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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.0 設計ガイド
ServerView

2.4.2 ソフトウェア条件

ここでは、本製品をインストールする際のソフトウェア条件について説明します。


2.4.2.1 基本ソフトウェア

本製品を使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。

基本ソフトウェア

表2.12 【Windowsマネージャー】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

マネージャーを物理サーバ上で、クラスタで運用する場合、Microsoft Failover Cluster(MSFC)を利用するため、Enterprise以上が必要です。

表2.13 【Linuxマネージャー】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。

必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

必須パッケージは、「表2.36 マネージャーの必須パッケージ【Linuxマネージャー】」を参照してください。

ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。

なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。 (注)

注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合、FJ-LSP以外にインストールが必要なパッケージがあります。
詳細は、「表2.36 マネージャーの必須パッケージ【Linuxマネージャー】」を参照してください。

表2.14 エージェント【Windows】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

表2.15 エージェント【Hyper-V】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。
Hyper-Vの役割をONにしてください。
MSFCを追加してください。
Windowsマネージャーだけのサポートになります。

動的メモリやメモリ割当て優先度を使用する場合、VMホストに対して、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1(SP1)以降を適用し、SCVMMをSystem Center Virtual Machine Manager 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)以降にアップグレードする必要があります。

表2.16 エージェント【Linux】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合、それらを準備してください。
必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

必須パッケージは、「表2.37 エージェントの必須パッケージ【Linux】」を参照してください。

ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。

なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。

表2.17 エージェント【Solaris】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム

05/09(Update7)以降の版数に対応します。

SANブートを使用する場合、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。

表2.18 エージェント【VMware】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

VMware vSphere 4.0
VMware vSphere 4.1
VMware vSphere 5

本製品は、VMware ESXホスト上にインストールします。(注)

注) VMware vSphere 4.0以前のVMwareESXiは管理対象サーバとして利用できません。
VMware vSphere 4.1以降のVMware ESXiも管理対象サーバとして利用できますが、VMware ESXiに本製品をインストールする必要はありません。

表2.19 エージェント【Xen】【KVM】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

-

表2.20 エージェント【Oracle VM】

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Oracle VM 3.0

-

表2.21 HBA address rename設定サービス【Windows】(注)

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。

Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate

-

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition

SP2以降に対応します。

Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate

-

注) ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバで物理L-Serverを作成する場合に必要です。

表2.22 HBA address rename設定サービス【Linux】(注)

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。

必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。

必須パッケージは、「表2.38 HBA address rename設定サービスの必須パッケージ【Linux】」を参照してください。

ハードウェアの機種ごとの、Linuxのカーネル版数の対応については、富士通としてサポートしている版数に対応します。

なお、FJ-LSPをインストールした場合、必須パッケージのインストールは不要です。

注) ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバで物理L-Serverを作成する場合に必要です。

注意

【VMware】
無償版ライセンスのVMware ESXiは、管理対象サーバとして利用できません。
VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合、適切なライセンスを購入してください。

本製品のエージェントをサポートしていないOSにインストールしようとすると、インストールに失敗します。

【Hyper-V】
管理対象サーバでHyper-Vを利用する場合、管理サーバのOSはWindowsだけサポートします。

【Xen】
管理対象サーバでRHEL5-Xenを利用する場合、管理サーバのOSはLinuxだけサポートします。

本製品が利用するサーバ仮想化ソフトウェアの機能には、本製品との併用をサポートしていない機能があります。利用しないでください。

【Hyper-V】
SCVMMでは、VMware ESXおよびCitrix(R) XenServer(TM)を管理できますが、本製品からSCVMMを経由した場合、Hyper-VのVMホストだけ管理できます。

表2.23 本製品と併用することをサポートしていない機能一覧

サーバ仮想化ソフトウェア

本製品と併用することをサポートしていない機能

VMware vSphere 4.0
VMware vSphere 4.1
VMware vSphere 5

Cisco Nexus 1000V仮想スイッチ

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager

  • 記憶域の移行

  • バーチャルマシンの保存先を変更しての移行

  • バーチャルマシンのライブラリに保管

Oracle VM Manager

テンプレート

注意

  • L-Server作成時にWindowsのイメージを指定した場合、イメージ配付時に、Microsoft社の提供するSysprepを利用して、サーバ固有の情報が再設定されます。また、Sysprepを実行すると、ユーザー情報やOSの設定情報が初期化されます。
    Sysprepについては、Microsoft社から提供されている情報を参照してください。

  • 処理実行中にマネージャーの停止や再起動を行った場合、マネージャーの起動後に、実行中の処理が再実行されます。
    再実行中の処理が完了するまでは、実行対象のリソースを操作しないようにしてください。

  • イメージのOSがWindows Server 2008など、アクティベーションの方式にMAKライセンス認証を使用している場合、Sysprepの実行回数は累積で3回までに制限されます。Sysprepはイメージ指定のL-Server作成時、またはクローニングイメージ採取時に実行されるため、クローニングイメージの採取とイメージ指定のL-Server作成を4回以上行えません。そのためクローニングイメージを配付したL-Serverからクローニングイメージを採取せず、専用のマスタサーバからを採取することをお勧めします。なお、VMwareでテンプレート機能を使用したゲストOSのカスタマイズを行った場合、またはSCVMMでテンプレート作成を行った場合にもSysprepは実行され累積回数に含まれます。

【Windows】【VMware】
クローニングイメージを利用して作成したL-Serverからクローニングイメージを採取する場合、以下に注意してください。

  • 作成したあとで一度も起動していないL-Serverは、サーバ固有情報が設定されていないため、そのL-Serverから採取したクローニングイメージを利用するとL-Serverの作成に失敗する場合があります。クローニングイメージを採取する場合、対象のL-Serverを必ず一度起動し、サーバ固有情報をL-Serverに設定してください。

【Oracle VM】
イメージ配付時に[OS]タブの情報は設定できません。


管理クライアントの基本ソフトウェア

管理クライアントに本製品のソフトウェアのインストールは必要ありませんが、以下の基本ソフトウェアが必要です。

表2.24 管理クライアントの基本ソフトウェア

基本ソフトウェア名(OS)

備考

Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate

-

Microsoft(R) Windows Vista(R) Business
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate

SP1以降に対応します。

Microsoft(R) Windows(R) XP Professional operating system

SP3以降に対応します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter

Server Coreインストールオプションはサポートしていません。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition

SP2以降に対応します。


必須パッチ

表2.25 【Windowsマネージャー】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2 Standard x64 Edition

KB942589の修正プログラム (注)

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2 Enterprise x64 Edition

KB942589の修正プログラム (注)

注) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを、管理する場合に必要です。


表2.26 【Linuxマネージャー】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正(注)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

