ここでは、リソース定義ファイルの以下について説明します。
■リソース定義ファイルの記述形式
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <Isj2eeResourceDefinition> <Jdbc> <JndiName>...</JndiName> <DatabaseKind>...</DatabaseKind> <Symfoware> <DatasourceKind>...</DatasourceKind> <User>...</User> <Password>...</Password> <NetworkProtocol>...</NetworkProtocol> <ServerName>...</ServerName> <PortNumber>...</PortNumber> <DatabaseName>...</DatabaseName> <InitialContextFactory>...</InitialContextFactory> <ProviderUrl>...</ProviderUrl> <BindName>...</BindName> <Schema>...</Schema> <SYMOption>...</SYMOption> <AccessLog>...</AccessLog> </Symfoware> <Oracle> <DatasourceKind>...</DatasourceKind> <User>...</User> <Password>...</Password> <DriverType>...</DriverType> <NetworkProtocol>...</NetworkProtocol> <ServerName>...</ServerName> <PortNumber>...</PortNumber> <DatabaseName>...</DatabaseName> <OracleRac>...</OracleRac> <Url>...</Url> <ConnectionProperties> <ConnectionProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <PropertyValue>...</PropertyValue> </ConnectionProperty> </ConnectionProperties> <ConnectionCacheProperties> <ConnectionCacheProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <PropertyValue>...</PropertyValue> </ConnectionCacheProperty> </ConnectionCacheProperties> <OtherProperties> <OtherProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <DataType>...</DataType> <PropertyValue>...</PropertyValue> </OtherProperty> </OtherProperties> <FileSystemServiceProvider>...</FileSystemServiceProvider> <InitialContextFactory>...</InitialContextFactory> <ProviderUrl>...</ProviderUrl> <BindName>...</BindName> <Bind>...</Bind> </Oracle> <Sqlserver> <DatasourceKind>...</DatasourceKind> <User>...</User> <Password>...</Password> <ServerName>...</ServerName> <PortNumber>...</PortNumber> <DatabaseName>...</DatabaseName> <OtherProperties> <OtherProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <DataType>...</DataType> <PropertyValue>...</PropertyValue> </OtherProperty> </OtherProperties> <FileSystemServiceProvider>...</FileSystemServiceProvider> <InitialContextFactory>...</InitialContextFactory> <ProviderUrl>...</ProviderUrl> <BindName>...</BindName> <Bind>...</Bind> </Sqlserver> <Postgresql> <ClientVersion>...</ClientVersion> <DatasourceKind>...</DatasourceKind> <User>...</User> <Password>...</Password> <ServerName>...</ServerName> <PortNumber>...</PortNumber> <DatabaseName>...</DatabaseName> <OtherProperties> <OtherProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <DataType>...</DataType> <PropertyValue>...</PropertyValue> </OtherProperty> </OtherProperties> <FileSystemServiceProvider>...</FileSystemServiceProvider> <InitialContextFactory>...</InitialContextFactory> <ProviderUrl>...</ProviderUrl> <BindName>...</BindName> <Bind>...</Bind> </Postgresql> <Generic> <DatasourceClassName>...</DatasourceClassName> <LogWriter>...</LogWriter> <OtherProperties> <OtherProperty> <PropertyName>...