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Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

16.1 利用状況分析

利用状況分析が正常に動作しない場合のトラブルシュートを行います。


■設定確認」を参照して、下記の項目を順に確認してください。


  1. 環境設定を確認してください。

  2. 現在の状況に応じて対処してください。

    1. 利用状況分析画面起動時に「サーバが応答しません。接続がタイムアウトになりました。再読み込みして下さい。」と表示される

    2. 運用中にDB登録エンジンがアプリケーションエラーを起こす

    3. 分析画面の表示で“404 ファイルが見つからない”のエラーが発生する

    4. 分析画面でエラーメッセージが表示される


以下に確認の手順をフローチャートで示します。

このフローチャートに従って設定を確認し、対処してください。

なお、各処理の詳細については、この図に続く表を参照してください。


図16.1 図:利用状況分析のフローチャート


■設定確認

分類

確認事項

対処方法

環境設定

11.2.2 起動操作」を参考に、設定を見直し、設定し直してください。

「サーバが応答しません。接続がタイムアウトになりました。再読み込みして下さい。」と表示される。

被管理サーバの定義が正しいかどうかを確認してください。

設定画面にて、調査対象のサーバの情報が正しく登録されているかを確認してください。また、「4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、現在の設定内容に間違いがないかを確認してください。

管理サーバからネットワーク越しに被管理サーバが参照できますか?

分析対象のサーバが、管理サーバ上より、ネットワーク越しに参照できるように設定を行ってください。

Agent for BusinessのWebサーバが動作しているかを確認してください。

Agent for BusinessのWebサーバが起動していない場合には、Webサーバを起動し、サーバ上の任意のページが表示できることを確認してください。

Agent for Businessの利用状況分析画面を、URL指定により開くことができますか?

http://(hostname)/SQC/viewer.html

(hostname):被管理サーバのホスト名もしくはIPアドレス。

被管理サーバ上のWebサーバのエイリアスの設定が正しいかどうかを確認してください。

利用状況DBが作成されているかどうかを確認してください。

(*1) サーバディレクトリは、利用状況DB環境定義ファイルの分析対象サーバ定義ブロックのSymbolで指定した名前で作成されます。

(*2) 利用状況DBのディレクトリ名の変数は以下のとおりです。年月日は、利用状況DBの切り替え(作成)が行われた時点の日付になります。

Databaseが作成されていない場合には、Databaseが作成されるよう、環境を設定する必要があります。

4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、現在の環境設定に誤りがないかの確認を行ってください。

運用中にDB登録エンジンがアプリケーションエラーを起こす。

以下のディレクトリ配下に「.LOCK」の付いたファイ ルが存在しないかどうか、確認してください。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\database

以下のディレクトリ配下に存在する「.LOCK」の付いたファイ ルをバックアップして削除し、サービスを再起動してみてください。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\database

-

データベースが矛盾していないかどうか、確認してください。

データベースに矛盾が生じている場合には、「4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、設定を修正した上で、データベースファイルを削除してください。

データベースは定期的なスケジュールにより再作成されます。

分析画面の表示で“404 ファイルが見つからない”のエラーが発生する

分析画面の表示に必要なURLの登録が完了しているかどうか、確認してください。

4.1 Webサーバの環境設定」を参照して、URLの登録状態を確認してください。

分析画面でエラーメッセージが表示される

-

17.2.3 分析画面」を参照して対処してください。