注) アップグレードする場合に必要です。

表2.27 エージェント【Windows】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません。

-

表2.28 エージェント【Hyper-V】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.29 エージェント【Linux】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正(注)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U07121 (5.1対応)
一括修正 U08071 (5.2対応)
一括修正 U09031 (5.3対応)
一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U07121 (5.1対応)
一括修正 U08071 (5.2対応)
一括修正 U09031 (5.3対応)
一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

表2.30 エージェント【Solaris】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.31 エージェント【VMware】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.32 エージェント【Xen】【KVM】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.33 エージェント【Oracle VM】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.34 HBA address rename設定サービス【Windows】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正

ありません

-

表2.35 HBA address rename設定サービス【Linux】

基本ソフトウェア名(OS)

パッチID/一括修正(注)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

一括修正 U09091 (5.4対応)
一括修正 U10041 (5.5対応)

注) アップグレードする場合に必要です。

【Hyper-V】
マネージャー、エージェント、SCVMM、SCVMMエージェントおよびWindowsゲストOSには、Microsoft Updateなどを利用して、最新の更新プログラムを適用してください。

VMゲストにはOSごとに提供されている最新の統合サービスをインストールする必要があります。


必須パッケージ【Linux】

本製品を使用する場合、下記の必須パッケージが必要です。
必要に応じて、事前に必要なパッケージをインストールしてください。
インストールする必須パッケージのアーキテクチャを丸括弧"()"内に示しています。
インストールするアーキテクチャの指定がないものは、OSと同じアーキテクチャのパッケージをインストールしてください。

表2.36 マネージャーの必須パッケージ【Linuxマネージャー】

基本ソフトウェア名(OS)

必須パッケージ

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)

alsa-lib(i686)
apr(i686)
apr-util(i686)
audit-libs(i686) (注1)
cloog-ppl
compat-expat1(i686)
compat-libtermcap(i686)
compat-openldap(i686)
compat-readline5(i686)
cpp
cracklib(i686) (注1)
cyrus-sasl-lib(i686)
db4(i686)
elfutils-libelf(i686) (注1)
expat(i686)
file
gcc
gcc-c++
gdb(i686) (注2)
glibc(i686)
glibc-devel(i686)
glibc-headers
kernel-headers
keyutils-libs(i686)
krb5-libs(i686)
libattr(i686)
libcap(i686)
libcom_err(i686)
libgcc(i686)
libgomp
libICE(i686)
libselinux(i686)
libSM(i686)
libstdc++(i686)
libstdc++-devel
libtool-ltdl(i686)
libuuid(i686)
libX11(i686)
libX11-common(noarch)
libXau(i686)
libxcb(i686)
libXext(i686)
libXi(i686)
libxml2(i686) (注1)
libXp(i686)
libXt(i686)
libXtst(i686)
make
mpfr
ncurses (注2)
ncurses-libs(i686) (注1)
net-snmp
net-snmp-utils
nspr (注3)
nss (注3)
nss-softokn-freebl(i686)
nss-util (注3)
openldap (注3)
openssl(i686)
openssl098e(i686)
pam(i686) (注1)
perl
perl-libs
perl-Module-Pluggable
perl-Pod-Escapes
perl-Pod-Simple
perl-version
ppl
readline(i686) (注1)
redhat-lsb
sqlite(i686)
strace(i686) (注2)
sysstat
tcsh
unixODBC(i686)
X-Window (注4)
zlib(i686)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)

apr(i386)
apr-util(i386)
elfutils-libelf(i386) (注1)
glibc(i386)
libtermcap(i386)
libxml2(i386)
libXp(i386)
libxslt(i386)
net-snmp
net-snmp-utils
postgresql-libs(i386)
readline(i386)
redhat-lsb
sysstat
X-Window (注4)
zlib(i386)

注1) OSのアーキテクチャがIntel64の場合に必要です。
注2) OSのアーキテクチャがx86の場合に必要です。
注3) 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。
注4) OSインストール時にパッケージを指定してインストールしてください。

表2.37 エージェントの必須パッケージ【Linux】

基本ソフトウェア名(OS)

必須パッケージ

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)

alsa-lib(i686)
glibc(i686)
libgcc(i686)
libICE(i686)
libSM(i686)
libstdc++(i686)
libtool-ltdl(i686)
libuuid(i686)
libX11(i686)
libXau(i686)
libxcb(i686)
libXext(i686)
libXi(i686)
libxml2(i686) (注1)(注2)
libXt(i686)
libXtst(i686)
ncurses (注1)(注3)
ncurses-libs(i686)
net-snmp-utils
readline(i686)
sqlite(i686)
sysfsutils
sysstat (注1)
unixODBC(i686)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.2 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.1 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64)

alsa-lib(i686)
glibc(i686)
libgcc(i686)
libICE(i686)
libselinux(i686)
libsepol
libSM(i686)
libstdc++(i686)
libX11(i686)
libXau(i686)
libXdmcp
libXext(i686)
libXi(i686)
libXt(i686)
libXtst(i686)
ncurses-libs(i686)
net-snmp-utils
readline(i686)
sqlite(i686)
sysstat (注1)

注1)エージェント(ダッシュボード機能)を導入する場合に必要です。
注2) OSのアーキテクチャがIntel64の場合に必要です。
注3) OSのアーキテクチャがx86の場合に必要です。

表2.38 HBA address rename設定サービスの必須パッケージ【Linux】

基本ソフトウェア名(OS)

必須パッケージ

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 6.2 (for Intel64)

alsa-lib(i686)
Desktop (注)
glibc(i686)
libgcc(i686)
libICE(i686)
libSM(i686)
libstdc++(i686)
libtool-ltdl(i686)
libuuid(i686)
libX11(i686)
libXau(i686)
libxcb(i686)
libXext(i686)
libXi(i686)
libXt(i686)
libXtst(i686)
ncurses-libs(i686)
readline(i686)
sqlite(i686)
unixODBC(i686)
X-Window (注)

Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.7 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.5 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.4 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for x86)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.3 (for Intel64)

alsa-lib(x86_64)
Desktop (注)
e2fsprogs-libs
glibc(x86_64)
libgcc(i686)
libICE(x86_64)
libSM(x86_64)
libstdc++(i686)
libX11(x86_64)
libXau(x86_64)
libXdmcp
libXext(i686)
libXi(i686)
libXt(i686)
libXtst(i686)
ncurses(i686)
readline(i686)
sqlite(i686)
X-Window (注)

注) OSインストール時にパッケージを指定してインストールしてください。


2.4.2.2 必須ソフトウェア

本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。


必須ソフトウェア(Windowsマネージャー)

Windowsマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。

特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。

WindowsマネージャーでRORコンソールを起動する場合、管理クライアントの必須ソフトウェアについても必要です。

表2.39 【Windowsマネージャー】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Operations Manager for Windows (注1)

V5.30以降

シングルサインオンのため、必要です。

Microsoft(R) LAN Managerモジュール

-

物理サーバのバックアップ・リストア、クローニングで使用します。
Microsoft社のFTPサイトから入手してください。 (注2)

