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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

2.5 ハードウェア環境

本製品を使用する場合、以下のハードウェア条件を満たす必要があります。

サポート機種については、ServerView Resource Orchestrator Webサイトを参照してください。

マネージャーおよびエージェントの必須ハードウェア条件

表2.63 必須ハードウェア条件

ソフトウェア名

ハードウェア

備考

マネージャー

PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ

CPUは、デュアルコアCPU以上を必要とします。
本製品として必要なメモリ容量は、「2.4.2.6 メモリ容量」を参照してください。
本製品として必要なメモリ容量以外に別途必須ソフトウェアのメモリ容量を考慮してください。

エージェント

PRIMERGY BX620 S4
PRIMERGY BX620 S5
PRIMERGY BX620 S6
PRIMERGY BX920 S1
PRIMERGY BX920 S2
PRIMERGY BX920 S3
PRIMERGY BX922 S2
PRIMERGY BX924 S2
PRIMERGY BX924 S3
PRIMERGY BX960 S1
PRIMERGY RX100 S5
PRIMERGY RX100 S6
PRIMERGY RX200 S4
PRIMERGY RX200 S5
PRIMERGY RX200 S6
PRIMERGY RX200 S7
PRIMERGY RX300 S4
PRIMERGY RX300 S5
PRIMERGY RX300 S6
PRIMERGY RX300 S7
PRIMERGY RX600 S4
PRIMERGY RX600 S5
PRIMERGY RX900 S1
PRIMERGY TX150 S6
PRIMERGY TX150 S7
PRIMERGY TX200 S5
PRIMERGY TX200 S6
PRIMERGY TX300 S4
PRIMERGY TX300 S5
PRIMERGY TX300 S6
PRIMEQUEST 1000シリーズ
その他のPCサーバ

  • PRIMERGY BXシリーズ以外のサーバの場合

    IPMI(注1)に対応しているサーバ管理装置(注2)を搭載する必要があります。

  • 物理L-Serverの場合

    以下のサーバは利用できません。

    • PRIMERGY TXシリーズ

    • PRIMERGY RX100シリーズ

    • PRIMERGY BX620シリーズ

    • PRIMEQUEST 1000シリーズ

    • その他のPCサーバ

  • サーバ仮想化ソフトウェアがRHEL5-Xenの場合

    管理対象サーバはPRIMEQUEST 1000シリーズだけサポートします。

  • 物理L-Serverで、iSCSIブートを利用する場合

    PRIMERGY BX900かつVIOMが必要です。

  • 物理L-Serverの配備先がPRIMERGY BX920シリーズまたはBX922シリーズのサーバで、かつLANスイッチブレード PY-SWB104(PG-SW109)またはPY-SWB101(PG-SW201)をCB1とCB2に搭載して利用する場合、NIC1とNIC2だけ使用できます。

  • PRIMERGY BX920S3またはBX924S3を利用する場合、本製品は各ポートのFunction 0のみ利用できます。

SPARC Enterprise Mシリーズ

  • 仮想L-Serverの配備ができます。
    詳細は、「E.6 Solarisコンテナ」および「導入ガイド CE」の「C.7 Solarisコンテナ」を参照してください。

  • 構築済みの仮想マシンを仮想L-Serverに関連付けて利用できます。

  • 構築済みの物理サーバを物理L-Serverに関連付けて利用できます。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編(リソース管理) CE」の「第18章 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付けを参照してください。

  • サーバの管理ができます。
    詳細は、Virtual Editionのマニュアルを参照してください。

  • 消費電力監視を利用するには、XCPのバージョンが1090以降である必要があります。

SPARC Enterprise T5120
SPARC Enterprise T5140
SPARC Enterprise T5220
SPARC Enterprise T5240
SPARC Enterprise T5440

  • 構築済みの物理サーバを物理L-Serverに関連付けて利用できます。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第18章 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付け」を参照してください。

  • サーバの管理ができます。
    詳細は、Virtual Editionのマニュアルを参照してください。

  • ILOMのバージョンが3.0以降である必要があります。

HBA address rename設定サービス

FMVシリーズほか(パソコン) (注3)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
PRIMEQUEST
その他のPCサーバ

-

注1) IPMI 2.0をサポートします。
注2) 一般的にBaseboard Management Controller(以降、BMC)と呼ばれる装置を指します。PRIMERGYの場合、integrated Remote Management Controller(以降、iRMC)と呼ばれています。
注3) FMV ロングライフパソコンをお勧めします。

注意

エージェントで利用できる機能は、使用するハードウェアに応じて以下のように異なります。

表2.64 ハードウェア別機能一覧

機能

PRIMERGYシリーズ

PRIMEQUEST

SPARC Enterprise

その他のPCサーバ

ブレード型

ラックマウント型/タワー型

状態監視

○ (注1)

電源操作

バックアップとリストア(注2)

