Systemwalker Centric Manager V13.3.0/V13.3.1から移行する場合の非互換項目を以下に示します。
本バージョンに移行するには、本節と以下の非互換項目の確認が必要です。順番に確認してください。
新機能に伴う非互換について
Systemwalker共通ユーザー管理機能についての非互換項目
Systemwalker共通ユーザー管理機能を使用するように設定したシステムでは、それ以前と比べて以下の非互換があります。
運用管理サーバ上の[Systemwalkerコンソール]【Windows版】
運用管理サーバ上で[Systemwalkerコンソール]を使用する場合も、運用管理クライアントと同様に、ユーザIDとパスワードを入力する必要があります。
運用管理サーバ上の[資源配付]【Windows版】
運用管理サーバ上で[資源配付]を使用する場合は、運用管理クライアントと同様に、ユーザIDとパスワードを入力する必要があります。
ユーザIDとパスワード
ユーザIDとパスワードに使用できる文字列は、以下のとおりです。
移行前(OSによる管理) | 移行後(Systemwalker共通ユーザー管理機能による管理) | ||||
---|---|---|---|---|---|
最小長 | 最大長 | 使用可能文字 | 文字列に対する制約 | ||
ユーザID | 各OSの仕様による | 1 | 32 | 英数字、記号(「.」「-」「_」) | - |
パスワード | 各OSの仕様による | 8 | 50 | 英数字、記号(「!」「$」「'」「(」「)」「~」「`」「{」「}」「_」「-」「^」「.」) | 英大文字、英小文字、数字、記号のうち3種以上を含み、ユーザIDの文字列を含まない |
ACLマネージャについての非互換項目
セキュリティロールの変更にともない、V13.3.1以前のSystemwalker Centric ManagerとV13.4.0以降のSystemwalker Centric Managerの間で、dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)によりセキュリティ情報の抽出と適用を実施する場合は、以下のことが必要です。
セキュリティ情報抽出元および適用先のサーバでセキュリティロール“SecurityAdmin”または“SecurityAuditor”にユーザが登録されている場合は、“SecurityAdmin”と“SecurityAuditor”に登録されているユーザをすべて削除したあと、dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)でセキュリティ情報の抽出および適用を実施してください。
dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)でセキュリティ情報の抽出または適用後、必要な場合は、“SecurityAdmin”または“SecurityAuditor”にユーザを登録してください。
dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)の詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
機能削減に伴う非互換について
サーバ操作制御についての非互換項目
サーバ操作制御についての非互換項目
サーバ操作制御は、機能削除です。
機能改善に伴う非互換について
画面名の変更についての非互換項目
[監視イベントの設定]画面が、[監視イベントの表示設定]画面に名称変更されます。
Systemwalkerコンソールから起動される[監視イベント:対処]画面が、[監視イベントの状態変更]画面に名称変更されます。
Systemwalkerコンソールから起動される[監視イベント:返答]画面が、[監視イベントの状態変更(返答)]画面に名称変更されます。
[統合コンソール]画面が、[監査ログ分析]画面に名称変更され、監査ログ分析の画面になります。また、[構成管理]画面、および[ランチャー]は、[監査ログ分析]画面から削除されています。
[監視イベントの状態変更]画面、および[監視イベントの状態変更(返答)]画面についての非互換項目
[監視イベントの状態変更]画面および[監視イベントの状態変更(返答)]画面がモーダル表示(画面を閉じるまでほかの操作ができなくなる)に変更されます。また、これらの画面を複数同時に起動することができなくなります。
監視マップについての非互換項目
デフォルトの状態では、[表示]-[マップ編集モード]メニューがOFFとなり、監視マップ上でのドラッグ操作によるアイコン移動ができません。監視マップ上でのドラッグ操作によるアイコン移動を可能にするには、[表示]-[マップ編集モード]メニューをONにしてください。(デフォルトの状態では、[表示]-[マップ編集モード]メニューは非表示となっています。)
監視マップに表示されるノード間の接続線の色が、黄色から紺色に変更されます。
Systemwalkerコンソールに表示されるオブジェクトについて、デフォルトでのアイコン表示色とその色が示す状態が以下のように変更されます。
監視項目 | V13.3.0/V13.3.1アイコン枠の色 | V13.4.0以降アイコンの背景色 | オブジェクトの状態 | 内容 |
ノードの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | SNMPエージェント動作中 | ノードが稼働中、かつSNMPエージェント動作中です。 |
青色 | 緑色 | SNMPエージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中 | ノードが稼働中、かつSNMPエージェント動作中、かつ一部インタフェースが停止中です。 | |
水色 | 緑色 | ノード起動状態かつSNMPエージェント未起動 | ノードが稼働中、かつSNMPエージェント未起動です。 | |
黄色 | 赤色 | ノードが未起動状態 | ノードが停止しています。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | ノードの稼働状態を取得できていません(ノードの状態を監視していません) | |
クラスタサービスの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | 稼働中 | クラスタサービスが稼働中です。 |
水色 | 緑色 | 部分稼働中(遷移中) | クラスタサービスが部分稼働中(遷移中)です。 | |
青色 | 黄色 | 部分稼働中(片側運用中/縮退運用中) | クラスタサービスが部分稼働中(片側運用中/縮退運用中)です。 | |
黄色 | 赤色 | 停止中 | クラスタサービスが停止状態です。 | |
黒色 | 赤色 | 停止中(未起動) | クラスタサービスの起動が一度も行われていません。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | クラスタサービスの稼働状態を取得できていません(クラスタサービスの状態を監視していません) | |
アプリケーションの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | 稼働中 | アプリケーションが稼働中です。 |
青色 | 緑色 | 起動状態遷移中 | アプリケーションが起動状態に遷移中です。 | |
水色 | 黄色 | 稼働中(プロセス数不足) | アプリケーションが稼働状態だが、プロセス数が不足しています。 | |
ピンク色 | 黄色 | 稼働中(プロセス数超過) | アプリケーションが稼働状態だが、プロセス数が超過しています。 | |
黄色 | 赤色 | 停止中 | アプリケーションが停止しています。 | |
濃い灰色 | 赤色 | 停止遷移中 | アプリケーションが停止状態に遷移中です。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | アプリケーションの稼働状態を取得できていません(アプリケーションの状態を監視していません)。 | |
ワークユニットの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | 稼働中 | ワークユニットが稼働中です。 |
青色 | 黄色 | 待機中 | ワークユニットが待機状態です。 | |
