DBミラーリングシステム連携の環境から、Active DB Guard、およびデータベース二重化/Mirroring Controller環境を閉鎖してすべてのノードを切り離し、各ノード単体の環境とする場合の手順について説明します。
なお、運用状態でActive DB Guard、およびデータベース二重化/Mirroring Controller環境の閉鎖を開始すると、各ノードのデータベースの同期が行われていない状態となります。各ノードのデータベースの同期が取れた状態でActive DB Guard、およびデータベース二重化/Mirroring Controller環境の閉鎖を行う場合は、運用の停止を行い、利用者業務を停止した状態でActive DB Guard、およびデータベース二重化/Mirroring Controller環境の閉鎖手順を開始してください。各運用形態からの停止手順については、それぞれの停止手順を参照してください。
参照
通常運用の停止については、“5.4.1 通常運用の停止”を参照してください。
切替え運用の停止については、“B.1 切替え運用の停止”を参照してください。
保守運用の停止については、“B.2 保守運用の停止”を参照してください。
以下に、Active DB Guard、およびデータベース二重化/Mirroring Controller環境を閉鎖する手順について記載します。
注1) データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
注2) ロググループの数だけ繰り返します。
正センタマスタノードの操作
dxsvstopコマンドのtermオプションを実行して、DBミラーリングサービスの緊急停止をします。
$ dxsvstop -term
dxinfコマンドのsオプションの実行により、DBミラーリングサービスが緊急停止していることを確認します。
DBミラーリングサービスの緊急停止の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.1.2 sオプション”を参照してください。
rdbbcofflineコマンドのmオプションにtermを指定して実行し、Active DB GuardのRLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p 'Active DB GuardのRLP名' -m term
rdbbcrlpコマンドのVオプション、Oオプション、およびpオプションを実行し、RLPの終了オフライン状態を確認します。
終了オフラインの確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.4.2 Vオプション、Oオプション、およびpオプション”を参照してください。
テンプレートシェルスクリプトadgdelrlpenv.shを実行して、Active DB GuardのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ adgdelrlpenv.sh -p 'Active DB GuardのRLP名'
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ dxdelrlpenv.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
Active DB GuardのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
運用中に作成されたActive DB GuardのすべてのRLC退避ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
テンプレートシェルスクリプトadgdelmnobj.shを実行して、Active DB GuardのRLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。
$ adgdelmnobj.sh -p 'Active DB GuardのRLP名'
セットアップスクリプトdxdelmnobj.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLP管理オブジェクトを削除します。
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
dxstopコマンドを実行して、モニタデーモンを停止します。
$ dxstop
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、Active DB GuardのRLPに対するすべてのRLMとRLCを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'Active DB GuardのRLP名'
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
また、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は、データベース二重化のRLPを構成する以下の一般ファイルが残存している場合、これらを削除します。
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの送信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの受信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPのRLCファイル(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)
Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除してください。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除してください。
dxreccancel.shを実行して等価性コピーを終了します。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
$ dxreccancel.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x
dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。
$ dxrecstat.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute SRC-SV /dev/blockdev11@SRC-SV /dev/blockdev11@TARG-SV ---- ---- ---- SRC-SV /dev/blockdev12@SRC-SV /dev/blockdev12@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev13@SRC-SV /dev/blockdev13@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev14@SRC-SV /dev/blockdev14@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev15@SRC-SV /dev/blockdev15@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
Active DB GuardのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Active DB GuardのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
以下のいずれかを実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用する場合
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用して削除します。
$ dxdelmonenv.sh [-t '作業用ディレクトリ']
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用しない場合
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。
テンプレートシェルスクリプトadgdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。
$ adgdelmndb.sh
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware Serverのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
一般ファイル、かつ、標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合は、作成先に関わらず、Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用して削除します。
手順26でBCログ管理ファイルを削除した場合は、rdbbclogコマンドのVオプションを実行して、BCログ管理ファイルの削除を確認します。
BCログ管理ファイルが未作成である事の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.3.1 Vオプション”を参照してください。
RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除します。
BC構成パラメタファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
DBミラーリング動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
正センタアプリケーションサーバの操作
利用者業務を停止してください。
アプリケーションサーバを利用してデータベースアクセスを行っている場合は、アプリケーションサーバのコネクションを切断します。Interstage Application Serverを利用している場合は、コネクションを停止するために、ワークユニットを一旦停止する必要があります。
運休日などでデータベース運用を停止する場合は、正系ノードのDBミラーリングサービスの停止前にアプリケーションサーバを停止してください。
正センタミラーノードの操作
dxsvstopコマンドのtermオプションを実行して、DBミラーリングサービスの緊急停止をします。
$ dxsvstop -term
dxinfコマンドのsオプションの実行により、DBミラーリングサービスが緊急停止していることを確認します。
DBミラーリングサービスの緊急停止の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.1.2 sオプション”を参照してください。