×

ハードウェア保守

○ (注3)

○ (注3)

×

○ (注3)

メンテナンスLED

×

×

×

×

管理画面起動

×

サーバ切替え

バックアップ・リストア方式

×

×

HBA address rename 方式(注4)

×

×

×

VIOMサーバプロファイル切替え方式

○ (注5)

×

×

×

×

ストレージアフィニティ切替え方式

×

×

×

○ (注6)

×

クローニング (注2、注7)

○ (注11)

×

HBA address rename (注4)

×

×

×

VIOM連携

○ (注5)

×

×

×

×

VLAN設定

×

×

×

×

一括設定

消費電力監視

○ (注8)

○ (注9)

×

○ (注10)

×

○: 利用できます。
×: 利用できません。
注1) サーバ管理ソフトウェアと連携したサーバ監視はできません。
注2) エージェントがiSCSIディスク上で動作している場合、以下のディスク構成ではイメージ操作を行えません。
iSCSIディスク単一構成で操作を行ってください。

  • iSCSIディスク + 内蔵ディスク

  • iSCSIディスク + SANディスク

注3) メンテナンスLEDは操作できません。
注4) HBA address renameを利用する場合、搭載しているHBAがHBA address renameに対応している必要があります。
注5) ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注6) M3000、領域を分割していないSPARC Enterpriseパーティションモデル、およびT5120/T5140/T5220/T5240/T5440だけをサポートします。領域を分割したSPARC Enterpriseパーティションモデルはサポートしません。
注7) iSCSIディスク上で動作しているエージェントがLinuxである場合、クローニングを行えません。
注8) シャーシBX900 S1と、サーバBX920 S1、BX920 S2、BX920 S3、BX922 S2、BX924 S2、BX924 S3およびBX960 S1をサポートします。
注9) ラックマウント型(RX200/300/600)だけをサポートします。
注10) M3000だけをサポートします。
注11) ブートオプションにLegacy bootを指定している場合だけクローニングを行えます。UEFIを指定している場合は行えません。


管理クライアントの必須ハードウェア条件

管理クライアントとして、以下のハードウェアが必要です。

表2.65 管理クライアントの必須ハードウェア条件

ソフトウェア

ハードウェア

備考

クライアント

FMVシリーズほか(パソコン)
PRIMERGY RXシリーズ
PRIMERGY BXシリーズ
PRIMERGY TXシリーズ
その他のPCサーバ

-


物理L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件

物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるストレージ装置は以下のとおりです。

表2.66 物理サーバ上のL-Serverと接続できるストレージ装置

ハードウェア

備考

ETERNUS DX8000シリーズ
ETERNUS DX8000 S2シリーズ
ETERNUS DX400シリーズ
ETERNUS DX400 S2シリーズ
ETERNUS DX90 S2
ETERNUS DX90
ETERNUS DX80 S2
ETERNUS DX80
ETERNUS DX60 S2
ETERNUS DX60
ETERNUS8000シリーズ

以下の装置の場合、本製品でシン・プロビジョニングが利用できます。

  • ETERNUS DX8000シリーズ

  • ETERNUS DX8000 S2シリーズ

  • ETERNUS DX400シリーズ

  • ETERNUS DX400 S2シリーズ

  • ETERNUS DX90 S2

  • ETERNUS DX80 S2

以下の装置の場合、本製品でディスクリソースを作成する際に、LUNにディスクリソース名に基づいたエイリアス名を設定可能な場合は設定します。

  • ETERNUS DX8000 S2シリーズ

  • ETERNUS DX400 S2シリーズ

  • ETERNUS DX90 S2

  • ETERNUS DX80 S2

  • ETERNUS DX60 S2

上記以外のETERNUSでは、エイリアス名は従来通りETERNUS側で設定される初期値が設定されます。

以下の装置の場合、LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。

  • ETERNUS DX8000シリーズ

  • ETERNUS DX8000 S2シリーズ

  • ETERNUS DX400シリーズ

  • ETERNUS DX400 S2シリーズ

  • ETERNUS DX90 S2

  • ETERNUS DX90

  • ETERNUS DX80 S2

  • ETERNUS DX80

  • ETERNUS DX60 S2

  • ETERNUS DX60

以下の装置の場合、本製品でダイナミックLUNミラーリングが利用できます。

  • ETERNUS DX8000 S2シリーズ

  • ETERNUS DX410 S2

  • ETERNUS DX440 S2

  • ETERNUS DX90 S2

以下のオプションの対象になる装置の場合、本製品でストレージ自動階層制御が利用できます。

  • ETERNUS SF Storage Cruiser Optimizationオプション 15

ETERNUS4000シリーズ

モデル80、モデル100はサポートしていません。
本製品でシン・プロビジョニングは利用できません。

ETERNUS2000シリーズ

LUNにエイリアス名が設定されている場合はエイリアス名を表示します。

NetApp FAS6000 シリーズ
NetApp FAS3100 シリーズ
NetApp FAS2000 シリーズ
NetApp V6000 シリーズ
NetApp V3100 シリーズ

