利用状況分析が正常に動作しない場合のトラブルシュートを行います。
「■設定確認」を参照して、下記の項目を順に確認してください。
環境設定を確認してください。
現在の状況に応じて対処してください。
利用状況分析画面起動時に「サーバが応答しません。接続がタイムアウトになりました。再読み込みして下さい。」と表示される
運用中にDB登録エンジンがアプリケーションエラーを起こす
分析画面の表示で“404 ファイルが見つからない”のエラーが発生する
分析画面でエラーメッセージが表示される
以下に確認の手順をフローチャートで示します。
このフローチャートに従って設定を確認し、対処してください。
なお、各処理の詳細については、この図に続く表を参照してください。
図16.1 図:利用状況分析のフローチャート
■設定確認
分類 | 確認事項 | 対処方法 |
---|---|---|
環境設定 | 「11.2.2 起動操作」を参考に、設定を見直し、設定し直してください。 | - |
「サーバが応答しません。接続がタイムアウトになりました。再読み込みして下さい。」と表示される。 | 被管理サーバの定義が正しいかどうかを確認してください。 | 設定画面にて、調査対象のサーバの情報が正しく登録されているかを確認してください。また、「4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、現在の設定内容に間違いがないかを確認してください。 |
- | 管理サーバからネットワーク越しに被管理サーバが参照できますか? | 分析対象のサーバが、管理サーバ上より、ネットワーク越しに参照できるように設定を行ってください。 |
- | Agent for BusinessのWebサーバが動作しているかを確認してください。 | Agent for BusinessのWebサーバが起動していない場合には、Webサーバを起動し、サーバ上の任意のページが表示できることを確認してください。 |
- | Agent for Businessの利用状況分析画面を、URL指定により開くことができますか? http://(hostname)/SQC/viewer.html (hostname):被管理サーバのホスト名もしくはIPアドレス。 | 被管理サーバ上のWebサーバのエイリアスの設定が正しいかどうかを確認してください。 |
- | 利用状況DBが作成されているかどうかを確認してください。 (*1) サーバディレクトリは、利用状況DB環境定義ファイルの分析対象サーバ定義ブロックのSymbolで指定した名前で作成されます。 (*2) 利用状況DBのディレクトリ名の変数は以下のとおりです。年月日は、利用状況DBの切り替え(作成)が行われた時点の日付になります。 | Databaseが作成されていない場合には、Databaseが作成されるよう、環境を設定する必要があります。 「4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、現在の環境設定に誤りがないかの確認を行ってください。 |
運用中にDB登録エンジンがアプリケーションエラーを起こす。 | 以下のディレクトリ配下に「.LOCK」の付いたファイ ルが存在しないかどうか、確認してください。 <可変ファイル格納ディレクトリ>\database | 以下のディレクトリ配下に存在する「.LOCK」の付いたファイ ルをバックアップして削除し、サービスを再起動してみてください。 <可変ファイル格納ディレクトリ>\database |
- | データベースが矛盾していないかどうか、確認してください。 | データベースに矛盾が生じている場合には、「4.2 利用状況分析の環境設定」を参照し、設定を修正した上で、データベースファイルを削除してください。 データベースは定期的なスケジュールにより再作成されます。 |
分析画面の表示で“404 ファイルが見つからない”のエラーが発生する | 分析画面の表示に必要なURLの登録が完了しているかどうか、確認してください。 | 「4.1 Webサーバの環境設定」を参照して、URLの登録状態を確認してください。 |
分析画面でエラーメッセージが表示される | - | 「17.2.3 分析画面」を参照して対処してください。 |