</PropertyName> <DataType>...</DataType> <PropertyValue>...</PropertyValue> </OtherProperty> </OtherProperties> </Generic> </Jdbc> <JmsDestination> <JndiName>...</JndiName> <Type>...</Type> <GroupName>...</GroupName> <ChannelName>...</ChannelName> <Host>...</Host> <Port>...</Port> </JmsDestination> <JmsConnectionFactory> <JndiName>...</JndiName> <Type>...</Type> <ClientId>...</ClientId> <GlobalTransactionMode>...</GlobalTransactionMode> </JmsConnectionFactory> <Javamail> <JndiName>...</JndiName> <From>...</From> <User>...</User> <Smtp> <Host>...</Host> <Port>...</Port> </Smtp> <Imap> <Host>...</Host> <Port>...</Port> </Imap> <Pop3> <Host>...</Host> <Port>...</Port> </Pop3> </Javamail> <Connector> <JcaSourceName>...</JcaSourceName> <User>...</User> <Password>...</Password> <ConfigProperties> <ConfigPropertyName>...</ConfigPropertyName> <ConfigPropertyType>...</ConfigPropertyType> <ConfigPropertyValue>...</ConfigPropertyValue> </ConfigProperties> </Connector> </Isj2eeResourceDefinition> |
■リソース定義ファイルのタグ一覧
リソース定義ファイルのタグ一覧を以下に示します。一覧の記載方法については、“■タグの説明の見方”を参照してください。
なお、“Interstage管理コンソール画面との対応”欄に、Interstage管理コンソール画面との対応を示します。リソース定義ファイルの各タグは、[システム] > [リソース] の以下の項目に対応します。
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 |
---|---|
Jdbc* | [JDBC] |
[JMS] > [イベントチャネル] | |
[JMS] > [Destination] | |
[JMS] > [ConnectionFactory] | |
[JavaMail] | |
[connector] |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |
---|---|---|
Jdbc* | [JDBC] > [新規作成]または[環境設定] | |
| 定義名 | |
データベースタイプ | ||
(データベースタイプがSymfowareの場合) | ||
(データベースタイプがOracleの場合) | ||
(データベースタイプがSQL Serverの場合) | ||
(データベースタイプがPostgreSQLの場合) | ||
(データベースタイプが汎用定義の場合) |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |
---|---|---|
Symfoware? | (データベースタイプがSymfowareの場合) | |
| データソースの種類 | |
ユーザID | ||
パスワード | ||
ネットワークプロトコル | ||
接続ホスト名 | ||
接続ポート番号 | ||
データ資源名 | ||
クラス名 | ||
PROVIDER_URL | ||
データソース名 | ||
デフォルトスキーマ名 | ||
その他パラメタ | ||
アクセスログへのWebサーバ接続情報出力 |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |||
---|---|---|---|---|
Oracle? | (データベースタイプがOracleの場合) | |||
| データソースの種類 | |||
ユーザID | ||||
パスワード | ||||
ドライバタイプ | ||||
ネットワークプロトコル | ||||
接続ホスト名 | ||||
接続ポート番号 | ||||
SID/ネットサービス名 | ||||
RACを使用する | ||||
Url? | サーバURL | |||
ConnectionProperties? |
| |||
| 接続プロパティ | |||
| PropertyName | プロパティ名 | ||
PropertyValue | プロパティ値 | |||
ConnectionCacheProperties? |
| |||
| 暗黙的接続キャッシュのプロパティ | |||
| PropertyName | プロパティ名 | ||
PropertyValue | プロパティ値 | |||
OtherProperties? |
| |||
| その他データソース・プロパティ情報 | |||
| PropertyName | データソース・プロパティ名 | ||
DataType? | データ型 | |||
PropertyValue | データソース・プロパティ値 | |||
File System Service Providerを使用する | ||||
クラス名 | ||||
PROVIDER_URL | ||||
データソース名 | ||||
Bind? | データソースを登録する |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |||
---|---|---|---|---|
Sqlserver? | (データベースタイプがSQL Serverの場合) | |||
| データソースの種類 | |||
ユーザID | ||||
パスワード | ||||
接続ホスト名 | ||||
接続ポート番号 | ||||
データベース名 | ||||