黄色 | 赤色 | 停止中 | ワークユニットが停止しています。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | ワークユニットの稼働状態を取得できていません(ワークユニットの状態を監視していません)。 | |
ワークユニットオブジェクトの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | 実行中 | ワークユニットオブジェクトが稼働中です。 |
水色 | 黄色 | 実行中(監視待ちメッセージ数超過) | ワークユニットオブジェクトが稼働中だが、監視待ちメッセージ数が超過しています。 | |
青色 | 黄色 | 実行中(最大待ちメッセージ数超過) | ワークユニットオブジェクトが稼働中だが、最大待ちメッセージ数が超過しています。 | |
濃い灰色 | 赤色 | 閉塞中 | ワークユニットオブジェクトが閉塞中です。 | |
黄色 | 赤色 | 停止中 | ワークユニットオブジェクトが停止しています。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | ワークユニットオブジェクトの稼働状態を取得できていません(ワークユニットオブジェクトの状態を監視していません) | |
グローバルサーバの稼働状態 | 緑色 | 緑色 | 運転中 | 被監視システムが稼働中です。 |
白色 | 赤色 | SVPM断 | Systemwalker Centric Manager とSVPMとの通信路が切断されている状態です。 | |
白色 | 赤色 | 電源断 | 以下のいずれかの状態です。 | |
水色 | 赤色 | 停止中 | 被監視システムの電源は投入されていますが、ソフトウェアが起動されていません。 | |
黄色 | 赤色 | 中断 | 以下のいずれかの状態です。 | |
赤色 | 赤色 | 無応答 | 主監視パスで通信中に、被監視システムから応答がなくなった状態です。 | |
赤色 | 赤色 | DOWN中 | 被監視システムがシステムダウンした状態です。 | |
赤色 | 赤色 | DUMP中 | 被監視システムホストでダンプが採取されている状態です。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | グローバルサーバの稼働状態を取得できていません(グローバルサーバの状態を監視していません) | |
GSワークユニットオブジェクトの状態 | 緑色 | 緑色 | 動作中 | GSワークユニットオブジェクトが稼働状態です。 |
水色 | 黄色 | 受付のみ可 | GSワークユニットオブジェクトがメッセージの受付のみが可能な状態です。 | |
濃い灰色 | 赤色 | 処理不可(閉塞中) | GSワークユニットオブジェクトが閉塞中です。 | |
黄色 | 赤色 | 処理不可(クローズ) | GSワークユニットオブジェクトがクローズ状態です。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | GSワークユニットオブジェクトの稼働状態を取得できていません(GSワークユニットオブジェクトの状態を監視していません) | |
GSサブシステムの状態 | 緑色 | 緑色 | 稼働中 | GSサブシステムが稼働中です。 |
黄色 | 赤色 | 停止中 | GSサブシステムが停止状態です。 | |
白色 | なし | 非監視状態 | GSサブシステムの稼働状態を取得できていません(GSサブシステムの状態を監視していません) |
監視イベント一覧についての非互換項目
監視イベント一覧のフォント設定が、Systemwalkerコンソールのフォント設定(「表示」-「フォント設定」メニューから呼び出される[フォント設定]ダイアログの設定)とは別の設定となりました。 監視イベント一覧のフォントを設定するには、[監視イベントの表示設定]画面の[監視イベント一覧の設定]タブの「フォント設定」ボタンで行ってください。
デフォルトの状態では、以下の項目が監視イベント一覧に表示されません。監視イベント一覧に表示する項目を変更するには、[監視イベントの表示設定]画面の[監視イベント一覧の設定]タブにおいて、「表示項目の設定」の設定を行ってください。
属性
フォルダ
対応者
[デザインの設定]画面(旧:[カスタマイズ]画面)についての非互換項目
[デザインの設定]画面(旧:[カスタマイズ]画面)の[監視マップ]タブにおける[イベント状態]の設定が以下のように変更されます。
[V13.3.1以前]
オブジェクトのアイコンの上に表示する”×”マークの色を設定する、またはアイコンの上に表示するイメージを選択します。
[V13.4.0以降]
オブジェクトのアイコンの上に表示するイメージを選択します。
[デザインの設定]画面(旧:[カスタマイズ]画面)の[監視マップ]タブにおけるオブジェクトの稼働状態の設定が以下のように変更されます。
[V13.3.1以前]
オブジェクトのラベルの背景色、アイコンの枠色、およびアイコンのラベルの文字色を設定します。
[V13.4.0以降]
オブジェクトのアイコンの背景画像を選択します。
Systemwalker Webコンソールの[監視マップ]におけるオブジェクトの稼働状態のカスタマイズ方法が以下のように変更されます。
[V13.3.1以前]
[カスタマイズ]画面の[監視マップ]タブにおいて、オブジェクトのラベルの背景色、アイコンの枠色、およびアイコンのラベルの文字色を設定します。
[V13.4.0以降]
[デザインの設定]画面の[監視マップ(Webコンソール)]タブにおいて、オブジェクトのラベルの背景色、アイコンの枠色、およびアイコンのラベルの文字色を設定します。
[デザインの設定]画面(旧:[カスタマイズ]画面)の[監視リスト]タブにおけるイベントごとの文字色、および背景色の初期値が以下のように変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要、重要、および警告レベルのイベントは、文字色が白色、背景色が赤色です。
通知レベルのイベントは、文字色が黒色、背景色が水色です。
[V13.4.0以降]
最重要レベルのイベントは、文字色が赤色、背景色が白色です。
重要、警告、および通知レベルのイベントは、文字色が黒色、背景色が白色です。
[デザインの設定]画面(旧:[カスタマイズ]画面)の[監視イベント]タブにおけるイベントごとの文字色、および背景色の初期値が以下のように変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要レベルのイベントは、文字色が白色、背景色が赤色です。
重要、警告レベル、および通知レベルのイベントは、文字色が黒色、背景色が水色です。
[V13.4.0以降]
最重要レベルのイベントは、文字色が赤色、背景色が白色です。
重要、警告レベル、および通知レベルのイベントは、文字色が黒色、背景色が水色です。
[デザインの設定]画面の[監視イベント]タブにある「監視イベント一覧に表示する項目の設定」が削除されます。旧版と同様の設定をする場合には、[監視イベントの表示設定]画面の[監視イベント一覧の設定]タブにおいて、以下の設定を行ってください。
[メッセージ]項目を表示する。
表示項目の設定
表示しない項目: 対処
表示する項目: メッセージ
[対処]項目が存在するイベントのみを監視イベント一覧に表示する: OFF
[対処]項目を表示し、[対処]項目が存在するイベントのみを表示する。
表示項目の設定
表示しない項目: メッセージ
表示する項目: 対処
[対処]項目が存在するイベントのみを監視イベント一覧に表示する: ON
[メッセージ/対処]、両方の項目を表示する。
表示項目の設定
表示する項目: メッセージ、対処
[対処]項目が存在するイベントのみを監視イベント一覧に表示する: OFF
[リモートコマンド]画面についての非互換項目
[リモートコマンド]画面が、リモートコマンドを実行するための[リモートコマンド実行]画面と、コマンド結果を表示するための[リモートコマンド結果]画面に分離されます。また、[リモートコマンド実行]画面がモーダル表示(画面を閉じるまでほかの操作ができなくなる)に変更されることにより、[リモートコマンド実行]画面を表示中は、Systemwalkerコンソールにおいてほかの操作が行えなくなります。
デフォルトの状態では、「確認ダイアログを表示する」の設定がONの状態となり、リモートコマンド実行時に、確認ダイアログが表示されるようになります。(旧版からのバージョンアップ時には、旧版の設定が引き継がれます。)
[Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面についての非互換項目
[OK]ボタンの名称が[ログイン]ボタンに変更になります。
[ログインユーザを指定する]チェックボックスの名称が[Windowsにログインしているユーザーでログインする]に変更になります。
[オプション]ボタンが追加されます。現在Windowsにログインしているユーザーを使用してSystemwalkerコンソールにログインするには、[オプション]ボタンをクリックし、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]をONにして、ログインします。
監視マップにおけるオブジェクト稼働状態の表示についての非互換項目
監視マップにおけるオブジェクトの稼働状態の表示が変更になっています。
[V13.3.1以前]
オブジェクトのラベルの背景色、アイコンの枠色、およびアイコンのラベルの文字色で表示します。
[V13.4.0以降]
オブジェクトのアイコンの背景画像で表示します。
監視マップ/監視リスト/監視ツリー/監視イベント一覧における監視イベント発生時の表示についての非互換項目
監視マップにおける監視イベント発生時のデフォルト表示が変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要、重要、および警告レベルのイベントが発生した場合
⇒ オブジェクトのアイコンの上に赤色の”×”マークが表示されます。
通知レベルのイベントが発生した場合
⇒ オブジェクトのアイコンの上に青色の”×”マークが表示されます。
[V13.4.0以降]
オブジェクトのアイコンの上に、イベントの重要度を示すアイコンが表示されます。
監視リストにおける監視イベント発生時のデフォルト表示が変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要、重要、および警告レベルのイベントが発生した場合
⇒オブジェクトの行の文字色が白色に、背景色が赤色になります。
通知レベルのイベントが発生した場合
⇒ オブジェクトの行の文字色が黒色に、背景色が水色になります。
[V13.4.0以降]
最重要レベルのイベントが発生した場合
⇒オブジェクトの行の文字色が赤色になります。
重要、警告、および通知レベルのイベントが発生した場合
⇒ オブジェクトの行の文字色、背景色は変化しません(カスタマイズは可能)。
いずれの場合もオブジェクトのアイコンがイベントの重要度を示すアイコンに変わります。
監視ツリーにおける監視イベント発生時の表示が変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要、重要、および警告レベルのイベントが発生した場合
⇒ そのノードを含むフォルダ、およびすべての上位フォルダの上に、赤色の”×”マークが表示されます。
通知レベルのイベントが発生した場合
⇒ そのノードを含むフォルダ、およびすべての上位フォルダの上に、青色の”×”マークが表示されます。
[V13.4.0以降]
そのノードを含むフォルダ、およびすべての上位フォルダが、イベントの重要度を示すアイコンに変わります。
監視イベント一覧における監視イベント発生時の表示が変更されます。
[V13.3.1以前]
最重要レベルのイベント、およびイベントの属性が[返答]または[高輝度]のイベントが発生した場合
⇒ そのイベントの文字色は白色、背景色は赤色で表示されます。
[V13.4.0以降]
最重要レベルのイベント、およびイベントの属性が[返答]または[高輝度]のイベントが発生した場合
⇒イベントの文字色は赤色、背景色は白色で表示されます。
重要、警告、および通知レベルのイベントが発生した場合
⇒ イベントの文字色は黒色、背景色は白色で表示されます。
いずれの場合も監視イベント一覧のイベントはストライプ表示されます。
Systemwalkerコンソールの背景色に関する非互換項目
Systemwalkerコンソールの背景色のデフォルト色が、水色から白色に変更になります。
Systemwalkerコンソール環境データの移入に関する非互換
旧版環境のデータの移入方法が、以下の項目について変更になります。Systemwalkerコンソール[システム監視]画面のデータについては変更ありません。
監視マップ/監視リストに表示されるオブジェクトのアイコン
監視マップの壁紙
操作メニューに表示されるアイコン
[V13.3.1以前]
旧版環境のデータが移入されます。
[V13.4.0以降]
旧版環境のデータが移入されず、V13.4の情報が表示されます。
旧版環境のデータを使用したい場合には、下記の“コピー元”から“コピー先”へデータを上書き保存してください。
【Windows(R)の場合】
監視マップ/監視リストに表示されるオブジェクトのアイコン
コピー元:
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java_old\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon
コピー先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon
監視マップの壁紙
コピー元:
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java_old\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\wall
コピー先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\wall
操作メニューに表示されるアイコン
コピー元:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm1\mpbcmgui\server\var\java_old\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image
コピー先:
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm1\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image
【UNIXの場合】
監視マップ/監視リストに表示されるオブジェクトのアイコン
コピー元:
/var/opt/FJSVfwgui/java_old/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/icon
コピー先:
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/icon
監視マップの壁紙
コピー元:
/var/opt/FJSVfwgui/java_old/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/wall
コピー先:
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/wall
操作メニューに表示されるアイコン
コピー元:
/var/opt/FJSVfwgui/java_old/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image
コピー先:
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image
[Systemwalkerコンソール]のメニューについての非互換項目
[Systemwalkerコンソール]のメニューについて以下のように変更になります。
[Systemwalkerコンソール]のメニュー構成が変更されます。また、[Systemwalkerコンソール]のメニュー項目の表示/非表示をカスタマイズする機能が追加されたことに伴い、デフォルトの状態で非表示となっているメニュー項目があります。詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“[Systemwalkerコンソール]のメニュー項目”を参照してください。また、[Systemwalkerコンソール]のメニュー項目の表示/非表示のカスタマイズは、[Systemwalkerコンソール]のメニュー表示設定コマンド(MpBcmMenuSetup)で行います。[Systemwalkerコンソール]のメニュー表示設定コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
