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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
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6.22 期限とタイマー

期限は、活性状態になったアクティビティが完了する期限を指定します。また、期限に到達したときにそのアクティビティがまだ完了していない場合の処理についても指定します。たとえば、アクティビティに設定しているユーザーへの割り当てや、メール送信を指定できます。期限は、Activityノード、Voting ActivityノードおよびCompound Activityノードに対して定義できます。

タイマーの期限が切れると、特定のアクションがトリガされます。たとえば、タイマーをDelayノードと組み合わせることで、プロセスの実行を一定の時間停止します。タイマーは、1度だけ機能させることも、繰返し機能させることもできます。プロセス定義全体、個々のアクティビティ(Activityノード、Voting Activityノード、Compound Activityノード)、およびDelayノードに対してタイマーを定義できます。

期限およびタイマーを定義するときには、絶対時間または相対時間で指定します。相対時間で指定する場合は、通常のカレンダーに基づいて指定することも、業務時間だけをカウントするビジネスカレンダーに基づいて指定することもできます。

以降の各節では、期限とタイマーの定義方法について説明します。また、独自のビジネスカレンダーを使用する手順についても説明します。