BACS
または
Intel PROSet
または
PRIMECLUSTER GLS for Windows
または
OneCommand NIC Teaming and
Multiple VLAN Manager

-

管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。

PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、以下のパッチが必要です。

  • TP002714XP-06

ServerView Virtual-IO Manager

2.6以降

ブレードサーバで物理L-Serverを作成する場合に必要です。
BX920S3または、BX924S3を管理対象サーバとする場合、ServerView Virtual-IO Manager V3.0.4以降で対応します。

Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise (x86, x64) Failover Cluster(MSFC)

-

管理サーバでクラスタを構成する場合に必要です。

VMware vCenter Server

4.0
4.1
5.0

【VMware】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なるサーバ上にも配置できます。

SNMP Service

-

ServerView Operations Manager で必要です。

SNMP Trap Service (OS標準のサービス)

-

ServerView Operations Manager で必要です。
サーバ、機器からのSNMP Trapを受信するために必要です。

DHCP Server (OS標準のサービス)

-

管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2
または
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager

-

【Hyper-V】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。
マネージャーと同じ管理サーバ上や異なるサーバ上にも配置できます。
また、複数のライブラリサーバを構築することもできます。
E.2.4 ネットワークの事前準備」の「SCVMMサーバのMaxShellsPerUserの設定」を参照して、最大31セッションの多重制御ができるように設定してください。
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Managerを使用する場合、Microsoft(R) SQL Server、およびWindows(R) 7用のWindows(R) 自動インストールキット(AIK)を事前にインストールする必要があります。詳細は、Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Managerのシステム要件を確認してください。
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager 環境の場合だけ、仮想L-Serverから削減したディスクの内容を保存できます。

Windows PowerShell

2.0

【Hyper-V】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー

14.2以降

ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。
物理L-Serverに、ETERNUSのLUNを接続する場合に必要です。
以下のどちらかを適用してください。

  • ETERNUS SF Storage Cruiser14.2マネージャーの緊急修正T004615WP-08以降

  • ETERNUS SF Storage Cruiser14.2Aマネージャーの緊急修正T005766WP-01以降

15.0以降

以下の場合、ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャーのバージョン15.0以降が必要です。

  • ETERNUSストレージで、シン・プロビジョニング連携を利用する

  • ETERNUSストレージで、ダイナミックLUNミラーリングを利用する

  • ETERNUSストレージで、ストレージ自動階層制御を利用する

ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Copy Control Module

15.0以降

ETERNUSストレージで、ダイナミックLUNミラーリングを利用する場合に必要です。

NavisecCLI

7.30以降

物理L-ServerにEMC CLARiXのLUNを接続する場合に必要です。

SymCLI

-

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAXのデバイスを接続する場合に必要です。

Solutions Enabler

7.1.2以降

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAXのデバイスを接続する場合に必要です。
Solutions Enablerが動作するサーバとストレージをファイバーチャネル接続する必要があります。

マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なる管理サーバ上にもインストールできます。

Oracle VM Manager

3.0

【Oracle VM】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

BMC BladeLogic Server Automation

8.2以降

SolarisコンテナでL-Serverを作成する場合に必要です。
マネージャーと同じサーバ上(推奨)にも、異なるサーバ上にも配置できます。
マネージャーをクラスタ運用する場合には、異なるサーバ上に配置してください。

BMC BladeLogic Server Automation Console

8.2以降

SolarisコンテナでL-Serverを作成する場合に必要です。
マネージャーと同じサーバ上に配置します。

注1) クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合、プライマリーノードとセカンダリノードへのインストールが必要です。
注2) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。

Microsoft社のFTPサイト

URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe

必須ソフトウェア(Linuxマネージャー)

Linuxマネージャーの必須ソフトウェアは、以下のとおりです。

特に説明がない場合、マネージャーと同一サーバにインストールしてください。

表2.40 【Linuxマネージャー】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Operations Manager for Linux

V5.30以降

シングルサインオンのため、必要です。

Microsoft(R) LAN Managerモジュール

-

バックアップ・リストア、クローニングで利用します。
Microsoft社のFTPサイトから入手してください。 (注2)

ServerView Virtual-IO Manager

2.6以降

ブレードサーバで物理L-Serverを作成する場合に必要です。
BX920S3または、BX924S3を管理対象サーバとする場合、ServerView Virtual-IO Manager V3.0.4以降で対応します。

PRIMECLUSTER GLS

-

管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。

VMware vCenter Server

4.0
4.1
5.0

VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャー

14.2以降

ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。
物理L-Serverに、ETERNUSのLUNを接続する場合に必要です。
以下のどちらかを適用してください。

  • ETERNUS SF Storage Cruiser14.2マネージャーの緊急修正T004706LP-08以降(x86)、緊急修正T004617LP-08(Intel64)以降

  • ETERNUS SF Storage Cruiser14.2Aマネージャーの緊急修正T005768LP-01以降(x86)、緊急修正T005769LP-01(Intel64)以降

15.0以降

以下の場合、ETERNUS SF Storage Cruiserマネージャーのバージョン15.0以降が必要です。

  • ETERNUSストレージで、シン・プロビジョニング連携を利用する

  • ETERNUSストレージで、ダイナミックLUNミラーリングを利用する

  • ETERNUSストレージで、ストレージ自動階層制御を利用する

ETERNUS SF AdvancedCopy Manager Copy Control Module

15.0以降

ETERNUSストレージで、ダイナミックLUNミラーリングを利用する場合に必要です。

NavisecCLI

7.30以降

物理L-ServerにEMC CLARiXのLUNを接続する場合に必要です。

SymCLI

-

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAXのデバイスを接続する場合に必要です。

Solutions Enabler

7.1.2以降

物理L-ServerにEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAXのデバイスを接続する場合に必要です。
Solutions Enablerが動作するサーバとストレージをファイバーチャネル接続する必要があります。
マネージャーと同じ管理サーバ上にも、異なる管理サーバ上にもインストールできます。

Oracle VM Manager

3.0

【Oracle VM】
VMゲスト、VMホストの管理に必要です。

DHCP Server (OS標準のサービス)

-

管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。

BMC BladeLogic Server Automation

8.2以降

SolarisコンテナでL-Serverを作成する場合に必要です。
マネージャーと同じサーバ上(推奨)にも、異なるサーバ上にも配置できます。
マネージャーをクラスタ運用する場合には、異なるサーバ上に配置してください。

BMC BladeLogic Server Automation Console

8.2以降

SolarisコンテナでL-Serverを作成する場合に必要です。
マネージャーと同じサーバ上に配置します。

注) 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。

Microsoft社のFTPサイト

URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe

表2.41 エージェント【Windows】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Windows

V4.50.05以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

"setupcl.exe"モジュール
"sysprep.exe"モジュール

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のWebサイトを参照して、最新版のモジュールを入手してください。 (注)
なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。