OtherProperties? |
| |||
| その他データソース・プロパティ情報 | |||
| PropertyName | データソース・プロパティ名 | ||
DataType? | データ型 | |||
PropertyValue | データソース・プロパティ値 | |||
File System Service Providerを使用する | ||||
クラス名 | ||||
PROVIDER_URL | ||||
データソース名 | ||||
Bind? | データソースを登録する |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |||
---|---|---|---|---|
Postgresql? | (データベースタイプがPostgreSQLの場合) | |||
| クライアントバージョン | |||
データソースの種類 | ||||
ユーザID | ||||
パスワード | ||||
接続ホスト名 | ||||
接続ポート番号 | ||||
データベース名 | ||||
OtherProperties? |
| |||
| その他データソース・プロパティ情報 | |||
| PropertyName | データソース・プロパティ名 | ||
DataType? | データ型 | |||
PropertyValue | データソース・プロパティ値 | |||
File System Service Providerを使用する | ||||
クラス名 | ||||
PROVIDER_URL | ||||
データソース名 | ||||
Bind? | データソースを登録する |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |||
---|---|---|---|---|
Generic? | (データベースタイプが汎用定義の場合) | |||
| データソースクラス名 | |||
ログ・ライター | ||||
OtherProperties? |
| |||
| その他データソース・プロパティ情報 | |||
| PropertyName | データソース・プロパティ名 | ||
DataType? | データ型 | |||
PropertyValue | データソース・プロパティ値 |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |
---|---|---|
[イベントチャネル]の[Destination] | ||
[Destination]の[新規作成]または[定義情報] | ||
| Destination定義(JNDI名) | |
タイプ | ||
グループ名 | ||
チャネル名 | ||
Host? | ホスト名またはIPアドレス | |
Port? | ポート番号 |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | |
---|---|---|
[ConnectionFactory]の[新規作成]または[定義情報] | ||
| JNDI名 | |
タイプ | ||
クライアントID | ||
グローバルトランザクション |
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | ||
---|---|---|---|
[JavaMail] > [新規作成]または[環境設定] | |||
| 定義名 | ||
メールの発信者 | |||
ログインID | |||
SMTPサーバ、SMTPサーバポート番号 | |||
| Host |
| |
Port |
| ||
Imap? | IMAP サーバ/ポート番号 | ||
| Host |
| |
Port |
| ||
Pop3? | POP3 サーバ/ポート番号 | ||
| Host |
| |
Port |
|
タグ名 | Interstage管理コンソール画面との対応 | ||
---|---|---|---|
[connector] > [環境設定] | |||
| 定義名 | ||
User? | ユーザID | ||
パスワード | |||
プロパティ情報 | |||
| ConfigPropertyName | プロパティ名 | |
ConfigPropertyType | クラス名 | ||
ConfigPropertyValue | 値 |
■リソース定義ファイルのタグ
◆<Jdbc>タグ配下のタグ
注) 使用可能なデータベースについては、“システム設計ガイド”の“アプリケーション実行時に必要なソフトウェア”の“データベース関連(J2EE)”を参照してください。
データソース名(リソース名)を、1~255文字の文字列(注)で指定します。
データソース名は、JNDIを使用してデータソースオブジェクトを参照するための名前です。
注) DatabaseKindにOracleを指定、DatasourceKindにXADataSource(分散トランザクションを使用する)を指定する場合は1~27文字で指定してください。
データベースタイプを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。新規作成時には必須です。
Symfoware
Oracle
SQLServer
PostgreSQL
Generic(汎用定義)
注) 使用可能なデータベースについては、“システム設計ガイド”の“アプリケーション実行時に必要なソフトウェア”の“データベース関連(J2EE)”を参照してください。
注) 定義更新時には変更できません。変更する場合は一度削除してから再度作成してください。
◆<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>、<Generic>タグ配下のタグ
DatabaseKind(データベースタイプ)がPostgresqlの場合に有効です。
使用するクライアントのバージョンを以下から選択します。
V2・・・デフォルト値
V5
注) RHEL5(Intel64)の64ビットモードの場合、V2は指定できません。V5がデフォルト値になります。
データソースの種類の詳細については、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定”の各データベースを使用する場合の環境設定を参照してください。
DatabaseKind(データベースタイプ)が、Symfoware、Oracle、PostgreSQLの場合
