輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとりください。
本書の構成
本書は、以下のように構成されています。
まず初めに、ソフトウェアのインストールとアンインストール方法について説明しています。次に第2章では基本的なことを理解し、第3章を参考に同僚の方とサポートセッションを試み、より深い理解のため、第4章から第15章をご利用ください。
[Live Help Expert]および[Live Help CM]ソフトウェアのインストール・アンインストール方法について説明します。また、システム要件についても説明しています。
Live Helpの機能の概要を紹介します。また、セッションの始め方、メンバーの役割、セキュリティ機能、セッションの進め方についても説明します。
セッションの実際例を説明します。セッションの開始、画面送信、リモート操作、ファイル送信を実際の操作に従って説明します。
クライアントのコンピュータやアプリケーションの操作について説明します。キーボードやマウスの使い方についての手引きも含まれています。
クライアントのコンピュータやアプリケーションの操作を指示する方法について説明します。
クライアントの画面をどうやって見るか、あるいは、自分の画面をクライアントにどうやって見せるかを説明しています。さらに、効果的にサポート活動を行うための手引きも含まれています。
クライアントとの間で、1つまたは複数のファイル、またはフォルダ(ディレクトリ)単位でファイルを転送する方法を説明します。エキスパートは、クライアントのコンピュータのファイルシステムを操作したり、ファイルを受け取ったりすることもできます。
エキスパートのクリップボードの内容をクライアントに送ったり、クライアントのクリップボードの内容をエキスパートに送ったりする方法について説明します。クリップボード送信は、ほかのエキスパートに対して行うこともできます。
クライアントとのテキストによる会話方法について説明します。エキスパート間でも利用できます。
クライアントとのセッション内容を録画して、再生する方法について説明します。
[Live Help Expert]ソフトウェアのインストール時に設定した値の変更方法について説明します。ツールバーのカスタマイズ方法、名前、セキュリティのデフォルト値の変更、[Live Help Expert]ウィンドウの表示方法の変更、通信手段(TCP/IP、モデム)の追加、削除の方法について説明します。
[Live Help Monitor]ソフトウェアと[Live Help Expert]ソフトウェアを対比しながら、[Live Help Monitor]ソフトウェア固有の機能について説明します。
[Live Help Address Book]ソフトウェアの機能について説明します。
Live Help Clientの設定を一括変更する方法について説明します。
[Live Help CM]ソフトウェアの機能および、[Live Help CM]を使用したセッションの接続方法について説明します。
よく使われるLive Help機能の概要についてまとめています。
旧バージョンのLive Helpとの組み合わせで動作する拡張ファイル転送の操作について説明します。
重要なセッション関連の活動を記録する機能の使い方を説明します。
WindowsファイアウォールによるLive Helpへの影響とブロックの解除方法について説明します。
オペレーティングシステムとのポート番号の競合が発生した場合の対処方法について説明します。
Live Helpを利用したセッションを行う際に推奨されるセキュリティ設定、バックアップ及びリストアの方法について説明します。
Live Helpセキュリティ設定コマンドで制限できる情報および動作と、その設定方法について説明します。
PRIMEGY FTモデルでLive Helpを動作させる際の留意事項について説明します。
1つのネットワーク内で、ターミナルサービスとLive Helpを同時使用する場合の制限事項や留意事項について説明します。
本製品に関して起こりうる代表的なトラブルの例と、その対処法について説明します。
本バージョンレベルのリリース情報について説明します。
FJQSS(資料採取ツール)のマニュアルについて説明します。
本書での表記について
◆コマンドで使用する記号
本書では、コマンドの説明において以下の記号を使用しています。
記述例
[PARA={a |b |c |… }] |
記号の意味
記号 | 意味 |
---|---|
[ ] | この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 |
{ } | この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
__ | 省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。 |
| | この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
… | この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。 |
◆OSの表記について
本書では、OS名称について以下のように略記しています。
OSの正式名称 | 略記 |
---|---|
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition | Windows(R) XP |
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition | Windows(R) XP x64 |
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system | Windows(R) 2000 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition | Windows Server 2003 STD |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition | Windows Server 2003 EE |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition | Windows Server 2003 STD(x64) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition | Windows Server 2003 EE(x64) |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic | Windows Vista |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard | Windows Server 2008 STD |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise | Windows Server 2008 EE |
Windows(R) 7 Home Premium | Windows 7 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation | Windows Server 2008 Foundation |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation | Windows Server 2008 R2 |
Windows(R) 8 (x86) | Windows 8 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation (x64) | Windows Server 2012 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Foundation Server Core | Windows Server 2012 Server Core |
◆マニュアルの表記について
本書では、マニュアル名称について以下のように略記しています。
マニュアルの正式名称 | 略記 |
---|---|
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド(V13.6.0) | Live Help Connect管理者ガイド |
Systemwalker Live Help Connect管理者ガイド (V5.2L10~V13.6.1) | |
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド(V13.6.0) | Live Help Clientガイド |
Systemwalker Live Help V13.6.1 Clientガイド |
◆Windows 8およびWindows Server 2012で使用する場合の読み方
Systemwalker Live Helpのマニュアルでは、Windows OS上における操作手順について、Windows 7およびWindows Server 2008 以前のOSを例に、説明しています。
Windows 8およびWindows Server 2012で使用する場合、[スタート]メニューに関する記述を、[アプリ]画面に読み替えてください。
[アプリ]画面は、[スタート]画面を右クリックして表示される、[すべてのアプリ]をクリックすることで表示できます。
また、[アプリ]画面においては、Windows 7およびWindows Server 2008 以前のOSにおけるサブメニューのフォルダ名が省略されてメニューが並びます。
このため、Windows 8およびWindows Server 2012では、サブメニューを省略した形で読み替えてください。
以下に読み替えの例を示します。本書では、マニュアル名称について以下のように略記しています。
Windows 7およびWindows Server 2008 以前の説明 | Windows 8およびWindows Server 2012での読み替え |
---|---|
[スタート]メニューの[プログラム]または[すべてのプログラム]から[プログラム名]を選択します。 | [アプリ]画面から、[プログラム名]を選択します。 |
[スタート]メニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。 | [アプリ]画面から、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] を選択します。 |
[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]をクリックします。 | [アプリ]画面の[ファイル名を指定して実行]をクリックします。 |
関連マニュアル・ソフトウェア説明書について
[Live Help Client]プログラムのインストール方法、システム要件、使用方法については、“Live Help Clientガイド”を参照して下さい。
ファイアウォールを越えてインターネット接続をする場合、[Live Help Connect]プログラム用のコンピュータが必要になります。詳細は、“Live Help Connect管理者ガイド”を参照してください。
問題が起こった場合は、富士通の製品サポート部門にご連絡いただく前に、ソフトウェア説明書をご一読ください。このファイルには、留意事項・制限事項について、最新の情報が含まれています。スタートメニューの[Live Help]フォルダから"補足説明ファイル"を選択するとソフトウェア説明書を読むことができます。
Systemwalker技術情報ホームページでは、最新のマニュアルやSystemwalkerの利用方法などを公開しています。最初に、このページを参照することをお勧めします。URLは以下のとおりです。
http://software.fujitsu.com/jp/technical/
Live Helpの各マニュアルやソフトウェア説明書も、このページから参照できます。参照方法は以下のとおりです。
[Systemwalker]をクリックします。
[Systemwalker Live Help]をクリックします。
商標について
Systemwalkerは富士通株式会社の登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows Vista、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
平成25年 3月
改版履歴 |
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平成20年 6月 初 版 |
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