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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

1.5 オフライン編集およびサーバへの転送

Systemwalker Runbook Automation Studioは、スタンドアロンで動作するツールです。管理サーバへ接続せずにオフラインで、プロセス定義と共にワークフローアプリケーションプロジェクトを作成できます。Systemwalker Runbook Automation Studioで作成したすべてのアーティファクトは、ユーザーが選択したファイルシステムのフォルダに格納されます。

また、個別のプロセス定義、またはワークフローアプリケーションプロジェクト全体をSystemwalker Runbook Automation Studioからエクスポートし、管理サーバへインポート(配備)することができます。

個別のプロセス定義の転送

管理サーバ上にプロセス定義を公開できます。公開後、利用者がプロセスインスタンスを開始できます。

管理サーバからエクスポートしたプロセス定義を、Systemwalker Runbook Automation Studioへインポートすることも可能です。Systemwalker Runbook Automation Studioでプロセス定義を変更した場合、変更したプロセス定義を再び管理サーバへ転送します。

Systemwalker Runbook Automation Studioと管理サーバ間のデータ交換には、XPDLを使用します。XPDLとは、XML Process Definition Languageの略で、プロセス定義の標準ファイル形式です。

次の図は、Systemwalker Runbook Automation Studioと管理サーバ間でどのようにプロセス定義が転送されるのかを示します。

図1.5 プロセス定義の転送

ワークフローアプリケーションプロジェクトの転送

Systemwalker Runbook Automation Studioでは、ワークスペース、ローカルシステム、および管理サーバ間で、ワークフローアプリケーションプロジェクト全体を転送することが可能です。

これらのファイルには、アプリケーションの運営に必要なものすべてが含まれます。

プロジェクト全体を転送することも可能ですし、選択した特定のコンポーネントだけを転送することも可能です。

Webコンソールを使用して、管理サーバ上にアプリケーションを配備し、公開することもできます。

ワークフローアプリケーションプロジェクトの名前は、管理サーバ上のアプリケーションと一意に対応する名前である必要があります。

ワークフローアプリケーションプロジェクトの転送には、以下のオプションがあります。