Intel PROSet
または
PRIMECLUSTER GLS for Windows
または
OneCommand NIC Teaming and
Multiple VLAN Manager

-

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

PRIMECLUSTER GLSを利用する場合、以下のパッチが必要です。

  • TP002714XP-06

ETERNUS マルチパスドライバ

V2.0L10以降

サーバとストレージ装置(ETERNUS)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。ETERNUSマルチパスドライバのサポート情報を参照してください。

Data ONTAP DSM

3.2R1以降

サーバとストレージ装置(NetApp)を接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。Data ONTAP DSMのサポート情報を参照してください。

PowerPath

5.3以降

サーバとストレージ装置(EMC CLARiX、EMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAX)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。PowerPathのサポート情報を参照してください。

注) インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のWebサイトで確認してください。

Microsoft社のWebサイト

URL(x86):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=93F20BB1-97AA-4356-8B43-9584B7E72556&displaylang=ja

URL(x64):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=C2684C95-6864-4091-BC9A-52AEC5491AF7&displaylang=ja

最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については、「導入ガイド CE」の「2.2.1.1 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。


表2.42 エージェント【Linux】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Linux

V4.50.12以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

PRIMECLUSTER GLS (注)

4.2A00以降

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

ETERNUS マルチパスドライバ

V2.0L02以降

サーバとストレージ装置(ETERNUS)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。ETERNUSマルチパスドライバのサポート情報を参照してください。

PowerPath

5.3

サーバとストレージ装置(EMC CLARiXEMC Symmetrix DMXまたはEMC Symmetrix VMAX)をマルチパス接続する場合に必要です。
OS、ストレージ種別により必要なバージョンが異なります。PowerPathのサポート情報を参照してください。


表2.43 エージェント【Solaris】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

PRIMECLUSTER GLS

4.2以降

管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。

ETERNUS SF Storage Cruiser

14.2以降

管理対象サーバの運用サーバで、ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。

RSCD Agent

8.2以降

Solarisコンテナの大域ゾーンをエージェントとして利用し、L-Serverを作成する場合に必要です。

表2.44 エージェント【VMware】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for VMware

V4.30-20以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。
エージェントがVMware ESXiの場合は必要ありません。

ServerView ESXi CIM Provider

1.10.01以降

VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。


表2.45 エージェント【Hyper-V】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Windows

V4.50.05以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

"setupcl.exe"モジュール
"sysprep.exe"モジュール

-

バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。
Microsoft社のWebサイトを参照して、最新版のモジュールを入手してください。 (注)
なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。

Intel PROSet

15.6.25.0以降

ブレードサーバでIntel PROSetを利用して、以下の設定を自動で行う場合に必要です。

  • 仮想ネットワークの作成とNICの接続

  • LANスイッチブレードの、サーバブレード側の接続ポートの設定

  • サーバブレード側のポートと外部接続ポートとの接続

以下の場合、必要ありません。

  • ブレードサーバでL-Serverのネットワークの冗長化を行わない場合

  • ブレードサーバ以外の場合

PRIMECLUSTER GLS for Windows (注1)

-

ブレードサーバでPRIMECLUSTER GLSを利用して冗長化を行ったあと、以下の設定を自動で行う場合に必要です。

  • 仮想ネットワークの作成とNICの接続

  • LANスイッチブレードの、サーバブレードの接続ポートの設定

  • サーバブレードのポートと外部接続ポートとの接続

以下の場合、必要ありません。

  • ブレードサーバでL-Serverのネットワークの冗長化を行わない場合

  • ブレードサーバ以外の場合

詳細は、「2.2.7 ネットワークの簡易化」を参照してください。

注) インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のWebサイトで確認してください。

Microsoft社のWebサイト

URL(x86):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=93F20BB1-97AA-4356-8B43-9584B7E72556&displaylang=ja

URL(x64):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=C2684C95-6864-4091-BC9A-52AEC5491AF7&displaylang=ja

最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については、「導入ガイド CE」の「2.2.1.1 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。


表2.46 エージェント【Xen】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Linux

V4.81-14以降

PRIMEQUESTシリーズを利用する場合に必要です。

PRIMECLUSTER GDS

-

RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。


表2.47 エージェント【KVM】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Linux

V5.1以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

表2.48 エージェント【Oracle VM】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

ServerView Agents for Linux

5.0以降

PRIMERGYシリーズ、PRIMEQUESTのサーバ情報取得、管理に必要です。

表2.49 HBA address rename設定サービス【Windows】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

Windows(R) Internet Explorer(R)

8
9

オンラインヘルプを表示する場合に必要です。

表2.50 HBA address rename設定サービス【Linux】

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

Firefox

3

オンラインヘルプを表示する場合に必要です。


管理クライアントの必須ソフトウェア

管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。

表2.51 管理クライアントの必須ソフトウェア一覧

必須ソフトウェア名

バージョン

備考

Windows(R) Internet Explorer(R)

8
9 (注1)

RORコンソールを表示する場合に必要です。

Adobe Flash Player

10.3.183.5以上

管理クライアントで、RORコンソールおよびダッシュボードなどを表示する場合に利用します。

Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition

(注2)

管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、VM管理画面、またはコンソール画面を表示する場合に必要です。

VMware vSphere(R) Client

4.0
4.1
5.0

【VMware】
管理クライアントで、管理対象サーバのVMwareや、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。

Hyper-V Manager

-

【Hyper-V】
管理クライアントで、管理対象サーバのHyper-Vとの連携機能を利用する場合に必要です。
Windows XPとWindows 2003での動作はサポートされていません。

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 VMM 管理者コンソール、またはMicrosoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager VMMコンソール

-

【Hyper-V】
管理クライアントで、VM管理製品との連携およびL-Serverコンソール接続を利用する場合に必要です。本製品に登録するVM管理製品と同じバージョンを用意してください。

ETERNUS SF Storage Cruiserクライアント

14.2以降

管理クライアントでストレージの詳細情報を確認する場合に必要です。
Windows 2003 x64 Editionでの動作はサポートされていません。

注1) RORコンソールに接続する場合、互換表示設定を行ってください。
注2) ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。
VM管理画面またはコンソール画面を表示する場合、バージョン1.5以降が必要です。


