特定のプロパティをプロセス定義、ノード、および矢印に割り当てることができます。これらのプロパティは、シンボルで表されます。プロパティシンボルにより、プロセス定義、ノード、または矢印に割り当てられているプロパティを簡単に識別できます。Systemwalker Runbook Automation Studioでは、これらのプロパティがプロセス定義エディタに表示されます(詳細については、“2.2.15 プロパティの表示”を参照)。
[ウィンドウ]メニューから[設定]を選択し[ノードの詳細表示]を選択すると、プロセス定義エディタでプロパティの表示、非表示を切り換えられます。
指定したプロパティに応じて、以下のシンボルが使用されます。
プロパティタイプ | シンボル | 説明 |
---|---|---|
トリガ | トリガは、外部システムからプロセスインスタンスにデータを移動します。 トリガシンボルは、プロセス定義またはノードに1つ以上のトリガが定義されている場合に表示されます。トリガの詳細については、“11.9 トリガの使用”を参照してください。 トリガは、プロセス定義とActivityノードで使用できます。 | |
タイマー | タイマーは、期限が切れるとJava Actionをトリガします。 タイマーシンボルは、期限または1つ以上のタイマーが定義されたときに表示されます。タイマーの詳細については、“6.22 期限とタイマー”を参照してください。 タイマーは、プロセス定義、Activityノード、Voting Activityノード、およびCompound Activityノードで使用できます。 | |
アクション |
| Java Actionは、プロセス定義またはノードが開始または完了したときに実行されます。Java Actionシンボルは、1つ以上のJava Actionが定義されたときに表示されます。Java Actionの詳細については、“11.1 Java Action”を参照してください。 Java Actionプロパティは、プロセス定義とノード(Activity、Voting Activity、Compound Activity、Subprocess、Chained-Process、Conditional、Complex Conditional、Delay、AND、およびORノード)で使用できます。 |
エラー | エラーアクションは、通常のJava Actionが例外をスローしたときに実行されます。エラーアクションシンボルは、エラーアクションが定義されたときに表示されます。エラーアクションの詳細については、“11.8 例外処理の定義 ”を参照してください。 エラーアクションは、プロセス定義、およびStartノードとExitノードを除くすべてのノードで使用できます。 | |
フォーム | フォームを使用すると、プロセスからデータを取得し、ユーザーに表示することができます。フォームが定義されると、フォームシンボルが表示されます。フォームの詳細については、“第8章 フォームの使用”を参照してください。 フォームは、Activity、Voting Activity、Compound Activityノード、およびStartノードで使用できます。プロセス定義では使用できません。 | |
エージェント | Javaエージェントは、定義済みのタスクをバックグラウンドで実行するJavaプログラムです。Javaエージェントの詳細については、“11.10 Javaエージェントの定義”を参照してください。 Javaエージェントは、Activityノードでのみ使用できます。Javaエージェントシンボルは、Activityノードがエージェントとして定義されている場合にのみ表示されます。 | |
Iterator (Parallel) Loop | Iterator (Parallel) Loopは、複数のノードインスタンスを並行して生成します。Iterator (Parallel) Loopシンボルは、Iterator (Parallel) Loopが定義されたときに表示されます。Iterator (Parallel) Loopの詳細については、“6.19 Loopingの定義”を参照してください。 Iterator (Parallel) Loopは、Activityノード、Subprocessノード、およびChained-Processノードで使用できます。 | |
Sequential Loop | Sequential Loopは、ある条件を満たすまで逐次的にノードインスタンスを生成します。Sequential Loopシンボルは、Sequential Loopが定義されたときに表示されます。Sequential Loopの詳細については、“6.19 Loopingの定義”を参照してください。 Sequential Loopは、Activityノード、Subprocessノード、およびCompound Activityノードで使用できます。 |
矢印で使用するシンボルの説明については、“1.3.3 矢印”を参照してください。