使用するデータベース用のJDBCドライバのデータソースの種類を以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
ConnectionPoolDataSource・・・デフォルト値
Interstageのコネクションプーリングを使用する
DataSource
それぞれのデータベースのコネクションプーリングを使用する
XADataSource
分散トランザクションを使用する
データベースタイプによって指定可能な値が異なります。以下の表を参考にしてください。
| Oracle | Symfoware | PosgtreSQL |
---|---|---|---|
ConnectionPoolDataSource | ○ | ○ | ○ |
DataSource | ○ | ○ | ○ |
XADataSource | ○ | × | × |
注) XADataSourceを選択した場合、リソース管理プログラムへのリソース登録も必要です。登録方法は“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JTSの運用”を参照してください。
注) Oracle9iでRAC機能を使用する場合は、“Interstageのコネクションプーリングを使用する”を選択してください。
注) Oracle10g以降のRACにおいて高速接続フェイルオーバー機能を使用する場合は、“Oracleのコネクションプーリングを使用する”を選択してください。“Interstageのコネクションプーリングを使用する”を選択した場合、高速接続フェイルオーバー機能は使用されません。
DatabaseKind(データベースタイプ)が、SQLServerの場合
使用するSQL Server用JDBCドライバのデータソースの種類を以下から選択します。
2005
データソースはcom.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource
Interstageのコネクションプーリングを使用します。分散トランザクションは使用できません。
データベースに接続するためのユーザIDを、1~255文字の文字列で指定します。新規作成時には必須です。
注) <User>タグはInterstage Application Server/Interstage Web Server V9.0から定義位置が変更になりました。以前のバージョンではこのタグを<Jdbc>配下に定義することができましたが、V9.0からは、<Oracle>や<Symfoware>などの各データベースに対応したタグの配下で定義します。
なお、過去バージョンとの互換のため、新規追加・定義更新の際は<Jdbc>配下に定義した値も有効になります。
また、ひとつのリソース定義で、<Jdbc>配下と各データベースに対応したタグ配下の両方を指定した場合は、各データベースに対応したタグ配下で定義された値が有効になります。
データベースに接続するためのユーザIDに対するパスワードを、1~255文字の文字列で指定します。
-eオプションで定義を抽出した場合は、何も指定されていない状態で抽出されます。
注) <Password>タグはInterstage Application Server/Interstage Web Server V9.0から定義位置が変更になりました。以前のバージョンではこのタグを<Jdbc>配下に定義することができましたが、V9.0からは、<Oracle>や<Symfoware>などの各データベースに対応したタグの配下で定義します。
なお、過去バージョンとの互換のため、新規追加・定義更新の際は<Jdbc>配下に定義した値も有効になります。
また、ひとつのリソース定義で、<Jdbc>配下と各データベースに対応したタグ配下の両方を指定した場合は、各データベースに対応したタグ配下で定義された値が有効になります。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleで、OracleRac(Oracle RAC連携機能を使用するかどうか)がNOの場合に有効です。
使用するOracle用JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのドライバタイプを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
thin・・・デフォルト値
oci
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware、Oracleの場合に有効です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceの場合に有効です。
使用するSymfoware用JDBCドライバが、データベースにアクセスするためのワークプロトコルを以下から選択します。
Remote・・・デフォルト値
Local
Localを選択する場合、DatabaseNameにRDBシステム名を付加する必要があります。
RDBシステム名を付けない運用の場合は必要ありません。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合
OracleRac(Oracle RAC連携機能を使用するかどうか)がNOの場合に有効です。
使用するOracle用JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのネットワークプロトコルを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
DriverTypeにthinを指定した場合、NetworkProtocolにはtcpのみ指定できます。
tcp・・・デフォルト値
ipc
データベースが存在するホスト名を、1~255文字の文字列で指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceで、NetworkProtocolがRemoteの場合に有効です。新規作成時には必須です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合
OracleRac(Oracle RAC連携機能を使用するかどうか)がNOの場合に有効です。新規作成時には必須です。
注) DatabaseKindがSymfoware、DatasourceKindがDataSourceの場合でも、ServerNameを指定することは可能です。ServerNameが指定されると、ServerNameとPortNumberで指定された値がProviderUrlに含まれるホスト名・ポート番号より優先され、ProviderUrlで指定された値は無効になります。