Data ONTAP 7.3.3以降
Data ONTAP 8.0.1 7-Mode

EMC CLARiX CX4-120
EMC CLARiX CX4-240
EMC CLARiX CX4-480
EMC CLARiX CX4-960
EMC CLARiX CX3-10
EMC CLARiX CX3-20
EMC CLARiX CX3-40
EMC CLARiX CX3-80

SPにNavisphere ManagerおよびAccess Logixがインストールされている必要があります。

EMC Symmetrix DMX-3
EMC Symmetrix DMX-4
EMC Symmetrix VMAX

SPにVolumeLogixがインストールされている必要があります。

本製品がストレージ装置に対して設定した内容を、ストレージ管理製品を使用して、変更または削除しないでください。

物理L-Serverとストレージ装置を接続する場合、使用できるファイバーチャネルスイッチは以下のとおりです。

表2.67 物理サーバ上のL-ServerとETERNUSストレージ、NetAppストレージ、EMC CLARiXストレージ、EMC Symmetrix DMXストレージ、およびEMC Symmetrix VMAXストレージを接続する場合に使用できるファイバーチャネルスイッチ

ハードウェア

備考

Brocade series
ETERNUS SN200 series

-

PRIMERGY BX900 ファイバーチャネルスイッチブレード

ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。

  • CB5、CB6

MMBファームの詳細は、「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。

PRIMERGY BX400 ファイバーチャネルスイッチブレード

ブレードサーバでファイバーチャネルカードの情報が取得できないMMBファームの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードは以下のコネクションブレードに接続してください。

  • CB3、CB4

MMBファームの詳細は、「D.3.1 ストレージ環境の決定」を参照してください。

仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件

仮想L-Serverと接続できるストレージのハードウェア条件は、以下を参照してください。

【VMware】
E.1.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Hyper-V】
E.2.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Xen】
E.3.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Oracle VM】
E.4.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【KVM】
E.5.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。

【Solarisコンテナ】
E.6.3 ストレージの事前準備」の「サポートするストレージ構成」を参照してください。


ネットワークの簡易化機能を利用する場合のネットワーク機器のハードウェア条件

ネットワークの簡易化機能を利用する場合、使用できるLANスイッチブレードは以下を参照してください。

表2.68 サポートしているネットワーク機器

ハードウェア

バージョン

L2スイッチ (注)

Fujitsu SR-X 300 series
Fujitsu SR-X 500 series

V01以降

Cisco Catalyst 2900 series
Cisco Catalyst 2918 series
Cisco Catalyst 2928 series
Cisco Catalyst 2940 series
Cisco Catalyst 2950 series
Cisco Catalyst 2955 series
Cisco Catalyst 2960 series
Cisco Catalyst 2970 series
Cisco Catalyst 2975 series
Cisco Catalyst 3500 series
Cisco Catalyst 3550 series
Cisco Catalyst 3560 series
Cisco Catalyst 3750 series

IOS 12.2以降

Cisco Nexus 2000 series (注3)
Cisco Nexus 5000 series (注3)

NX-OS V4.1以降

Brocade VDX 6710 series (注3)
Brocade VDX 6720 series (注3)
Brocade VDX 6730 series (注3)

NOS 2.0以降

ファイアーウォール (注2)

Fujitsu IPCOM EX IN series
Fujitsu IPCOM EX SC series

E20L10以降

Fujitsu NSアプライアンス (注4)

-

Cisco ASA 5500 series (注5)

ASASoftware-8.3以降

サーバロードバランサー (注2)

Fujitsu IPCOM EX IN series
Fujitsu IPCOM EX LB series (注3)

E20L10以降

F5 Networks BIG-IP Local Traffic Manager series

BIG-IP V11.2

注) 以下の場合、L2スイッチは必ず必要になります。

注2) L-Platformでファイアーウォールまたはサーバロードバランサーを配置する場合に必要です。

注3) ネットワーク監視の対象機器としてサポートしますが、自動設定のためのサンプルスクリプトは提供していません。

注4) ハードウェア製品ではなく、仮想アプライアンス製品となります。

注5) Cisco ASA5505については、未サポートとなります。


その他に、管理LANのネットワークをテナント単位に分離する場合、L3スイッチが必要です。


電力監視デバイスのハードウェア条件

表2.69 サポートする電力監視デバイス

ハードウェア

備考

Symmetra RM 4000VA
PG-R1SY4K/PG-R1SY4K2

ネットワーク・マネジメント・カードのファームウェアがv2.5.4またはv3.0以上

Smart-UPS RT 10000
PY-UPAR0K/PG-R1SR10K

-

Smart-UPS RT 5000
PY-UPAC5K

-