CCLファイルは、Live Helpが利用可能なサポートセンターを見つけるために参照する構成ファイルです。このファイルには、サポートセンターの名前や、サポートセンターを管理する[Live Help CM]コンピュータのホスト名もしくはIPアドレスといったサポートセンター構成情報が入っており、Live Helpプログラムのインストールフォルダ配下のサブフォルダに格納されています。
[Live Help Expert]プログラムまたは[Live Help Client]プログラムをインストールすると、“SUPTCP.CCL”というデフォルトのCCLファイルが作成されます。このCCLファイルは、以下のように設定されています。
[Live Help CM]コンピュータのホスト名: CMTCP
サポートセンター名: Support TCP/IP
このCCLファイルを使用して接続できる場合は、別のCCLファイルを追加作成する必要はありません。しかし、[Live Help CM]コンピュータのホスト名が“CMTCP”ではない場合や、“CMTCP”というホスト名が名前解決できていない場合、“Support TCP/IP”以外のサポートセンターを使用したい場合には、別のCCLファイルを作成し、配布する必要があります。
また、サポートセンターを削除した場合、そのサポートセンター用のCCLファイルを削除する必要があります。
CCLファイルは、以下の手順で作成します。
[Live Help CM]プログラムを起動する
[Live Help CM]コンピュータで[Live Help CM]サービスを起動します。
[Live Help CM管理]プログラムを起動する
[Live Help CM管理]プログラムを起動します。
CCLファイルを作成したいサポートセンターを選択する
[Live Help CM]コンピュータリストボックスに、適切な[Live Help CM]コンピュータの名前が表示されていることを確認し、[センター]リストボックスで、CCLファイルを作成したいサポートセンターをクリックして強調表示させます。
ポイント
ここで複数のサポートセンターを選択して、複数のサポートセンターのエントリが入ったCCLファイルを作成することもできます。しかし、複数のサポートセンターを1つのファイルにまとめるよりも、ファイルを別々にしたほうが、構成情報の管理と保守が簡単になります。そのため、サポートセンターごとに別々のCCLファイルを作成することをお勧めします。
[ファイル]-[CCLファイルの保存]コマンドを選択する
[CCLファイルの保存]ダイアログボックスが表示されたら、CCLファイルの名前と、そのファイルを保存するドライブとフォルダを入力する
ポイント
ファイル名は重複しないようにしてください。
サポートセンターの説明となるような名前にしてください。たとえば、サポートセンターの名前が“Help Desk”の場合、“HELPDESK.CCL”といったファイル名にします。
[保存]ボタンをクリックする
各ステップの詳細な手順については、以下を参照して下さい。
作成したCCLファイルを、エキスパートとクライアントにそれぞれ配布します。各コンピュータのコピー先は以下のとおりです。
[Live Help Client]プログラムの場合
[Live Help Client]のインストールフォルダ\CLICCL フォルダ
[Live Help Expert]プログラムの場合
[Live Help Expert]のインストールフォルダ\EXPCCL フォルダ
注意