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ dxdelrlpenv.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
セットアップスクリプトdxdelmnobj.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLP管理オブジェクトを削除します。
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
dxstopコマンドを実行して、モニタデーモンを停止します。
$ dxstop
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
また、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は、データベース二重化のRLPを構成する以下の一般ファイルが残存している場合、これらを削除します。
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの送信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの受信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPのRLCファイル(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)
Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除してください。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除してください。
dxreccancel.shを実行して等価性コピーを終了します。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
$ dxreccancel.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x
dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。
$ dxrecstat.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute SRC-SV /dev/blockdev21@TARG-SV /dev/blockdev21@SRC-SV ---- ---- ---- SRC-SV /dev/blockdev22@TARG-SV /dev/blockdev22@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev23@TARG-SV /dev/blockdev23@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev24@TARG-SV /dev/blockdev24@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev25@TARG-SV /dev/blockdev25@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
以下のいずれかを実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用する場合
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用して削除します。
$ dxdelmonenv.sh [t '作業用ディレクトリ']
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用しない場合
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。
セットアップスクリプトdxdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。
$ dxdelmndb.sh
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware Serverのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
一般ファイル、かつ、標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合は、作成先に関わらず、Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用して削除します。
手順17でBCログ管理ファイルを削除した場合は、rdbbclogコマンドのVオプションを実行して、BCログ管理ファイルの削除を確認します。
BCログ管理ファイルが未作成である事の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.3.1 Vオプション”を参照してください。
RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除します。
BC構成パラメタファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
DBミラーリング動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
副センタマスタノードの操作
dxsvstopコマンドのtermオプションを実行して、DBミラーリングサービスの緊急停止をします。
$ dxsvstop -term
dxinfコマンドのsオプションの実行により、DBミラーリングサービスが緊急停止していることを確認します。
DBミラーリングサービスの緊急停止の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.1.2 sオプション”を参照してください。
rdbbcofflineコマンドのmオプションにtermを指定して実行し、Active DB GuardのRLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p 'Active DB GuardのRLP名' -m term
rdbbcrlpコマンドのVオプション、Oオプション、およびpオプションを実行し、RLPの終了オフライン状態を確認します。
終了オフラインの確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.4.2 Vオプション、Oオプション、およびpオプション”を参照してください。
テンプレートシェルスクリプトadgdelrlpenv.shを実行して、Active DB GuardのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ adgdelrlpenv.sh -p 'Active DB GuardのRLP名'
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ dxdelrlpenv.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
Active DB GuardのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
運用中に作成されたActive DB GuardのすべてのRLC退避ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
テンプレートシェルスクリプトadgdelmnobj.shを実行して、Active DB GuardのRLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。
$ adgdelmnobj.sh -p 'Active DB GuardのRLP名'
セットアップスクリプトdxdelmnobj.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLP管理オブジェクトを削除します。
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
dxstopコマンドを実行して、モニタデーモンを停止します。
$ dxstop
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、Active DB GuardのRLPに対するすべてのRLMとRLCを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'Active DB GuardのRLP名'
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
また、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを構成する以下の一般ファイルが残存している場合、これらを削除します。
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの送信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの受信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPのRLCファイル(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)
Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除してください。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除してください。
dxreccancel.shを実行して等価性コピーを終了します。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
$ dxreccancel.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x
dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。
$ dxrecstat.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute SRC-SV /dev/blockdev11@SRC-SV /dev/blockdev11@TARG-SV ---- ---- ---- SRC-SV /dev/blockdev12@SRC-SV /dev/blockdev12@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev13@SRC-SV /dev/blockdev13@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev14@SRC-SV /dev/blockdev14@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev15@SRC-SV /dev/blockdev15@TARG-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
