCLファイルを作成し、そのサポートセンターを使用しているエキスパートおよびクライアントに配布して下さい。詳細は“CCLファイルの作成/配布/削除”の“CCLファイルを作成する”および“CCLファイルを配布する”を参照して下さい。


15.4.1.3 Live Help CMコンピュータを削除する

[Live Help CM]コンピュータの構成情報を削除するには、以下の操作を行って下さい。

  1. [Live Help CM]コンピュータリストボックスで、ドロップダウンリストから該当するエントリを選択する

  2. [CM]-[CMの削除]コマンドを選択する

  3. 削除を確認するダイアログボックスが表示されたら、[はい]ボタンをクリックする

    リストから該当の[Live Help CM]コンピュータが削除され、その[Live Help CM]コンピュータとの接続が断たれます。

注意

[CMの削除]コマンドで削除されるのは[Live Help CM管理]プログラムで管理している構成情報([Live Help CM]コンピュータに接続するための情報)のみです。[Live Help CM]コンピュータ内に構成されているサポートセンターは削除されません。サポートセンターも削除したい場合は、[Live Help CM]コンピュータを削除する前に“サポートセンターの追加/設定変更/削除”-“サポートセンターを削除する”の手順で削除して下さい。