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Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド
Systemwalker

7.11 V13.3.0/V13.3.1からの移行

Systemwalker Centric Manager V13.3.0/V13.3.1から移行する場合の非互換項目を以下に示します。

本バージョンに移行するには、本節と以下の非互換項目の確認が必要です。順番に確認してください。

  1. V13.4.0らの移行

  2. V13.4.1からの移行

新機能に伴う非互換について

Systemwalker共通ユーザー管理機能についての非互換項目

Systemwalker共通ユーザー管理機能を使用するように設定したシステムでは、それ以前と比べて以下の非互換があります。

ACLマネージャについての非互換項目

セキュリティロールの変更にともない、V13.3.1以前のSystemwalker Centric ManagerとV13.4.0以降のSystemwalker Centric Managerの間で、dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)によりセキュリティ情報の抽出と適用を実施する場合は、以下のことが必要です。

dmmkbat(セキュリティ情報の抽出コマンド)の詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

機能削減に伴う非互換について

サーバ操作制御についての非互換項目

機能改善に伴う非互換について

画面名の変更についての非互換項目

[監視イベントの状態変更]画面、および[監視イベントの状態変更(返答)]画面についての非互換項目

監視マップについての非互換項目

監視イベント一覧についての非互換項目

[デザインの設定]画面(:[カスタマイズ]画面)についての非互換項目

[リモートコマンド]画面についての非互換項目

[Systemwalkerコンソール[ログイン]]画面についての非互換項目

監視マップにおけるオブジェクト稼働状態の表示についての非互換項目

監視マップ/監視リスト/監視ツリー/監視イベント一覧における監視イベント発生時の表示についての非互換項目

Systemwalkerコンソールの背景色に関する非互換項目

Systemwalkerコンソール環境データの移入に関する非互換

旧版環境のデータの移入方法が、以下の項目について変更になります。Systemwalkerコンソール[システム監視]画面のデータについては変更ありません。

[V13.3.1以前]

旧版環境のデータが移入されます。

[V13.4.0以降]

旧版環境のデータが移入されず、V13.4の情報が表示されます。

旧版環境のデータを使用したい場合には、下記の“コピー元”から“コピー先”へデータを上書き保存してください。

Windows(R)の場合】

UNIXの場合】

[Systemwalkerコンソール]のメニューについての非互換項目

[Systemwalkerコンソール]の終了処理についての非互換項目

[Systemwalkerコンソール]の終了処理が、以下のように変更されています。

画面改善についての非互換項目

メニュー名/ボタンの変更についての非互換項目

ネットワーク管理についての非互換項目

資源配付についての非互換項目

ファイル転送についての非互換項目

インベントリ情報の収集についての非互換項目

インベントリ管理についての非互換項目

cmaglenv(インストールレス型エージェント監視サーバ設定コマンド)のオプション「--polling ポーリング間隔」は、指定する必要がない仕様に変更したため削除します。

監査ログ管理についての非互換項目

監査ログ分析についての非互換項目

セキュリティロールについての非互換項目

サーバアクセス制御についての非互換項目

コマンドについての非互換項目

メッセージについての非互換項目

スクリプト(動作設定)画面についての非互換項目

[Systemwalkerコンソール]の終了時に保存される情報についての非互換項目

[Systemwalkerコンソール]の終了時に保存される情報が、以下のように変更されています。

画面名

保存する情報

V13.3.1以前

V13.4.0以降

[Systemwalkerコンソール]

画面位置、サイズ

○(注1)

○(注1)

監視ツリーの選択状態

○(注1)

○(注1)

スプリッタの位置

○(注1)

○(注1)

各メニューの選択状態

○(注1)

○(注1)

監視イベント一覧の最大化ボタンの選択状態

○(注1)

フォント設定

○(注1)

○(注1)

監視リスト

リストのカラム幅、表示順序

○(注1)

○(注1)

監視イベント一覧

[絞り込み条件]タブの選択状態

○(注1)

○(注1)

リストのカラム幅、表示順序

○(注1)

○(注1)

[監視イベント種別]ウィンドウ

画面位置、サイズ

○(注1)

○(注1)

[操作]ウィンドウ

画面位置、サイズ

○(注1)

○(注1)

[メッセージ一覧]画面

画面位置、サイズ

×

○(注1)

リストのカラム幅、表示順序

×

○(注1)

フォント設定

○(注1)

○(注1)

[メッセージ検索]画面

画面位置、サイズ

×

○(注1)

リストのカラム幅、表示順序

×

○(注1)

フォント設定

○(注1)

○(注1)

[リモートコマンド検索]画面

画面位置、サイズ

×

○(注1)