2.4.2.3 排他ソフトウェア

本製品は、以下の製品、およびリソースコーディネータ、クラウドインフラマネジメントソフトウェアとは併用できません。


排他ソフトウェアの一覧

表2.52 【管理サーバ】

OS種別

製品名

バージョンレベル

備考

Windows

INTERSTAGE

全バージョン

INTERSTAGEは、以下の製品を含みます。

  • INTERSTAGE

  • INTERSTAGE Standard Edition

  • INTERSTAGE Enterprise Edition

Interstage Apcoordinator

全バージョン

-

Interstage Application Server

全バージョン

Interstage Application Serverには、以下の製品を含みます。

  • INTERSTAGE Application Server Standard Edition

  • INTERSTAGE Application Server Enterprise Edition

  • INTERSTAGE Application Server Web-J Edition

  • Interstage Application Server Standard Edition

  • Interstage Application Server Standard-J Edition

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

  • Interstage Application Server Plus

  • Interstage Application Server Plus Developer

  • Interstage Application Server Web-J Edition

Interstage Apworks

全バージョン

-

Interstage Application Framework Suite

全バージョン

-

Interstage Business Application Server

全バージョン

Interstage Business Application Serverには、以下の製品を含みます。

  • Interstage Business Application Server
    Standard Edition

  • Interstage Business Application Server
    Enterprise Edition

Interstage Business Process Manager

全バージョン

-

Interstage Business Process Manager Analytics

全バージョン

-

Interstage BPM Flow

全バージョン

-

Interstage Service Integrator

全バージョン

-

Interstage Security Directory

全バージョン

-

Interstage Shunsaku Data Manager

全バージョン

-

Interstage Studio

全バージョン

-

Interstage Traffic Director

全バージョン

-

INTERSTAGE WEBCOORDINATOR

全バージョン

-

Interstage Web Server

全バージョン

-

ObjectDirectory

全バージョン

-

Systemwalker Centric Manager (x64)

全バージョン

Systemwalker Centric Managerには、以下の製品を含みます。

  • SystemWalker/CentricMGR

  • SystemWalker/CentricMGR-M

  • SystemWalker/CentricMGR GEE

  • SystemWalker/CentricMGR EE

  • SystemWalker/CentricMGR SE

  • Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition

  • Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition

  • Systemwalker Centric Manager Standard Edition

Systemwalker IT Change Manager

全バージョン

Systemwalker IT Change Managerには、以下の製品を含みます。

  • Systemwalker IT Change Manager Enterprise Edition

  • Systemwalker IT Change Manager Standard Edition

Systemwalker IT Process Master

全バージョン

-

Systemwalker Operation Manager

V13.3以前

Systemwalker Operation Managerには、以下の製品を含みます。

  • SystemWalker/OperationMGR Global
    Enterprise Edition

  • SystemWalker/OperationMGR Enterprise Edition

  • SystemWalker/OperationMGR Standard Edition

  • SystemWalker OperationMGR Global Enterprise
    Edition

  • SystemWalker OperationMGR Enterprise
    Edition

  • SystemWalker OperationMGR Standard Edition

  • Systemwalker OperationMGR Global Enterprise Edition

  • Systemwalker OperationMGR Enterprise Edition

  • Systemwalker OperationMGR Standard Edition

Systemwalker PKI Manager

全バージョン

-

Securecryptoライブラリ

全バージョン

-

Systemwalker Resource Coordinator

全バージョン

Systemwalker Resource Coordinatorは、以下の製品を含みます。

  • Systemwalker Resource Coordinator

  • Systemwalker Resource Coordinator Base
    Edition

  • Systemwalker Resource Coordinator Virtual
    server Edition

Systemwalker Runbook Automation (管理サーバ)

15.0.0以前
15.1.0(注5)

-

Systemwalker Runbook Automation (連携サーバ/中継サーバ/業務サーバ)

全バージョン

-

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

Systemwalker Service Catalog Manager

V14g

-

Systemwalker Software Configuration Manager

V14.0.0

-

Systemwalker Software Configuration Manager(管理サーバ)

V14.1.0 (注1)

-

Systemwalker Software Configuration Manager (連携サーバ/業務サーバ)

全バージョン

-

クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア

全バージョン

-

SystemcastWizard

全バージョン

-

SystemcastWizard Professional

全バージョン

-

SystemcastWizard Lite

全バージョン

-

ServerView Installation Manager (注3)

全バージョン

-

ServerView Resource Coordinator VE

全バージョン

-

ServerView Resource Orchestrator

全バージョン

-

ServerView Deployment Manager (注4)

全バージョン

-

Premeo Premium Agent

全バージョン

-

TeamWARE Office Server

全バージョン

-

TRADE MASTER

全バージョン

-

Linux

Interstage Application Server

全バージョン

Interstage Application Serverは、以下の製品を含みます。

  • INTERSTAGE Application Server Standard Edition

  • INTERSTAGE Application Server Enterprise Edition

  • INTERSTAGE Application Server Web-J Edition

  • Interstage Application Server Standard Edition

  • Interstage Application Server Standard-J Edition

  • Interstage Application Server Enterprise Edition

  • Interstage Application Server Plus

  • Interstage Application Server Plus Developer

  • Interstage Application Server Web-J Edition

Interstage Application Framework Suite

全バージョン

-

Interstage Business Application Server

全バージョン

Interstage Business Application Serverは、以下の製品を含みます。

  • Interstage Business Application Server Standard Edition

  • Interstage Business Application Server Enterprise Edition

Interstage BPM Flow

全バージョン

-

Interstage Business Process Manager

全バージョン

-

Interstage Business Process Manager Analytics

全バージョン

-

Interstage Web Server

全バージョン

-

Interstage Service Integrator

全バージョン

Interstage Service Integratorは、以下の製品を含みます。

  • Interstage Service Integrator Enterprise Edition

  • Interstage Service Integrator Standard Edition

Interstage Shunsaku Data Manager

全バージョン

-

Interstage Traffic Director

全バージョン

-

Server System Manager

全バージョン

-

Systemwalker Centric Manager Intel64版

全バージョン

Systemwalker Centric Managerは、以下の製品を含みます。

  • SystemWalker/CentricMGR

  • SystemWalker/CentricMGR-M

  • SystemWalker/CentricMGR GEE

  • SystemWalker/CentricMGR EE

  • SystemWalker/CentricMGR SE

  • Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition

  • Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition

  • Systemwalker Centric Manager Standard Edition

Systemwalker IT Process Master

全バージョン

-

Systemwalker IT Change Manager

全バージョン

Systemwalker IT Change Managerは、以下の製品を含みます。

  • Systemwalker IT Change Manager Enterprise Edition

  • Systemwalker IT Change Manager Standard Edition

Systemwalker Operation Manager

V13.3以前

Systemwalker Operation Managerは、以下の製品を含みます。

  • Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition

  • Systemwalker Operation Manager Standard Edition

Systemwalker Resource Coordinator

全バージョン

Systemwalker Resource Coordinatorは、以下の製品を含みます。

  • Systemwalker Resource Coordinator

  • Systemwalker Resource Coordinator Base Edition

  • Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition

Systemwalker Runbook Automation (管理サーバ)

15.0.0以前
15.1.0(注5)

-

Systemwalker Runbook Automation (連携サーバ/中継サーバ/業務サーバ)

全バージョン

-

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

Systemwalker Service Catalog Manager

V14g

-

Systemwalker Software Configuration Manager (管理サーバ)

V14.1.0 (注1)