データベースと通信するポート番号を、1~65535の整数値で指定します。デフォルト値は以下です。なお全角数字でポート番号を指定した場合、半角数字に変換され定義されます。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceの場合、2050
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合、1521
DatabaseKind(データベースタイプ)がSQLServerの場合、1433
DatabaseKind(データベースタイプ)がPostgreSQLの場合、5432
注) DatabaseKindがSymfoware、DatasourceKindがDataSourceの場合、PortNumberを指定するとServerNameは省略できません。ServerNameが指定されると、ServerNameとPortNumberで指定された値がProviderUrlに含まれるホスト名・ポート番号より優先され、ProviderUrlで指定された値は無効になります。ServerNameのみを指定し、PortNumberを省略した場合、デフォルト値は10326です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
データ資源名を1~255文字の文字列で指定します。
DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceの場合に有効です。新規作成時には必須です。
NetworkProtocolがLocalの場合、以下のようにRDBシステム名を付加する必要があります。RDBシステム名を付けない運用の場合は必要ありません。
<RDBシステム名>.<データ資源名>
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合
OracleデータベースのSIDまたはネットサービス名を1~255文字の文字列で指定します。
OracleRac(Oracle RAC連携機能を使用するかどうか)がNOの場合に有効です。新規作成時には必須です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSQLServer、PostgreSQLの場合
データベース名を1~255文字の文字列で指定します。新規作成時には必須です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合に有効です。
Oracle RAC連携機能を使用するかどうかを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
NO(使用しない)・・・デフォルト値
YES(使用する)
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracle、かつ、OracleRacがYESの場合に有効です。新規作成時には必須です。
データソース接続URLを、1~65535文字の文字列で指定します。
詳細については、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“Oracle Real Application Clustersとの連携”およびOracleのマニュアルを参照してください。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracleの場合に有効です。FileSystemServiceProviderをYESに設定している場合、本項目の設定は無効です。
注) Oracle9iの場合は指定できません。
<PropertyName>タグ
接続プロパティのプロパティ名を、1~255文字の文字列で指定します。
<PropertyValue>タグ
接続プロパティのプロパティ値を、0~65535文字の文字列で指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracle、DatasourceKindがDataSourceの場合に有効です。FileSystemServiceProviderをYESに設定している場合、本項目の設定は無効です。
<PropertyName>タグ
暗黙的接続キャッシュの接続キャッシュ・プロパティのプロパティ名を、1~255文字の文字列で指定します。
<PropertyValue>タグ
暗黙的接続キャッシュの接続キャッシュ・プロパティのプロパティ値を、0~65535文字の文字列で指定します。
その他データソース・プロパティ情報に関する定義です。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware以外の場合に、必須項目以外のデータソース・プロパティを設定するために指定します。FileSystemServiceProviderをYESに設定している場合、本項目の設定は無効です。
<PropertyName>タグ
データソース・プロパティ名を、1~255文字の文字列で指定します。
<DataType>タグ
データ型を以下から選択します。
java.lang.String・・・デフォルト値
boolean
int
long
short
byte
char
double
float
java.lang.Boolean
java.lang.Integer
java.lang.Long
java.lang.Short
java.lang.Byte
java.lang.Character
java.lang.Double
java.lang.Float
<PropertyValue>タグ
他データソース・プロパティ値を、0~65535文字の文字列で指定します。
その他データソース・プロパティ情報の詳細については、“J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)”の“JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定”の“汎用定義のデータソースを使用する場合の環境設定”を参照してください。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracle、SQLServer、PostgreSQLの場合に有効です。