[利用者のアクセス権設定]メニューの起動権限
運用管理サーバのセキュリティ管理者およびセキュリティ監査者が、セキュリティロール“SecurityAdmin”および“SecurityAuditor”にユーザを設定および参照できるようになります。このため、[利用者のアクセス権設定]メニューの起動権限が以下のように変更になります。
V13.3.1以前
“dmAdmin”ロールに所属するユーザが起動できます。
V13.4.0以降
“dmReference”、“dmOperation”、“dmAdmin”のいずれかのロールに所属するユーザが起動できます。
前項に伴って、コンソール操作制御を有効にした場合の動作が以下のように変更になります。
V13.3.1以前
コンソール操作制御を有効にした場合でも、[利用者のアクセス権設定]メニューの起動時、コンソール操作制御の認証は行われません。
V13.4.0以降
コンソール操作制御を有効にした場合、[利用者のアクセス権設定]メニューの起動時、コンソール操作制御の認証が行われます。
[Systemwalkerコンソール]の終了処理についての非互換項目
[Systemwalkerコンソール]の終了処理が、以下のように変更されています。
[Systemwalkerコンソール]を終了する際、終了確認のダイアログボックスが表示されます。
画面改善についての非互換項目
以下の画面が変更されています。
[監視ポリシー[管理]]画面のメニュー
[監視ポリシー[管理]]画面の[配付状況]タブの表示
[監視ポリシー[ポリシーグループの登録]]画面の[配付先]タブの凡例表示
[監視ポリシー[配付先の追加]]画面の表示の凡例表示
[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面の表示文字列
[Systemwalkerコンソール[自動再接続]]画面の操作性
[Systemwalkerコンソール[自動再接続]]画面の「履歴」リストの「説明」カラムに表示されるメッセージ
メニュー名/ボタンの変更についての非互換項目
全体監視を行う場合、以下のメニュー項目が選択できます。
【通常モードの場合】
[ポリシー]-[監視]-[MIBの拡張]
[ポリシー]-[監視]-[ポリシーの配付]
[ポリシー]-[監視]-[ポリシーの配付状況]
【互換モードの場合】
[ポリシーの定義]-[ノードの監視]-[MIBの拡張]
ネットワーク管理についての非互換項目
ノード検出状況画面の変更
操作メニューのノード検出で、検出が終了したタイミングで検出状況画面をそのまま表示します。
ノード検出の[ノード検出しています]ダイアログボックスで、[ノード検出完了後、画面を閉じる]チェックボックスが追加されます。なお、この設定内容はバックアップリストア対象外です。
MIB監視のイベントメッセージの変更点
MIB監視で出力するメッセージ内容が変更になります。ポリシーで設定したしきい値が表示されます。
[V13.3.1以前]
MIB監視事象が発生しました(MIB名:%1, 値:%2)
[V13.4.0以降]
MIB監視事象が発生しました(MIB名:%1, 値:%2, しきい値:%3)
タイムアウト時間の初期値の変更点
以下のポリシーにおいて、ポーリング時のタイムアウト時間の初期値が変更になります。
稼働状態の監視
MIB監視
ノード検出
[V13.3.1以前]
タイムアウト時間: 3秒
[V13.4.0以降]
タイムアウト時間: 2秒
稼働状態の監視の変更点
互換モードから通常モードに移行する場合、監視を行うタイミングが変更されます。
[V13.3.1以前]
[ノード状態の監視]と[ノード状態の表示]のポリシー設定はそれぞれ、機能ごとに設定でき、監視タイミングも機能ごとに設定できます。
[V13.4.0以降]
[ノード状態の監視]と[ノード状態の表示]は、稼働状態の監視として機能を統一され、機能ごとに異なっていた監視タイミングが同じになります。
互換モードにおいて、[ノード状態の表示]と[ノード状態の監視]は、[稼働状態の監視]に変更されます。
稼働状態の監視における状態遷移の通知タイミングの変更
以下の条件のとき、部門管理サーバから運用管理サーバへのTCP接続するタイムアウト時間を短縮します。
[条件]
運用管理サーバが連携型二重化で部門管理サーバにて稼働状態の監視を行っている場合
[影響]
部門管理サーバから運用管理サーバに対して接続できなかった場合、以下の 影響があります。
<通常モードの場合>
稼働状態の監視にて“前回状態を引き継ぐ”を設定している場合に、 Systemwalker Centric Managerを再起動したあと、初回の監視において 監視イベントの通知に不整合が発生する場合があります。
“状態を通知”を設定している場合に、Systemwalkerコンソール上のノー ドのラベルカラーに不整合が発生する場合があります。
<互換モードの場合>
ノード状態の監視にて“前回状態を引き継ぐ”を設定している場合に、 Systemwalker Centric Managerを再起動したあと、初回の監視において 監視イベントの通知に不整合が発生する場合があります。
ノード状態の表示にて、Systemwalkerコンソール上のノードのラベルカラ ーに不整合が発生する場合があります。
ネットワーク管理の設定ファイル(/etc/opt/FJSVsnm/mpnm.ini)に、以下の設定を行うことで、旧版の動作との互換性を保つことができます。
[Transmission] Compatible=1
Systemwalkerセルフチェックにおいて、監視処理でエラーが発生した場合に以下のメッセージを出力します。
SelfChk: ERROR: 4003: 監視処理でエラーが発生したため、Systemwalker Centric Manager の 監視を停止します。 エラーコード:%s 詳細コード:MpSmtcltool(TELNET) -1 |
%s:任意の数値
監視対象ノードが65535を超えた場合に以下のメッセージを出力します。
Error: 169: The number of monitored nodes exceeded the maximum value. |
資源配付についての非互換項目
あて先システムの削除処理が変更されています。
V13.3.1以前
配下のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)を削除した場合、配下サーバ上のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)が同時に削除されません。
V13.4.0以降
配下のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)を削除した場合、配下サーバ上のあて先システムの定義(非隣接サーバのあて先定義、配下サーバのクライアント定義)も同時に削除されます。
また、あて先システムの削除を実行した場合、以下のポップアップメッセージが出力されます。
【運用管理サーバで削除する場合】
【運用管理クライアントで削除する場合】
メンテナンス版数に含まれる資源グループの削除処理が変更されています。
V13.3.1以前
メンテナンス版数に含まれる資源グループを削除する場合、削除処理が正常に実行されます。
V13.4.0以降
メンテナンス版数に含まれる資源グループを削除する場合、削除処理がエラーとなります。
エラーの場合は、資源配付の[00253]メッセージが出力されます。メッセージ中に表示されるメンテナンス版数の世代を削除してください。
[資源配付[ログイン]]画面に変更があります。
[OK]ボタンの名称が、[ログイン]ボタンに変更になります。
[ログインユーザを指定する]チェックボックスの名称が、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]に変更になります。
[オプション]ボタンが追加されます。現在Windowsにログインしているユーザーを使用して資源配付にログインするには、[オプション]ボタンをクリックし、[Windowsにログインしているユーザーでログインする]をONにして、ログインしてください。
Solaris版、Linux版で、資源配付の起動・停止メッセージの出力処理が変更されています。
V13.3.1以前
以下の起動・停止メッセージが端末画面に出力されます。
資源配付起動時
情報: [00001] drmsが起動されました.