-

Systemwalker Software Configuration Manager (連携サーバ/業務サーバ)

全バージョン

-

クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア

全バージョン

-

ServerView Resource Coordinator VE

全バージョン

-

ServerView Resource Orchestrator

全バージョン

-

Premeo Premium Agent

全バージョン

-

注1)ソフトウェアパラメーター設定機能を使用する場合は、Systemwalker Software Configuration Managerの媒体とライセンスが必要です。
注2)Systemwalker Service Quality Coordinatorの製品の機能をご利用の場合は、Systemwalker Service Quality Coordinatorの媒体とライセンスが必要です。
注3)本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。
注4)本製品のインストール後に、ServerView Deployment Managerをインストールできます。
注5)本製品のインストール後に、Systemwalker Runbook Automationをインストールできます。

表2.53 【管理対象サーバ】

仮想環境

製品名

バージョンレベル

備考

VMware

ServerView Deployment Manager (注)

全バージョン

-

Hyper-V

Server System Manager

全バージョン

-

SystemcastWizard

全バージョン

-

SystemcastWizard Professional

全バージョン

-

SystemcastWizard Lite

全バージョン

-

Systemwalker Service Quality Coordinator

全バージョン

-

Systemwalker Service Catalog Manager

V14g

-

Linux

Server System Manager

全バージョン

-

SystemcastWizard

全バージョン

-

SystemcastWizard Professional

全バージョン

-

SystemcastWizard Lite

全バージョン

-

ServerView Deployment Manager (注1)

全バージョン

-

Oracle VM

ServerView Deployment Manager (注1)

全バージョン

-

Solarisコンテナ

Server System Manager(マネージャーだけ)

全バージョン

-

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

ETERNUS SF Disk Space Monitor

全バージョン

-

注1) 本製品のインストール後に、ServerView Deployment Managerをインストールできます。

OS種別

製品名

バージョンレベル

備考

Windows

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

Systemwalker Service Catalog Manager

V14g

-

ETERNUS SF Disk Space Monitor

全バージョン

-

Linux

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

Systemwalker Service Catalog Manager

V14g

-

ETERNUS SF Disk Space Monitor

全バージョン

-

Solaris

Server System Manager(マネージャーだけ)

全バージョン

-

Systemwalker Service Quality Coordinator

V13.5以前
V15.0 (注2)

-

ETERNUS SF Disk Space Monitor

全バージョン

-

注2) Systemwalker Service Quality Coordinatorの製品の機能をご利用の場合は、Systemwalker Service Quality Coordinatorの媒体とライセンスが必要です。

Basicモードの場合

Basicモードの場合の排他ソフトウェアは以下のとおりです。

表2.54 排他ソフトウェアの一覧

ソフトウェア名

製品名

【Windowsマネージャー】

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

ServerView Installation Manager (注1)

ServerView Deployment Manager

【Linuxマネージャー】

Server System Manager

エージェント【Windows】【Hyper-V】

Server System Manager

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

ServerView Deployment Manager (注2)

エージェント【Linux】

Server System Manager

SystemcastWizard

SystemcastWizard Professional

SystemcastWizard Lite

ServerView Deployment Manager (注2)

エージェント【VMware】

ServerView Deployment Manager (注2)

エージェント【Xen】【KVM】

-

エージェント【Oracle VM】

ServerView Deployment Manager (注2)

エージェント【Solarisコンテナ】

Server System Manager(マネージャーだけ)

エージェント【Solaris】

Server System Manager(マネージャーだけ)

注1) 本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。
注2) 本製品のインストール後に、ServerView Deployment Managerをインストールできます。インストール方法については、「導入ガイド CE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

注意

  • 本製品のマネージャーは、SystemcastWizard Professionalのコンポーネントを一部含んでいます。したがって、SystemcastWizardと同一サブネットに配置して運用できません。
    また、SystemcastWizard Professional(以降、ScwPro)、またはSystemcastWizard Lite(以降、ScwLite)と、同一サブネットに配置する場合、以下に注意してください。

    • ScwProとScwLiteを簡易DHCPサーバで運用し、ノンアグレッシブモードで使用してください。また、簡易DHCPで割り当てるIPアドレスのスコープ範囲が、本製品の管理対象サーバのIPアドレスと重複しないように設定してください。

    • 本製品の管理対象サーバは、ScwProとScwLiteで同時に管理できません。
      本製品に登録したサーバをScwProとScwLiteに登録しないでください。

    • 複数のサーバを同時に操作する場合、ScwProのマルチキャストIPアドレスの設定を変更し、本製品のマネージャーと重複しないようにしてください。

  • 本製品のマネージャーは、DHCPサーバとPXEサーバの機能を含んでいます。管理サーバ上に、ほかのDHCPサーバやPXEサーバの機能を持った製品やサービスを配置しないでください。同一ネットワークには共存できます。

    DHCPサーバやPXEサーバを含む商品の例

    • Windows Server 2003の"リモート インストール サービス"、またはWindows Server 2008/Windows Server 2003の"Windows 展開サービス"

    • Windows Server 2003のADS(Automated Deployment Services)

    • Boot Information Negotiation Layer(BINLSVC)

    • ServerView Deployment Manager (注)

    • ServerStart(リモートインストール機能利用時)

    • ServerView Installation Manager

    • Solaris JumpStart

    注) PXEサーバを含んでいるため、ServerView Resource Orchestratorと同一管理LANを使用する場合に制限される機能があります。ServerView Deployment Managerとの共存については、「導入ガイド VE」の「付録B ServerView Deployment Managerとの共存」を参照してください。

【Windows】

  • Windowsサーバのドメインタイプによって、以下の表のような機能差があります。

    表2.55 ドメインタイプごとの機能の制約

    ドメインタイプ

    バックアップ・リストア

    クローニング

    バックアップ・リストア方式のサーバ切替え

    ドメインコントローラー

    ×

    ×

    ×

    メンバーサーバ (注1)

    △ (注2)

    △ (注2、注3)

    △ (注2、注4)

    ワークグループ

    ○: 利用できます。
    △: 追加の操作が必要です。
    ×: 利用できません。
    注1) Windows NTドメインまたはActive Directoryのメンバーサーバです。
    注2) 操作のあとにWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
    注3) クローニングイメージを採取する前に、Windows NTドメインまたはActiveDirectoryに参加していない状態にしてください。
    注4) 自動リカバリを利用して切り替えた場合も、業務を開始する前にWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。

【物理サーバ】

  • 詳細は、ScwProとScwLite に関する以下の技術情報を参照してください。

    URL: http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/tech/tech28.html

  • ServerView Deployment Managerについては、当社技術員に連絡してください。


2.4.2.4 静的ディスク容量

本製品を新規にインストールする場合、以下の静的ディスク容量が必要です。
ディスク容量は、確認する環境の違いに応じて、多少変動します。

表2.56 静的ディスク容量

ソフトウェア名

フォルダー

ディスク容量(単位: MB)