File System Service Providerを使用するかどうかを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
NO・・・デフォルト値
YES
注) DatabaseKindがOracleの場合、DatasourceKindによりFileSystemServiceProviderに設定可能な値が異なります。
DataSource・・・・NOのみ
ConnectionPoolDataSource・・・・YES/NO
XADataSource・・・・YESのみ
使用するJDBCドライバのJNDIサービスプロバイダがネーミングサービスにアクセスするためのクラス名を指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware以外の場合
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
省略した場合、DatabaseKind(データベースタイプ)の値によって、上記の値がデフォルト値として設定されます。
注) <InitialContextFactory>タグはInterstage Application Server/Interstage Web Server V9.0から定義位置が変更になりました。以前のバージョンではこのタグを<Jdbc>配下に定義することができましたが、V9.0からは、<Oracle>や<Symfoware>などの各データベースに対応したタグの配下で定義します。
なお、過去バージョンとの互換のため、新規追加・定義更新の際は<Jdbc>配下に定義した値も有効になります。
また、ひとつのリソース定義で、<Jdbc>配下と各データベースに対応したタグ配下の両方を指定した場合は、各データベースに対応したタグ配下で定義された値が有効になります。
使用するJDBCドライバのJNDIサービスプロバイダがネーミングサービスにアクセスするためのURLを指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware、かつDatasourceKind(データソースの種類)がDataSource(Symfowareのコネクションプーリングを使用する)の場合
新規作成時には必須です。
URLを以下の形式で指定します。
SYM://ホスト名[:ネーミングサービスに接続するときのポート番号]
([]内は省略可能(省略値は10326)
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware以外の場合
FileSystemServiceProviderがYESの場合に有効です。新規作成時には必須です。
URLを以下の形式で指定します。
file:///ドライブ名:PROVIDER URLの情報を作成したディレクトリのパス(必ず、ドライブ名を指定してください。)
file:PROVIDER URLの情報を作成したディレクトリのパス
注) <ProviderUrl>タグはInterstage Application Server/Interstage Web Server V9.0から定義位置が変更になりました。以前のバージョンではこのタグを<Jdbc>配下に定義することができましたが、V9.0からは、<Oracle>や<Symfoware>などの各データベースに対応したタグの配下で定義します。
なお、過去バージョンとの互換のため、新規追加・定義更新の際は<Jdbc>配下に定義した値も有効になります。
また、ひとつのリソース定義で、<Jdbc>配下と各データベースに対応したタグ配下の両方を指定した場合は、各データベースに対応したタグ配下で定義された値が有効になります。
注) DatabaseKindがSymfowareの場合、ServerNameが指定されると、ServerNameとPortNumberで指定された値がProviderUrlに含まれるホスト名・ポート番号より優先され、ProviderUrlで指定された値は無効になります。
使用するJDBCドライバのネーミングサービスに登録したデータソース名を指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合
新規作成時には必須です。
JNDIサービスプロバイダのネーミングサービスに登録したデータソース名を、1~255文字の文字列で指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware以外の場合
FileSystemServiceProviderがYESの場合に有効です。新規作成時には必須です。
FileSystemServiceProviderのネーミングサービスに登録したデータソース名を、1~255文字の文字列で指定します。
注) <BindName>タグはInterstage Application Server/Interstage Web Server V9.0から定義位置が変更になりました。以前のバージョンではこのタグを<Jdbc>配下に定義することができましたが、V9.0からは、<Oracle>や<Symfoware>などの各データベースに対応したタグの配下で定義します。
なお、過去バージョンとの互換のため、新規追加・定義更新の際は<Jdbc>配下に定義した値も有効になります。
また、ひとつのリソース定義で、<Jdbc>配下と各データベースに対応したタグ配下の両方を指定した場合は、各データベースに対応したタグ配下で定義された値が有効になります。
DatabaseKind(データベースタイプ)がOracle、SQLServer、PostgreSQLの場合に有効です。
FileSystemServiceProviderがYESの場合に有効です。データソースを登録する(.bindingsファイルに登録する)かどうかを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
YES(登録する)・・・デフォルト値
NO(登録しない)
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware、DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceの場合に有効です。
デフォルトのスキーマ名を、1~255文字の文字列で指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfoware、DatasourceKindがConnectionPoolDataSourceの場合に有効です。