リストのカラム幅、表示順序

×

○(注1)

フォント設定

○(注1)

○(注1)

[リモートコマンド実行]画面
(旧:[リモートコマンド]画面)

画面位置、サイズ

×

○(注1)

コマンドボタンの表示/非表示

○(注1)

○(注1)

オプションメニューの選択状態

○(注1)

○(注1)

リモートコマンドグループ定義

○(注2)

○(注2)

[リモートコマンド結果]画面
(旧:[リモートコマンド]画面)

画面位置、サイズ

×

○(注1)

リストのカラム幅、表示順序

×

○(注1)

メニューの選択状態

○(注1)

○(注1)

フォント設定

○(注1)

○(注1)

[マップ表示の設定]画面

[マップ表示の設定]画面での設定内容

○(注1)

○(注3)

[リスト表示の設定]画面

[リスト表示の設定]画面での設定内容

○(注1)

○(注4)

[監視イベントの表示設定]画面
(旧:[監視イベントの設定]画面)

[監視イベントの表示設定]画面での設定内容

○(注1)

○(注5)

[絞り込み条件]画面

[絞り込み条件]画面での設定内容

○(注6)

○(注6)

[返答定義]画面

[返答定義]画面での設定内容

○(注7)

○(注7)

[デザインの設定]画面
(旧:[カスタマイズ]画面)

[デザインの設定]画面での設定内容

○(注8)

○(注8)

○ : 保存されます

× : 保存されません

- : 機能がありません

注1) [終了時の状態保存]メニューが“ON”の場合、Systemwalkerコンソール終了時、および機能切り替え時に保存されます。

注2) [リモートコマンドグループ定義]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注3) [マップ表示の設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注4) [リスト表示の設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注5) [監視イベントの表示設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注6) [絞り込み条件]画面の[OK]ボタンまたは[新規条件で保存]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注7) [返答定義]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

注8) [デザインの設定]画面の[OK]ボタンをクリックしたときに保存されます。

Systemwalker Operation Manager 画面の呼び出しについての非互換項目

対象メニュー

[Systemwalkerコンソール]の以下のメニュー

  • [イベント]-[連携製品の起動](イベント種別が「バッチ業務」のイベント選択時)

Systemwalker Centric Managerと連携するためのコマンドラインが変更されました。

旧版からのアップグレード時は、旧版で設定されていた連携製品を起動するためのコマンドラインがそのまま引き継がれるため、Systemwalker Operation Manager 画面の呼び出しが正しく行われない場合があります。

Systemwalker Operation ManagerがV13.4.0以降の場合は、以下の設定を行ってください。

  1. [表示]メニューの[デザインの設定]メニューを選択します。

  2. [監視イベント種別ウィンドウ]タブにて、種別[バッチ業務]を選択し、[更新]ボタンをクリックします。

  3. コマンドラインを以下のように変更します。

    mpjobweb.exe /T %EVENTTEXT /H %HOST /I %IP /P %PAC /W %SVIP

アクション定義についての非互換項目

運用管理サーバ二重化(連携型)でのポリシー同期に関する非互換項目

運用管理サーバ二重化(連携型)で、主系サーバから従系サーバへのポリシー同期が以下のように変更されています。

スクリプト格納先についての非互換項目

監視ポリシーが通常モードの場合、Systemwalkerスクリプトをポリシー登録する際の格納先ディレクトリが変更になります。なお、監視ポリシーが互換モードの場合は、変更ありません。

詳細は“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”を参照してください。

【Windows版】

【UNIX版】

V13.3.1以前

共通管理ディレクトリ

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpsc\script\common

/var/opt/FJSVssc/script/common

V13.4.0以降

スクリプト登録ディレクトリ

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpsc\script\scpol

/var/opt/FJSVssc/script/scpol

コンソール操作制御についての非互換項目

以下のコンソール操作制御のコマンド実行後のユーザ認証において必要な権限が変更されます。詳細は“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

変更されるコマンド(1)

idchgmanager(マネージャ起動条件記述ファイル変換コマンド)

コマンド実行後のユーザ認証において必要な権限(1)

UNIX版

V13.3.1以前

スーパーユーザ

V13.4.0以降

セキュリティ管理者

変更されるコマンド(2)

idorcmanager(操作制御マネージャ起動条件ファイル作成コマンド)

コマンド実行後のユーザ認証において必要な権限(2)

Windows版

UNIX版

V13.3.1以前

Administratorグループ、またはDmAdminロールに所属するユーザ

スーパーユーザ

V13.4.0以降

セキュリティ管理者

セキュリティ管理者