情報: [00700] 相手サーバからのサービス要求受付を開始しました.
情報: [00800] WSからのサービス要求受付を開始しました.
資源配付停止時(資源配付を起動した端末画面で停止した場合)
情報: [00002] drmsが停止されました.
情報: [00701] 相手サーバからのサービス要求受付を終了しました.
情報: [00801] WSからのサービス要求受付を終了しました.
V13.4.0以降
資源配付の起動・停止メッセージが端末画面に出力されません。
ファイル転送についての非互換項目
Solaris版、Linux版で、ファイル転送の起動・停止メッセージの出力処理が変更されています。
V13.3.1以前
以下の起動・停止メッセージが端末画面に出力されます。
ファイル転送起動時
情報: [00001] Ftranが起動されました.
情報: [00870] http クライアント通信の受付を開始しました.
ファイル転送停止時(ファイル転送を起動した端末画面で停止した場合)
情報: [00002] Ftranが停止されました.
情報: [00871] http クライアント通信の受付を終了しました.
V13.4.0以降
ファイル転送の起動・停止メッセージが端末画面に出力されません。
インベントリ情報の収集についての非互換項目
インベントリデータベースの項目について、以下が変更されています。
V13.3.1以前
インベントリデータベースについて、2つの種別を提供しています。
Systemwalker標準
標準(SE版だけ)
V13.4.0以降
インベントリデータベースについて、以下の種別だけを提供します。
Systemwalker標準
インベントリデータベースの項目について、以下が変更されています。
文字列項目:項目長を拡張
数値項目:数値の単位を変更
なお、詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“ハードウェア情報・ユーザ情報”を参照してください。
インベントリ情報の内容について、以下の書式が異なる場合があります。
CPU名
Windows版、およびLinux版で、V13.3.1以前と内容の書式が異なる場合があります。
CPU詳細
Solaris版で、V13.3.1以前と内容の書式が異なる場合があります。
インベントリ管理についての非互換項目
cmaglenv(インストールレス型エージェント監視サーバ設定コマンド)のオプション「--polling ポーリング間隔」は、指定する必要がない仕様に変更したため削除します。
監査ログ管理についての非互換項目
以下の監査ログ管理のコマンドの実行権限が変更されます。詳細は“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
変更されるコマンド
mpatmaccdef(共有リソース接続ユーザ設定コマンド)
mpatmcsbk(共有ディスク上のログ収集情報退避コマンド)
mpatmcsrs(共有ディスク上のログ収集情報復元コマンド)
mpatmcsset(共有ディスク上のログ収集設定コマンド)
mpatmcsunset(共有ディスク上のログ収集設定解除コマンド)
mpatmdef(ログ収集一括定義コマンド)
mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)
mpatmlogdef(ログ収集情報定義コマンド)
mpatmmediadef(収集ログ二次媒体複写先設定コマンド)
mpatmpconv(監査ログ管理ポリシー情報変換コマンド)
mpatmpset(監査ログ管理ポリシー情報移入コマンド)
mpatmsvrtypedef(サーバ種別設定コマンド)
mpatmtrsdef(ファイル転送情報定義コマンド)
変更されるコマンドの実行権限
【Windows版】 | 【Solaris版】 | 【Linux版】 | |
V13.3.1以前 | Administrator権限が必要です。 | システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。 | システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。 |
V13.4.0以降 | Systemwalkerセキュリティ管理者権限が必要です。 | システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。 | Systemwalkerセキュリティ管理者権限が必要です。 |
変更されるコマンドの実行条件
運用管理サーバで変更されるコマンドを実行する場合、以下のサービス/デーモンが起動されている必要があります。
Windows:“Systemwalker ACL Manager”サービス
UNIX:“MpFwsec”デーモン
Windows Server 2008の環境で、UACの昇格を行わずに監査ログ管理用コマンドを実行した場合に表示されるメッセージが変更されています。
V13.3.0/V13.3.1の場合
使用条件により、以下のメッセージが出力されます。
mpatm: エラー: 955: 監査ログ管理の操作を行うための権利が不足しています。 mpatm: エラー: 990: 内部矛盾が発生しました。 mpatm: エラー: 999: システムエラーが発生しました。 |
V13.4.0以降の場合
mpatmarchive、mpatmchecklog、mpatmdelap.exe、mpatmdellog.exe、mpatmextract.exe、mpatmlog.exe、mpatmmediacopy.exeの場合
mpatm: エラー: 601: コマンド実行ユーザがrootあるいはadministratorsでないため、当コマンドは実行できません。 |
mpatmaccdef.exe、mpatmcsbk.exe、mpatmcsrs.exe、mpatmcsset.exe、mpatmcsunset.exe、mpatmdef.exe、mpatmlogapdef.exe、mpatmlogdef.exe、mpatmmediadef.exe、mpatmpconv.exe、mpatmpset.exe、mpatmsvrtypedef.exe、mpatmtrsdef.exeの場合
mpatm: エラー: 699: コマンドの実行権限がありません。必要な権限を持ったアカウントで実行してください。 |
監査ログ分析についての非互換項目
監査ログの検索開始時の確認メッセージが変更されています。
V13.3.1以前(検索開始日時および検索終了日時が未指定の場合だけ)
すべてのログの対象日付を検索します。 「はい」ボタンをクリックすると検索を開始します。 検索を開始してよろしいですか?
