ワークフローアプリケーションプロジェクトは、アプリケーションによるタスクの実行に必要なすべてのファイル(プロセス定義、フォーム、アイコン、シミュレーションシナリオなど)を管理するプロジェクトです。Systemwalker Runbook Automation Studioを使用すると、ワークフローアプリケーションプロジェクトをオフラインで設計できます。このようなアプリケーションは、その後、Webコンソールから管理サーバに配備できます。
ワークフローアプリケーションプロジェクトにより、JavaScript、HTML、およびCSSのスキルを必要としない設計環境と実行環境が提供されるため、多機能のインターネット複合アプリケーションを短期間で開発し、配備できます。大きなプロジェクトが複数あるためにレイアウトとアダプタクラスの数が非常に多い場合は、さらに優れた方法で開発作業を構造化することが望まれます。この点で、Systemwalker Runbook Automation Studioを使用すると、ワークフローアプリケーションプロジェクトでプロジェクトのリソースを分割できます。
ファイルシステムでは、1つのワークフローアプリケーションプロジェクトが1つのディレクトリで表されます。ワークフローアプリケーションプロジェクトは、ビジネスプロセスごとにすべてのプロセス定義、フォーム、アタッチメントなどをグループ化したものです(全体の概要については、“付録B プロジェクトコンポーネント”を参照)。以下に例を示します。
QuickForm JSPファイル
レイアウト定義から生成されるHTMLファイル
必要な画像または必要なHTMLファイル
Java Script ファイル
シミュレーションのシナリオファイル
カレンダーファイル
アプリケーションで使用されるJavaエージェントの設定ファイル
FTPエージェントファイル
HTTPエージェントファイル
カスタム構成ファイル
ファイルリスナファイル
アダプタクラス
決定ルール表ファイル
ドキュメントファイル
ヘルプファイル
これらのコンポーネントについては、“2.2 [自動運用プロセス開発]パースペクティブのワークベンチウィンドウ”を参照してください。