形式
(1)Webサーバコネクタ定義の新規追加
isj2eeadmin service -a [-f filename] [-v version]
(2)Webサーバコネクタ定義の更新
isj2eeadmin service -o [-f filename]
(3)Webサーバコネクタ定義の削除
isj2eeadmin service -d [-s web-server-name] {-n connector-name | -all} [-y]
(4)Webサーバコネクタ定義の抽出
isj2eeadmin service -e [-s web-server-name] {-n connector-name | -all} [-f filename] [-y] [-encode {UTF-8 | SJIS | EUC}]
(5)Webサーバコネクタ定義の一覧表示
isj2eeadmin service -l [-s web-server-name]
(6)Usageの表示
isj2eeadmin service -h
機能説明
serviceサブコマンドは、Webサーバコネクタ定義の新規追加、更新、削除、抽出、一覧表示を行います。
オプション
serviceサブコマンドのオプションについて説明します。
Webサーバコネクタ定義を新規追加します。定義ファイルで指定しなかった項目には、デフォルト値が設定されます。なお、ログ設定(logタグの設定)と故障監視設定(monitorタグの設定)については、上書きされます。
同名のワークユニットに対する定義がすでに存在するときは、エラーとなります。
オプション | 説明 |
---|---|
-f filename | Webサーバコネクタ定義ファイルのファイル名を指定します。 |
-v version | 本製品の以前のバージョン・レベルとの互換オプションです。本製品の以前のバージョン・レベルで抽出した定義ファイルを利用する場合に使用します。詳細は、“D.8.5 互換オプションについて”を参照してください。 |
Webサーバコネクタ定義を更新します。
同名のワークユニットに対する定義がすでに存在するときは、Webサーバコネクタ定義が更新されます。
定義ファイルで指定した項目の設定は更新され、指定しなかった項目の設定は更新前の設定のままとなります。
同名のワークユニットに対する定義が存在しないときは、Webサーバコネクタ定義が新規に登録されます。
定義ファイルで指定しなかった項目には、デフォルト値が設定されます。
ログ設定(logタグの設定)と故障監視設定(monitorタグの設定)についても、上書きされます。
オプション | 説明 |
---|---|
-f filename | Webサーバコネクタ定義ファイルのファイル名を指定します。 |
定義更新中に、別ユーザからの要求によって、Webサーバコネクタ定義が新規追加/更新/削除された場合、“DEP4157”などのエラーとなることがあります。エラーとなった場合には、別ユーザからの操作で定義情報がどのように変更されているかを確認して、必要により再度処理を実行してください。
Webサーバコネクタ定義を削除します。
オプション | 説明 |
---|---|
-s web-server-name | 処理の対象とするWebサーバ名を指定します。 |
-n connector-name | 削除するWebサーバコネクタ定義のワークユニット名を指定します。 |
-all | 登録されているすべてのWebサーバコネクタ定義を削除します。 |
-y | 指定した場合、確認メッセージは出力されず、そのまま削除されます。 |
Webサーバコネクタ定義ファイルを抽出します。
オプション | 説明 |
---|---|
-s web-server-name | 処理の対象とするWebサーバ名を指定します。 |
-n connector-name | 定義を抽出するWebサーバコネクタ定義のワークユニット名を指定します。 |
-all | 登録されているすべての定義を抽出します。 |
-f filename | 出力する定義ファイル名を指定します。 |
-y | 指定した場合、同一名の定義ファイルが存在していても、無条件にファイルが上書きされます。 |
-encode {UTF-8 | SJIS | EUC} | 定義ファイルの抽出時に、出力する定義ファイルのコード系を指定します。
|
Webサーバコネクタ定義に登録されているWebサーバコネクタが対象とするワークユニット名の一覧を表示します。
オプション | 説明 |
---|---|
-s web-server-name | 処理の対象とするWebサーバ名を指定します。 |
serviceサブコマンドのUsageを表示します。
定義ファイル
“D.8.10 Webサーバコネクタ定義ファイル”を参照してください。
メッセージ
オプションに-eを指定して定義を抽出する場合、抽出するファイルと同名のファイルがすでに存在するときは、以下のメッセージが出力されます。
Override "ファイル名", are you sure (y/n)? |
ファイルを上書きする場合は“y”を、処理を中断する場合は“n”を指定してください。
“y”、“n”以外を指定した場合は、処理が中断されます(“n”を指定した場合と同様の動作をします)。
無条件に上書きする場合(確認メッセージが不要な場合)は、コマンド実行時に、-yオプションを指定してください。
オプションに-dを指定して定義を削除する場合、以下のメッセージが出力されます。
Delete "削除対象の名前", are you sure (a/y/n)? |
削除処理を継続する場合は“y”を、削除しない場合は“n”を指定してください。“a”を指定すると、それ以降の確認メッセージは出力せずに、すべての削除処理が行われます。
“a”、“y”、“n”以外を指定した場合は、削除されません(“n”を指定した場合と同様の動作をします)。
無条件に削除する場合(確認メッセージが不要な場合)は、コマンド実行時に、-yオプションを指定してください。
使用例
Webサーバコネクタ定義を記述した“create-def.xml”というファイルで登録します。
> isj2eeadmin service -a -f create-def.xml |
Webサーバコネクタ定義を記述した“update-def.xml”というファイルで上書き登録します。
> isj2eeadmin service -o -f update-def.xml |
ワークユニット“WU001”に関連付けられたWebサーバコネクタ定義を削除します。
> isj2eeadmin service -d -n WU001 |
ワークユニット“WU001”に関連付けられたWebサーバコネクタ定義を抽出し、“export-def.xml”というファイルに保存します。
> isj2eeadmin service -e -n WU001 -f export-def.xml |
登録されているWebサーバコネクタ定義の一覧を表示します。
> isj2eeadmin service -l WORKUNIT NAME WEBSERVER NAME WU001 FJapache WU002 WEB001- |