V13.4.0以降
検索対象のログファイルのファイル数は xxxxです。 検索対象のログファイルの合計サイズは x,xxx(MB)です。 検索を開始してよろしいですか?
以下の監査ログ分析のコマンドの実行権限が変更されます。詳細は“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
mpatacnvtdef(正規化ログ格納先定義コマンド)
mpatarulectl(正規化ルール管理コマンド)
【Windows版】 | 【UNIX版】 | |
V13.3.1以前 | Administrator権限が必要です。 | システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。 |
V13.4.0以降 | Systemwalkerセキュリティ管理者権限(運用管理サーバ)またはAdministrator権限(運用管理クライアント)が必要です。 | Systemwalkerセキュリティ管理者権限が必要です。 |
mpatareportcomment(集計レポートコメント追加コマンド)
【Windows版】 | 【UNIX版】 | |
V13.3.1以前 | Administrator権限が必要です。 | システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。 |
V13.4.0以降 | Systemwalkerセキュリティ監査者権限(運用管理サーバ)またはAdministrator権限(運用管理クライアント)が必要です。 | Systemwalkerセキュリティ監査者権限が必要です。 |
監査ログ分析の検索画面の実行権限が、SecurityAdmin(セキュリティ管理者)からSecurityAuditor(セキュリティ監査者)に変更されています。
以下の監査ログ分析のコマンドの同時実行数(実行多重度)が制限されます。詳細は“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
変更されるコマンド
mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド) |
V13.3.1以前
同時実行数を制限しません。
V13.4.0以降
同時実行数が10を越えた場合、以下のメッセージを出力し、異常終了します。
情報: 1072: 実行多重度が超過していますので、これ以上コマンドを実行できません。しばらくしてからコマンドを再実行してください。コマンドライン=%1 |
同時実行されるmpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)の間で、排他制御が実施されます。詳細は“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
V13.3.1以前
排他制御を実施しません。
V13.4.0以降
サーバ名の範囲かつログ識別名の範囲がほかのmpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)と重複する場合、以下のメッセージを出力し、異常終了します。
情報: 3220:サーバ名およびログ識別名が他のコマンドと重複しています。サーバ名=%1、ログ識別名=%2、コマンドライン=%3 |
正規化対象となる監査ログファイルが存在しない場合のmpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)のメッセージが変更されています。
V13.3.1以前
mpatalogcnvt: 情報: 3200: 監査ログファイルの正規化が完了しました。 |
V13.4.0以降
mpatalogcnvt: 情報: 3219: 正規化対象の監査ログファイルがありませんでした。コマンドライン=%1 |
セキュリティロールについての非互換項目
セキュリティロール“SecurityAdmin”および“SecurityAuditor”の役割が、以下のように変更されています。
V13.3.1以前
SecurityAdmin
使用機能:Systemwalkerコンソール
利用できる範囲:サーバ操作制御機能の参照、操作、および設定
SecurityAuditor
使用機能:Systemwalkerコンソール
利用できる範囲:サーバ操作制御機能の参照
V13.4.0以降
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)
使用機能:Systemwalkerコンソール、監査ログ管理、サーバアクセス制御
利用できる範囲:セキュリティ管理者の登録、セキュリティ監査者の登録、セキュリティポリシーの作成
SecurityAuditor(セキュリティ監査者)
使用機能:Systemwalkerコンソール、監査ログ管理、サーバアクセス制御、監査ログ分析
利用できる範囲:セキュリティ管理者の参照、セキュリティ監査者の参照、セキュリティポリシーの参照、監査ログ分析
セキュリティロール“SecurityAdmin”、および“SecurityAuditor”を設定できる権限が、以下のように変更されています。
V13.3.1以前
SecurityAdmin
DmAdminに所属するユーザ、SecurityAdminに所属するユーザ、運用管理サーバのAdministratorsに所属するユーザ、またはスーパーユーザ
SecurityAuditor
DmAdminに所属するユーザ、SecurityAdminに所属するユーザ、運用管理サーバのAdministratorsに所属するユーザ、またはスーパーユーザ
V13.4.0以降
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)が設定されていない場合は、Administratorsに所属するユーザ、またはスーパーユーザ
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)が1人以上設定されている場合は、セキュリティ管理者(SecurityAdminに所属するユーザ)
SecurityAuditor(セキュリティ監査者)
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)が設定されていない場合は、Administratorsに所属するユーザ、またはスーパーユーザ
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)が1人以上設定されている場合は、セキュリティ管理者(SecurityAdminに所属するユーザ)
セキュリティロール“SecurityAdmin”、および“SecurityAuditor”の[説明]の初期値が、以下のように変更されています。
V13.3.1以前
SecurityAdmin
Systemwalker Group
SecurityAuditor
Systemwalker Group
V13.4.0以降
SecurityAdmin
Security Administrators
SecurityAuditor
Security Auditors
部門管理サーバ、および業務サーバのインストール時、セキュリティロール“SecurityAdmin”、および“SecurityAuditor”は作成されません。
セキュリティ管理者、およびセキュリティ監査者は、“セキュリティポリシー”の“セキュリティ管理者設定”および“セキュリティ監査者設定”で設定してください。それ以外は、Administratorsグループに所属するユーザ、またはスーパーユーザが、セキュリティ管理者、およびセキュリティ監査者を兼任します。
セキュリティロール“SecurityAdmin”、および“SecurityAuditor”に関連付けされるローカルグループが、以下のように変更されています。【Windows版】
V13.3.1以前
SecurityAdmin