ctuneparamオプションを、1~65535文字の文字列で指定します。
詳細はSymfowareのマニュアル参照してください。
DatabaseKind(データベースタイプ)がSymfowareの場合に有効です。
SymfowareのアクセスログにWebサーバ接続情報を出力するかどうかを以下から選択します。
FALSE(Webサーバ接続情報を監査ログに出力しません)・・・デフォルト
TRUE(Webサーバ接続情報を監査ログに出力します)
DatabaseKind(データベースタイプ)がGeneric(汎用定義)の場合に有効です。新規作成時には必須です。
データソースのクラス名を、1~255文字の文字列で指定します。
DatabaseKind(データベースタイプ)がGeneric(汎用定義)の場合に有効です。
ログの出力先ファイル名を1~255文字の文字列で指定します。
◆<JmsDestination>タグ配下のタグ
Destination定義に登録するJNDI名を、1~255文字の文字列で指定します。
Destinationのタイプを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
Topic(タイプがTopicの場合に指定)
Queue(タイプがQueueの場合に指定)
関連付ける登録済みのイベントチャネルのグループ名を、1~64文字の文字列で指定します。
関連付ける登録済みのイベントチャネルのチャネル名を、1~64文字の文字列で指定します。
関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのホスト名を、1~64文字の文字列で指定します。
注)“ホスト名またはIPアドレス”を指定する場合は、hostsファイルの内容またはDNSの設定により名前解決(IPアドレス解決)が可能であるかを確認してください。
関連付けるイベントチャネルが登録されているネーミングサービスのポート番号を、0~65535の整数値で指定します。
◆<JmsConnectionFactory>タグ配下のタグ
ConnectionFactory定義に登録するJNDI名を、1~255文字の文字列で指定します。
ConnectionFactoryのタイプを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
Queue・・・デフォルト値
Topic
注) JndiName"TopicCF001"は<Type>Topicのデフォルト定義として登録されています。また、JndiName"QueueCF001"は<Type>Queueのデフォルト定義として登録されています。デフォルト定義のTypeは変更できません。
ConnectionFactory定義に設定するクライアント識別子を、1~255文字の文字列で指定します。
JMSプロバイダは、durable Subscriberを識別するための情報として使用します。
グローバルトランザクション機能を使用するかどうかを以下から選択します。大文字・小文字を区別しません。
FALSE(使用しない)・・・デフォルト値
TRUE(使用する)
グローバルトランザクション機能を使用する場合、以下のようになります。
ConnectionFactoryのタイプがTopicの場合は、グローバルトランザクション機能をサポートするTopicConnectionFactoryとなります。
ConnectionFactoryのタイプがQueueの場合は、グローバルトランザクション機能をサポートするQueueConnectionFactoryとなります。
◆<Javamail>タグ配下のタグ
リソース名を、1~255バイトの文字列で指定します。
リソース名は、JNDIを使用してJavaMailオブジェクトを参照するための名前です。
メールの発信者を、1~255バイトの文字列で指定します。
lookupしたjavax.mail.Sessionオブジェクトの以下のプロパティに設定されます。
mail.from
メールサーバのログインユーザ名を、1~255バイトの文字列で指定します。
lookupしたjavax.mail.Sessionオブジェクトの以下のプロパティに設定されます。
mail.user
mail.smtp.user
mail.[pop3またはimap].user
<Host>タグ
SMTPサーバのIPアドレス、またはホスト名を、1~255バイトの文字列で指定します。
<Port>タグ
SMTPサーバのポート番号を、1~65535の整数値で指定します。デフォルト値は25です。
lookupしたjavax.mail.Sessionオブジェクトの以下のプロパティに設定されます。
mail.smtp.host
mail.smtp.port
また、以下のプロパティが設定されます。
mail.transport.protocol=smtp
<Host>タグ
IMAPサーバのIPアドレス、またはホスト名を、1~255バイトの文字列で指定します。
<Port>タグ
IMAPサーバのポート番号を、1~65535の整数値で指定します。デフォルト値は143です。
注) Pop3タグと同時に指定できません。新規作成時には、ImapタグとPop3タグのどちらかを指定する必要があります。
lookupしたjavax.mail.Sessionオブジェクトの以下のプロパティに設定されます。
mail.imap.host
mail.imap.port
mail.host
また、以下のプロパティが設定されます。
mail.store.protocol=imap
<Host>タグ
POP3サーバのIPアドレス、またはホスト名を、1~255バイトの文字列で指定します。
<Port>タグ
POP3サーバのポート番号を、1~65535の整数値で指定します。デフォルト値は110です。
注) Imapタグと同時に指定できません。新規作成時には、ImapタグとPop3タグのどちらかを指定する必要があります。
lookupしたjavax.mail.Sessionオブジェクトの以下のプロパティに設定されます。
mail.pop3.host
mail.pop3.port
mail.host
また、以下のプロパティが設定されます。
mail.store.protocol=pop3
◆<Connector>タグ配下のタグ
配備時に指定したリソースアダプタ名を指定します。
リソースアダプタ名は、JNDIを使用してリソースアダプタを参照するための名前です。
resource adapterへ接続するためのユーザ名を、1~255文字の文字列で指定します。
resource adapterへ接続するためのパスワードを、1~255文字の文字列で指定します。