【Windowsマネージャー】

インストールフォルダー (注)

4000

【Linuxマネージャー】

/opt

3525

/etc/opt

255

/var/opt

768

エージェント【Windows】【Hyper-V】

インストールフォルダ (注)

300

エージェント【Linux】

/opt

250

/etc/opt

55

/var/opt

105

エージェント【VMware】【Xen】【KVM】【Oracle VM】

/opt

95

/etc/opt

5

/var/opt

5

エージェント【Solaris】

/opt

350

/etc/opt

15

/var/opt

5

注) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。

2.4.2.5 動的ディスク容量

本製品を使用する場合、各フォルダーには、静的ディスク容量に加えて以下のディスク容量が必要です。

表2.57 動的ディスク容量

ソフトウェア名

フォルダー

ディスク容量(単位: MB)

【Windowsマネージャー】

インストールフォルダ(注1)

9080 + 管理対象サーバ数 × 4

環境データ格納域

性能表示用情報格納域 (注8)

メータリングログ格納域 (注9)

イメージファイル格納フォルダ(注2)

イメージファイル格納域 (注3)

構成定義情報のバックアップ格納フォルダー

構成定義情報のバックアップ格納域 (注4)

L-Server復旧ログ格納フォルダー

L-Server復旧ログ格納域 (注4)

ネットワーク機器設定ファイル格納フォルダー (注10)

ネットワーク機器設定ファイル格納域 (注11)

【Linuxマネージャー】

/etc

2

/var/opt

9080 + 管理対象サーバ数 × 4

環境データ格納域

性能表示用情報格納域 (注8)

メータリングログ格納域 (注9)

イメージファイル格納ディレクトリ (注2)

イメージファイル格納域 (注3)

構成定義情報のバックアップ格納フォルダー

構成定義情報のバックアップ格納域 (注4)

L-Server復旧ログ格納フォルダー

L-Server復旧ログ格納域 (注4)

ネットワーク機器設定ファイル格納フォルダー (注10)

ネットワーク機器設定ファイル格納域 (注11)

エージェント【Windows】

インストールフォルダー (注1)

60

ログデータ (注5)

エージェント【Hyper-V】

インストールフォルダー (注1)

60

ログデータ (注6)

エージェント【Linux】

/etc

1

/var/opt

1

ログデータ (注7)

エージェント【VMware】【Xen】【KVM】【Oracle VM】

/etc

1

/var/opt

1

エージェント【Solaris】

/etc

1

/var/opt

1

ログデータ (注7)

HBA address rename設定サービス【Windows】

インストールフォルダー (注1)

60

HBA address rename設定サービス【Linux】

/etc

1

/var/opt

60

注1) 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。

注2) 本ソフトウェアのインストール時に指定するイメージファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。

【Windows】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。

【Linux】
デフォルトは以下のとおりです。

/var/opt/FJSVscw-deploysv/depot

注3) 物理サーバのクローニングに用いるクローニングイメージを利用したイメージの格納域です。
イメージの格納域の容量は、「物理サーバのイメージファイル格納域」を参照してください。
L-Serverのクローニングイメージは、サーバ種別に関係なく、イメージプールに格納されます。
注4) 構成定義情報のバックアップ格納域およびL-Server復旧ログ格納域は定義で指定できます。指定したディスクの配置に応じて見積ってください。構成定義情報のバックアップ格納域およびL-Server復旧ログ格納域のディスク容量や内容の詳細は、「運用ガイド CE」の「10.1 管理サーバのバックアップ・リストア」を参照してください。
注5) 概算値は、60MBです。
注6) 概算値は、60MB × VMゲスト数です。
注7) 概算値は、100MBです。

ログデータのサイズは、L-Serverの構成によって変わります。
詳細な見積が必要な場合は、「Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書」のログデータ(Troubleshoot)容量の見積もり方法に関する記述を参照してください。

注8) 性能表示用情報格納域には、ダッシュボード情報と稼動状況情報の格納域があります。それぞれ必要なディスク容量は以下のとおりです。

表2.58 性能表示用情報格納域に必要なディスク容量計算式

対象の資産

必要なディスク容量

ダッシュボード情報

L-Serverテンプレート数およびテナント数の増減に応じてサイズが増減します。
L-Serverテンプレートが10個定義されている場合の以下の計算式を参考に、格納域を用意してください。
テナント数が100の場合、およそ6.6GBが必要です。

ディスク容量 = (67.0 + (55.5 × テナント数)) × 1.2 (MB)

稼動状況情報

VMのホスト数およびゲスト数の増減に応じてサイズが増減します。
また、VM管理製品によって容量が異なります。
以下の計算式を参考に、格納域を用意してください。VMWare、50ホスト、1000VM(20VM/ホスト)の場合、およそ19.4GBが必要です。
ディスク容量 =
( (N1 × ホスト数) + (N2 × ゲスト数) ) ×1.2(MB)

【VMware】N1 = 2.0、N2 = 16.5

【Hyper-V】N1 = 92.0、N2 = 26.0

【Xen】【KVM】N1 = 102.0、N2 = 7.0

注9) メータリングログに必要なディスク容量は以下のとおりです。

表2.59 メータリングログに必要なディスク容量計算式

1日あたりのメータリングログ × 1年分
3.5MB × 365 = 1.3GB

上記のディスク容量計算式のもとになる条件と1日あたりのメータリングログの計算式は以下のとおりです。

表2.60 メータリング情報のバックアップに必要な条件

項目

想定値

運用しているL-Platform数

1000

1つのL-Platformあたりのリソース数

L-Server

1

拡張ディスク

1

ソフトウェア

2

運用状況

  • 毎日、以下を実施

    • 10のL-Platformの返却、配備

    • 始業時に1000台のL-Serverを起動

    • 就業時に1000台のL-Serverを停止

  • 定期ログを毎日取得

  • メータリングログを1年分保持

オンラインバックアップの頻度

  • 1ヶ月(30日)ごとにベースバックアップを実施

  • 1時間ごとに差分バックアップを実施

表2.61 1日あたりのメータリングログの計算式
  • メータリングログ容量の目安

    • L-Platformに対するイベントログ : 2.3KB/回 (A)

    • L-Platform以外に対するイベントログ : 0.6KB/回 (B)

    • 定期ログ : 2.3 × L-Platform数 (KB) (C)

  • 1日あたりのメータリングログ

    (A) × 1日あたりのL-Platformに対する操作の回数
    + (B) × 1日あたりのL-Platform以外に対する操作の回数
    + (C) × 運用しているL-Platform数

    = 2.3KB × 20 + 0.6KB × 2000 + 2.3KB × 1000
    = 3.5MB

注10) ネットワーク機器設定ファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。

【Windows】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。

【Linux】
デフォルトは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVrcvmr/netdevice