インストール時に“SystemwalkerSecurityAdmin”というローカルグループが生成されます。
SecurityAuditor
インストール時に“SystemwalkerSecurityAuditor”というローカルグループが生成されます。
V13.4.0以降
SecurityAdmin(セキュリティ管理者)
ローカルグループは生成も使用もしません。
SecurityAuditor(セキュリティ監査者)
ローカルグループは生成も使用もしません。
セキュリティロールに関連付けされるグループが、以下のとおり変更されています。【UNIX版】
V13.3.1以前
Systemwalker Centric Managerをインストールするとsw000001~sw000009までのグループが作成されます。
V13.4.0以降
Systemwalker Centric Managerをインストールするとsw000001~sw000007までのグループが作成されます。
セキュリティロール“SecurityAdmin”、および“SecurityAuditor”に関連付けされる以下のローカルグループのアクセス権は、削除されています。【Windows版】
対象
ACLマネージャの監査コマンドのアクセス権
削除されたアクセス権
SystemwalkerSecurityAdmin - フルコントロール
SystemwalkerSecurityAuditor - 変更
サーバアクセス制御についての非互換項目
以下のコマンドにおいて、[サーバアクセス制御割り当てポリシーファイル]は削除されており使用することはできません。
swsvacpolin(サーバアクセス制御ポリシーの移入コマンド)
swsvacpolout(サーバアクセス制御ポリシーの移出コマンド)
以下のコマンドにおいて、-iオプション、-nオプションは削除されており使用することはできません。
swsvacpolin(サーバアクセス制御ポリシーの移入コマンド)
初期設定では[試行モード]が有効になるように変更されます。これはアクセス制御設定において、OSやアプリケーションの動作への影響を事前に確認するという手順を標準にするためです。実際にアクセス制御を行う際には、[試行モード]を無効にする必要があります。
コマンドについての非互換項目
以下のコマンドにおいて、コマンド実行時の検索オプション(-f)は使用できません。
opmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)
opmtrcsv2(監視イベントグラフ表示対応ログ変換コマンド)
opmtrget(監視イベント履歴表示コマンド)
以下のコマンドにおいて、録画ファイルの出力先が変更されています。
swrec(操作の録画コマンド)
メッセージについての非互換項目
Systemwalkerコンソールの最大接続数に達して、Systemwalkerコンソールが接続できない場合のメッセージが変更されています。
[V13.3.1以前]
MpBcmsv: 警告: 6221: 最大接続数に達しました。しばらくお待ちください。
[V13.4.0以降]
【Windows】
MpBcmsv: 警告: 6221: 最大接続数に達しました。MpBcmUsrlstコマンドを使用して利用者情報を確認してください。
【UNIX】
MpBcmsv: 警告: 6222: 最大接続数に達しました。MpUsrlst.sh コマンドを使用して利用者情報を確認してください。
運用管理サーバ二重化システム(連携型)において、同一イベントに対して複数のSystemwalkerコンソールから同時にイベント対処(保留)をした際のメッセージが変更されています。
[V13.3.1以前]
MpBcmmt: ERROR: 2130: 監視イベントの更新に失敗しました。
[V13.4.0以降]
MpBcmmt: ERROR: 2130: 複数のユーザが同時にイベントを対処したため、監視イベントの状態を更新できませんでした。
インストールレス型エージェント監視機能において、エラー発生時のメッセージが変更されています。
システムエラーを検出した場合のメッセージが変更されています。
[V13.3.1以前]
MpOpals: エラー: 1018: イベントログ/システムログを監視する処理で異常(%1-%2)が発生しました。
【パラメタの意味】
%1 : 関数名
%2 : 異常が発生した原因
[V13.4.0以降]
MpOpals: エラー: 1018: イベントログ/システムログを監視する処理で異常(%1-%2-%3)が発生しました。
【パラメタの意味】
%1 : 関数名
%2 : 異常が発生したシステムのホスト名またはIPアドレス
%3 : 異常が発生した原因
監視対象システムにログインする時にエラーが発生した場合のメッセージが変更されています。
[V13.3.1以前]
MpOpals: エラー: 1019: %1において、監視対象システム(%2)へログインする際にエラーが発生しました。アカウント、または、ネットワーク環境に誤りがないか確認してください。(%3)
【パラメタの意味】
%1 : 機能名("イベント監視"または"リモートコマンド")
%2 : 監視対象システムのホスト名
%3 : 異常が発生した原因
[V13.4.0以降]
MpOpals: エラー: 1019: %1において、%2通信を利用した監視サーバ(%3)から監視対象システム(%4)へのログインでエラーが発生しました。(%5)
【パラメタの意味】
%1 : 機能名("イベント監視"または"リモートコマンド")
%2 : エラーが発生した通信(“telnet”,“SSH”,“WMI”)
%3 : 監視サーバのホスト名
%4 : 監視対象システムのホスト名
%5 : 異常が発生した原因
監視対象システムの情報を取得するときにエラーが発生した場合のメッセージが変更されています。
[V13.3.1以前]
MpOpals: エラー: 1020: %1において、監視対象システム(%2)の情報を取得する際にエラーが発生しました。システムの設定に誤りがないか確認してください。(%3)
【パラメタの意味】
%1 : 機能名("イベント監視"または"リモートコマンド")
%2 : 監視対象システムのホスト名
%3 : 異常が発生した原因
[V13.4.0以降]
MpOpals: エラー: 1020: %1において、監視サーバ(%2)から監視対象システム(%3)への%4通信でエラーが発生しました。ネットワーク環境に誤りがないか確認してください。
【パラメタの意味】
%1 : 機能名("イベント監視"または"リモートコマンド")
%2 : 監視サーバのホスト名
%3 : 監視対象システムのホスト名
%4 : エラーが発生した通信(“telnet”,“SSH”,“WMI”)
スクリプト(動作設定)画面についての非互換項目
スクリプト(動作設定)画面で1時間以上操作がない場合、スクリプト定義サーバは自動的に終了するようになります。1時間以上操作しない場合は、スクリプト(動作設定)画面を[OK]ボタンクリックで終了させて、そこまでの設定内容を保存するようにしてください。
[Systemwalkerコンソール]の終了時に保存される情報についての非互換項目
[Systemwalkerコンソール]の終了時に保存される情報が、以下のように変更されています。
画面名 | 保存する情報 | V13.3.1以前 | V13.4.0以降 |
---|---|---|---|
[Systemwalkerコンソール] | 画面位置、サイズ | ○(注1) | ○(注1) |
監視ツリーの選択状態 | ○(注1) | ○(注1) | |
スプリッタの位置 | ○(注1) | ○(注1) | |
各メニューの選択状態 | ○(注1) | ○(注1) | |
監視イベント一覧の最大化ボタンの選択状態 | - | ○(注1) | |
フォント設定 | ○(注1) | ○(注1) | |
監視リスト | リストのカラム幅、表示順序 | ○(注1) | ○(注1) |