-eオプションで定義を抽出した場合は、何も指定されていない状態で抽出されます。
配備で指定したresource adapterのdeployment descriptorに定義されたconfig-propertyのプロパティ名、データ型、値を指定します。
<ConfigPropertyName>タグ
プロパティ名を指定します。プロパティは追加できません。追加する場合は、resource adapterのdeployment descriptorにconfig-propertyを追加して、配備してください。
<ConfigPropertyType>タグ
プロパティのデータ型を指定します。データ型は変更できません。変更する場合は、resource adapterのdeployment descriptorを編集して、配備してください。
<ConfigPropertyValue>タグ
プロパティの値を、0~255文字の文字列で指定します。
■リソース定義ファイルの例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <Isj2eeResourceDefinition> <Jdbc> <JndiName>SAMPLE_JDBC</JndiName> <DatabaseKind>Oracle</DatabaseKind> <Oracle> <DatasourceKind>ConnectionPoolDataSource</DatasourceKind> <User>j2ee</User> <Password>j2ee</Password> <DriverType>thin</DriverType> <NetworkProtocol>tcp</NetworkProtocol> <ServerName>localhost</ServerName> <PortNumber>1521</PortNumber> <DatabaseName>dbname</DatabaseName> <OracleRac>NO</OracleRac> <Url/> <ConnectionProperties> <ConnectionProperty> <PropertyName/> <PropertyValue/> </ConnectionProperty> </ConnectionProperties> <ConnectionCacheProperties> <ConnectionCacheProperty> <PropertyName/> <PropertyValue/> </ConnectionCacheProperty> </ConnectionCacheProperties> <OtherProperties> <OtherProperty> <PropertyName/> <DataType/> <PropertyValue/> </OtherProperty> </OtherProperties> <FileSystemServiceProvider>NO</FileSystemServiceProvider> <InitialContextFactory/> <ProviderUrl/> <BindName/> <Bind/> </Oracle> </Jdbc> <JmsDestination> <JndiName>SAMPLE_JMSDST</JndiName> <Type>queue</Type> <GroupName>EventGroupSample</GroupName> <ChannelName>EventChannelSample</ChannelName> <Host>localhost</Host> <Port>8002</Port> </JmsDestination> <JmsConnectionFactory> <JndiName>QueueCF001</JndiName> <Type>queue</Type> <ClientId>clientId_QueueCF001</ClientId> <GlobalTransactionMode>false</GlobalTransactionMode> </JmsConnectionFactory> <JmsConnectionFactory> <JndiName>SAMPLE_JMSFACT</JndiName> <Type>queue</Type> <ClientId>clientId_sample</ClientId> <GlobalTransactionMode>false</GlobalTransactionMode> </JmsConnectionFactory> <JmsConnectionFactory> <JndiName>TopicCF001</JndiName> <Type>topic</Type> <ClientId>clientId_TopicCF001</ClientId> <GlobalTransactionMode>false</GlobalTransactionMode> </JmsConnectionFactory> <Javamail> <JndiName>SAMPLE_JAVAMAIL</JndiName> <From>JavaMailTester</From> <User>tester</User> <Smtp> <Host>smtp_hostname</Host> <Port>25</Port> </Smtp> <Pop3> <Host>pop3_hostname</Host> <Port>110</Port> </Pop3> </Javamail> <Connector> <JcaSourceName>SAMPLE_CONNECTOR</JcaSourceName> <User>j2ee</User> <Password>j2ee</Password> <ConfigProperties> <ConfigPropertyName>Log</ConfigPropertyName> <ConfigPropertyType>java.lang.Boolean</ConfigPropertyType> <ConfigPropertyValue>true</ConfigPropertyValue> </ConfigProperties> </Connector> </Isj2eeResourceDefinition> |
■注意事項
XML形式のファイルを編集する場合は、注意事項を参照して、XML形式の仕様に従って編集してください。
指定可能な文字については、Interstage管理コンソールヘルプをあわせてご参照ください。