注11) ネットワーク機器設定ファイル管理機能の管理対象としているネットワークデバイス数、個々のネットワークデバイス毎のネットワーク機器設定ファイルの保持世代数に応じてサイズが増減します。
各ネットワークデバイス1台当たりのサイズは、ネットワーク機器設定ファイルの保持世代数×512KBです。
ネットワーク機器設定ファイル管理機能の管理対象ネットワークデバイスの最大数は72です。


環境データ格納域

環境データ格納域は、電力監視を利用する場合に必要な領域です。
環境データ格納域は、電力採取対象装置から採取した環境データやそれらを集計したデータを格納する領域として、管理サーバのインストールフォルダーを使用します。
環境データ格納域として必要な容量は、登録する電力採取対象装置の数、ポーリング間隔、および環境データの保存期間から決定されます。
設定値については、「13.1.1 電力監視環境の設定値」を参照してください。
以下の計算式を元に見積ってください。

必要容量(MB) = (詳細値の保存期間(月) × 6 / ポーリング間隔(分) + 10) × 3 × 電力採取対象装置の数


物理サーバのイメージファイル格納域

物理サーバのイメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを行う場合に必要な領域です。
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを使用して採取する管理対象サーバのイメージファイル(システムイメージ、クローニングイメージ)を格納する領域として、管理サーバ上に確保します。

注意

イメージファイル格納域は、管理サーバのローカルディスクまたはSANストレージに作成してください。ネットワークドライブ上のフォルダーや、ネットワーク上のほかのマシンの共有フォルダー(NFS、SMBなど)、UNC形式のフォルダーは指定できません。

イメージファイル格納域として必要な容量は、"システムイメージの格納域として必要な容量"、"クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"一時的な作業領域として必要な容量"を合計した値です。
以下の計算式のとおり、それぞれの格納域に必要な容量を元に見積ってください。

以下の手順で、イメージファイル格納域として必要な容量を見積ります。

  1. イメージファイルのサイズを算出します。

    上記のA.~C.の必要容量を見積るための基礎データになるイメージファイルのサイズを算出します。
    算出方法を以下に示します。

    イメージファイルのサイズ = 管理対象サーバ1台のディスク使用量 × 圧縮率

    管理対象サーバ1台のディスク使用量

    同一ソフトウェア構成のシステム構築実績がある場合、そのシステムのディスク使用量(1つのディスクを複数の区画に分割している場合、各区画の使用量の合計)を用います。
    ディスク使用量については、OSの機能を利用して確認してください。
    同一ソフトウェア構成での構築実績がない場合、各ソフトウェアのインストールガイドなどに記載されたディスク容量から算出します。
    OS部分については、「測定例」を参考にしてください。

    圧縮率

    管理対象サーバのディスクの使用域をイメージファイルとして管理サーバ上に格納する際の圧縮率です。
    ファイルの内容によりますが、一般的に50%程度が期待できます。すでに圧縮済みのファイル(ソフトウェアのインストール媒体や画像データなど)が多い場合、全体の圧縮率が低くなります。
    OS部分については、「測定例」を参考にしてください。

    OSインストール直後のディスク使用量と圧縮率の測定例を以下に示します。

    測定例

    • Windows Server 2003の場合

      ディスク使用量: 1.9GB -> 圧縮後: 0.9GB 圧縮率: 0.9/1.9 = 47%

  2. システムイメージの格納域として必要な容量を算出します。

    システムイメージの格納域は、バックアップを行う場合に必要な領域です。システムイメージをバックアップする管理対象サーバごとに容量を確保してください。
    バックアップを行わない場合は必要ありません。

    システムイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。システムイメージのバックアップを行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を必要な容量にしてください。

    システムイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数

    世代数

    システムイメージの世代数です。デフォルトではシステムイメージを3世代まで管理できます。

    ポイント

    システムイメージの保存世代数を減らすことで、システムイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
    システムイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照してください。

    システムイメージをバックアップするサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。

    見積り例
    サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
    サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
    サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)

    (3.0 × 3) + (1.6 × 3) + (1.6 × 3) = 18.6 (GB)

  3. クローニングイメージの格納域として必要な容量を算出します。

    クローニングイメージの格納域は、クローニングを行う場合に必要な領域です。クローニングイメージを採取する管理対象サーバごとに容量を確保してください。
    クローニングを行わない場合は必要ありません。

    クローニングイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。クローニングイメージの採取を行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を見積りサイズにしてください。

    クローニングイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ × 世代数

    世代数

    クローニングイメージの世代数です。デフォルトではクローニングイメージを3世代まで管理できます。

    ポイント

    クローニングイメージの保存世代数を減らすことで、クローニングイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
    クローニングイメージの保存世代数の変更方法については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照してください。

    クローニングイメージを採取するサーバとして、A、Bの2台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。

    見積り例
    サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
    サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)

    (3.0 × 3) + (1.6 × 3) = 13.8 (GB)

  4. 一時的な作業領域として必要な容量を算出します。

    一時的な作業領域は、システムイメージまたはクローニングイメージの採取時に、採取完了まで前の世代を保持するために一時的に必要な領域です。
    バックアップやクローニングを行わない場合は必要ありません。

    一時的な作業領域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。
    各管理対象サーバのイメージファイルの中で最大のサイズになる値を、イメージファイル最大サイズとし、以下の計算式で見積ってください。

    一時的な作業領域として必要な容量 = イメージファイル最大サイズ × イメージファイル採取多重度

    イメージファイル採取多重度は、1台の管理サーバの管理下にある複数の管理対象サーバに対して、イメージファイル採取(システムイメージのバックアップ、クローニングイメージの採取)の操作を最大でどれだけ同時に実行するかという運用設計から見積ります。ただし、管理サーバの負荷を抑えるため、本製品が4多重を超えないよう制御するため、多重度は最大で4となります。

    システムイメージまたはクローニングイメージを採取するサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのイメージファイルのサイズは以下のとおりです。イメージファイル採取多重度を3と見込んだ場合の例を示します。

    見積り例
    サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
    サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
    サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)

    3.0 × 3 = 9.0 (GB)

  5. 手順2.~4.で算出した必要容量をに、イメージファイル格納域として必要容量を算出します。

    手順2.~4.で算出した"A. システムイメージの格納域として必要な容量"、"B. クローニングイメージの格納域として必要な容量"、"C. 一時的な作業領域として必要な容量"の合計を算出します。


2.4.2.6 メモリ容量

本製品を使用する場合、以下のメモリ容量が必要です。

表2.62 メモリ容量

ソフトウェア名

メモリ容量(単位: MB)

【Windowsマネージャー】

6656

【Linuxマネージャー】

10752

エージェント【Windows】【Hyper-V】

512

エージェント【Linux】

256

エージェント【Solaris】

364

エージェント【VMware】

32

エージェント【Xen】【KVM】

32

エージェント【Oracle VM】

32