監視イベント一覧 | [絞り込み条件]タブの選択状態 | ○(注1) | ○(注1) |
リストのカラム幅、表示順序 | ○(注1) | ○(注1) | |
[監視イベント種別]ウィンドウ | 画面位置、サイズ | ○(注1) | ○(注1) |
[操作]ウィンドウ | 画面位置、サイズ | ○(注1) | ○(注1) |
[メッセージ一覧]画面 | 画面位置、サイズ | × | ○(注1) |
リストのカラム幅、表示順序 | × | ○(注1) | |
フォント設定 | ○(注1) | ○(注1) | |
[メッセージ検索]画面 | 画面位置、サイズ | × | ○(注1) |
リストのカラム幅、表示順序 | × | ○(注1) | |
フォント設定 | ○(注1) | ○(注1) | |
[リモートコマンド検索]画面 | 画面位置、サイズ | × | ○(注1) |
リストのカラム幅、表示順序 | × | ○(注1) | |
フォント設定 | ○(注1) | ○(注1) | |
[リモートコマンド実行]画面 | 画面位置、サイズ | × | ○(注1) |
コマンドボタンの表示/非表示 | ○(注1) | ○(注1) | |
オプションメニューの選択状態 | ○(注1) | ○(注1) | |
リモートコマンドグループ定義 | ○(注2) | ○(注2) | |
[リモートコマンド結果]画面 | 画面位置、サイズ | × | ○(注1) |
リストのカラム幅、表示順序 | × | ○(注1) | |
メニューの選択状態 | ○(注1) | ○(注1) | |
フォント設定 | ○(注1) | ○(注1) | |
[マップ表示の設定]画面 | [マップ表示の設定]画面での設定内容 | ○(注1) | ○(注3) |
[リスト表示の設定]画面 | [リスト表示の設定]画面での設定内容 | ○(注1) | ○(注4) |
[監視イベントの表示設定]画面 | [監視イベントの表示設定]画面での設定内容 | ○(注1) | ○(注5) |
[絞り込み条件]画面 | [絞り込み条件]画面での設定内容 | ○(注6) | ○(注6) |
[返答定義]画面 | [返答定義]画面での設定内容 | ○(注7) | ○(注7) |
[デザインの設定]画面 | [デザインの設定]画面での設定内容 | ○(注8) | ○(注8) |
○ : 保存されます
× : 保存されません
- : 機能がありません
注1) [終了時の状態保存]メニューが“ON”の場合、Systemwalkerコンソール終了時、および機能切り替え時に保存されます。
注2) [リモートコマンドグループ定義]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注3) [マップ表示の設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注4) [リスト表示の設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注5) [監視イベントの表示設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注6) [絞り込み条件]画面の[OK]ボタンまたは[新規条件で保存]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注7) [返答定義]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
注8) [デザインの設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。
Systemwalker Operation Manager 画面の呼び出しについての非互換項目
[Systemwalkerコンソール]の以下のメニュー
[イベント]-[連携製品の起動](イベント種別が「バッチ業務」のイベント選択時)
Systemwalker Centric Managerと連携するためのコマンドラインが変更されました。
旧版からのアップグレード時は、旧版で設定されていた連携製品を起動するためのコマンドラインがそのまま引き継がれるため、Systemwalker Operation Manager 画面の呼び出しが正しく行われない場合があります。
Systemwalker Operation ManagerがV13.4.0以降の場合は、以下の設定を行ってください。
[表示]メニューの[デザインの設定]メニューを選択します。
[監視イベント種別ウィンドウ]タブにて、種別[バッチ業務]を選択し、[更新]ボタンをクリックします。
コマンドラインを以下のように変更します。
mpjobweb.exe /T %EVENTTEXT /H %HOST /I %IP /P %PAC /W %SVIP |
アクション定義についての非互換項目
ポップアップアクションで表示するメッセージに"\n"を指定した場合の表示形式が以下のように変更されています。
V13.3.1以前
"\n"のまま表示されます。
V13.4.0以降
改行されて表示されます。"\n"の文字をそのまま表示する場合は、"\\n"を指定します。
アプリケーション起動アクション、およびメール通知アクション(実行コマンド)で指定された実行ファイルを起動する際に、標準出力、および標準エラー出力をクローズして起動していましたが、"/dev/null"に割り当てたあと、起動するようになります。
起動(実行)するシェルで、標準出力、標準エラー出力を別のファイルへリダイレクトしている場合は影響ありません。
運用管理サーバ二重化(連携型)でのポリシー同期に関する非互換項目
運用管理サーバ二重化(連携型)で、主系サーバから従系サーバへのポリシー同期が以下のように変更されています。
V13.3.1以前
主系サーバから従系サーバにポリシー同期する際、監視抑止のポリシーは同期されません。
V13.4.0以降
主系サーバから従系サーバにポリシー同期する際、監視抑止のポリシーも同期されます。
スクリプト格納先についての非互換項目
監視ポリシーが通常モードの場合、Systemwalkerスクリプトをポリシー登録する際の格納先ディレクトリが変更になります。なお、監視ポリシーが互換モードの場合は、変更ありません。
詳細は“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”を参照してください。
【Windows版】 | 【UNIX版】 | ||
V13.3.1以前 | 共通管理ディレクトリ | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpsc\script\common | /var/opt/FJSVssc/script/common |
V13.4.0以降 | スクリプト登録ディレクトリ | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpsc\script\scpol | /var/opt/FJSVssc/script/scpol |
コンソール操作制御についての非互換項目
以下のコンソール操作制御のコマンド実行後のユーザ認証において必要な権限が変更されます。詳細は“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
idchgmanager(マネージャ起動条件記述ファイル変換コマンド)
UNIX版 | |
V13.3.1以前 | スーパーユーザ |
V13.4.0以降 | セキュリティ管理者 |
idorcmanager(操作制御マネージャ起動条件ファイル作成コマンド)
Windows版 | UNIX版 | |
V13.3.1以前 | Administratorグループ、またはDmAdminロールに所属するユーザ | スーパーユーザ |
V13.4.0以降 | セキュリティ管理者 | セキュリティ管理者 |