Active DB GuardのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Active DB GuardのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
以下のいずれかを実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用する場合
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用して削除します。
$ dxdelmonenv.sh [-t '作業用ディレクトリ']
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用しない場合
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。
テンプレートシェルスクリプトadgdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。
$ adgdelmndb.sh
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware Serverのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
一般ファイル、かつ、標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合は、作成先に関わらず、Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用して削除します。
手順26でBCログ管理ファイルを削除した場合は、rdbbclogコマンドのVオプションを実行して、BCログ管理ファイルの削除を確認します。
BCログ管理ファイルが未作成である事の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.3.1 Vオプション”を参照してください。
RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除します。
BC構成パラメタファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
DBミラーリング動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
副センタミラーノードの操作
dxsvstopコマンドのtermオプションを実行して、DBミラーリングサービスの緊急停止をします。
$ dxsvstop -term
dxinfコマンドのsオプションの実行により、DBミラーリングサービスが緊急停止していることを確認します。
DBミラーリングサービスの緊急停止の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.1.2 sオプション”を参照してください。
セットアップスクリプトdxdelrlpenv.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRERUNログ引継ぎファイルおよびRERUNログ抽出ファイルを削除します。
$ dxdelrlpenv.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRERUNログ抽出作業域の作業域ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
セットアップスクリプトdxdelmnobj.shを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLP管理オブジェクトを削除します。
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
$ dxdelmnobj.sh -d 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
dxstopコマンドを実行して、モニタデーモンを停止します。
$ dxstop
rdbbcrlpコマンドのEオプション、およびpオプションを実行して、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写先RLPのRLP名'
$ rdbbcrlp -E -p 'データベース二重化/Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP名'
また、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は、データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPを構成する以下の一般ファイルが残存している場合、これらを削除します。
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの送信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_SEND_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPの受信用RLM(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLM_OWN_RECV_DEVICEパラメタで指定したファイル)
データベース二重化の複写元RLPおよび複写先RLPのRLCファイル(データベース二重化のRLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnパラメタで指定したファイル)
Symfoware/RDBのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除してください。
標準セキュリティ運用の場合はrdbclrfコマンドを使用して削除してください。
dxreccancel.shを実行して等価性コピーを終了します。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
$ dxreccancel.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x
dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。
$ dxrecstat.sh -d 'Mirroring Controllerの複写元RLPのRLP定義ファイル名' -x Server Original-Volume Replica-Volume Direction Status Execute SRC-SV /dev/blockdev21@TARG-SV /dev/blockdev21@SRC-SV ---- ---- ---- SRC-SV /dev/blockdev22@TARG-SV /dev/blockdev22@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev23@TARG-SV /dev/blockdev23@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev24@TARG-SV /dev/blockdev24@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました SRC-SV /dev/blockdev25@TARG-SV /dev/blockdev25@SRC-SV ---- ---- ---- SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
ACM機能を利用して、Active DB GuardのRLPの複写用ローデバイスの対応付けの解除を行います。
本作業は、データベース二重化を使用している場合(TCP/IPによるデータ転送機能)は不要です。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
データベース二重化/Mirroring ControllerのRLPのRLP定義ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
以下のいずれかを実施し、一般ファイルに作成されているモニタ管理ファイルを削除します。
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用する場合
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用して削除します。
$ dxdelmonenv.sh [t '作業用ディレクトリ']
セットアップスクリプトdxdelmonenv.shを使用しない場合
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。
セットアップスクリプトdxdelmndb.shを実行して、BC管理スキーマを削除します。
$ dxdelmndb.sh
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、Symfoware Serverを停止します。
RLPの環境が存在しないことを確認してから、BCログ管理ファイルの作成先(一般ファイルまたはローデバイス)、およびSymfoware Serverのセキュリティ運用の種類によって以下のいずれかの方法で削除します。
一般ファイル、かつ、標準運用の場合はOSのコマンドを使用して削除します。
標準セキュリティ運用の場合は、作成先に関わらず、Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用して削除します。
手順17でBCログ管理ファイルを削除した場合は、rdbbclogコマンドのVオプションを実行して、BCログ管理ファイルの削除を確認します。
BCログ管理ファイルが未作成である事の確認については、“付録C コマンド表示内容の確認”の“C.3.1 Vオプション”を参照してください。
RDB構成パラメタファイル内に記述されているRDBBCパラメタを削除します。
BC構成パラメタファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
DBミラーリング動作環境ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSのコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。